しかしステロイド注射は保険適用外ですし、減感作療法は効果が出るのに数年かかります。 ..
これらはアレルギー専用鼻炎薬として、鼻みず、鼻づまり、くしゃみなどの鼻のアレルギー症状緩和を目的としています。医療用医薬品のアレグラ錠とは異なりアレルギー専用鼻炎薬として販売されており、蕁麻疹や皮膚疾患の改善の目的では販売されていませんのでご注意ください。
効果について 「アレグラFX」はどのくらい効果が持続しますか? 「アレグラFX」は、1日2回、朝夕の服用で24時間効果が持続します。
アレグラ錠は制酸剤(水酸化アルミニウ ム・水酸化マグネシウム含有 製剤)やエリスロシン錠(エリスロマイシン)と一緒に服用すると作用に影響が出る薬があります。他にお薬をお飲みの場合は医師、または薬剤師に相談しましょう。
アレグラ錠は比較的安全性が高いお薬で、発現の頻度の高い副作用としては、頭痛、眠気、嘔気などが挙げられます。服用する上で注意が必要となる重大な副作用としては「ショック、アナフィラキシー」「肝機能障害、黄疸」「無顆粒球症、白血球減少、好中球減少」の報告があります。
アレグラFX 5つの強み|アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」
アレグラ錠は継続して服用することで効果が得られるお薬です。おおよそ12時間毎に1日2回服用するようにしましょう。食事の影響を受けませんので、空腹時の服用も可能です。
アレグラ錠30mg・アレグラ錠60mg・アレグラ OD 錠60mg
通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg を1日2回経口投与する。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mg を1日2回、 12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg を1日2回経口投与する。 なお、症状により適宜増減する。
8.1 効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意する ..
フェキソフェナジンはインペアード・パフローマンスを起こしにくいとされています。薬の副作用は軽減されましたが、くすりの効果が出るまでには少し時間がかかる点があります。
参考資料
・アレグラ錠30mg/アレグラ錠60mg/アレグラOD錠60mg|添付文書
・AG とジェネリック、正しく理解して使おう|No.49(2020年9月)Towa Communication Plaza
・アレルギー性鼻炎治療における抗ヒスタミン薬の 最近の話題 総 説|日耳鼻123: 24-29,2020
・アレルギー専用鼻炎薬 アレグラFX|久光製薬株式会社
・小中学生用(7~14才用)アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFXジュニア」|Hisamitsu
・税制について|知ってトクする セルフメディケーション税制|日本一般用医薬品連合会
アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)に含まれている成分や効果
アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)の有効成分は、フェキソフェナジンです。フェキソフェナジンは、医療現場では第2世代の抗ヒスタミン薬と位置づけられ、アレルギーによる鼻炎やかゆみ、蕁麻疹などのアレルギー症状を抑えるために広く使用されるお薬です。
販売開始から20年以上が過ぎた現在では薬の特許が切れているため、サノフィ以外の多くの製薬会社がアレグラ錠の有効成分であるフェキソフェナジン塩酸塩の名前でジェネリック医薬品※を販売しています。
さて、これら第二世代の抗ヒスタミン薬は副作用(眠気や口が乾くなど)が出にくいです。 (鼻アレルギー診療ガイドライン2016より抜粋)
薬を内服して血中濃度が一定になる(定常状態に至る)には、薬の半減期の4~5倍の時間がかかり、その間薬を決められた用法で内服しないといけません。例えばアレグラの場合、半減期が9.6時間なので、その4~5倍、すなわちほぼ2日間、1日2回内服することで体内の薬の濃度が安定した状態になるわけです。
本報告は、フェキソフェナジン塩酸塩を含有する一般用医薬品アレグラFXの「新一般用医薬
抗ヒスタミン薬は、細胞にある受容体にあらかじめ結合することで、ヒスタミンの機能をブロックして鼻症状を抑え込みます。細胞がヒスタミンで一旦刺激されてしまうと、鼻症状が出始めてしまい、後から血中濃度を上げても効果が弱くなります。飛散開始する数日前から内服を初めて、あらかじめ受容体をブロックしておくとより効果が確実です。またTmaxまでの時間が短いものを起床後すぐに内服して、外出時による花粉の曝露をブロックします。効果が不十分な場合は、鎮静作用のないものを朝、弱いものを夕に内服する方法があります。眠気は数日から2週間ほど継続して内服することで弱くなってきます。ただし、薬剤の添付文書に従って車の運転には配慮が必要です。