デュタステリド服用時の注意点として、主に次の4つが挙げられます。
AGA治療の種類や効果、副作用など事前に知っておくべきことについてまとめています。
以下の表は、デュタステリドとフィナステリドを比較したものです。
●未成年者(20歳未満):デュタステリドは20歳未満に対する安全性が確立されていないため、未成年の服用はできません。
デュタステリドとフィナステリドでは血中半減期が大きく異なり、デュタステリドの方が体内に長期間留まり作用を及ぼします。
具体的にはフィナステリドの血中半減期が6-8時間程度なのに対し、デュタステリドのそれは約4週間と非常に長いのが特徴です。
この特徴を利用し「デュタステリドを数日に1回だけ服用してもAGAの治療効果が得られる」とする意見をネットなどで散見します。半減期を考慮すると一理あるとも考えられますが、医学的エビデンスに欠ける方法であるため自己判断で行うことはお勧めできません。
薄毛・AGA治療を検討中の方は、下記のページもあわせてご覧下さい。
AGAは進行性の脱毛症です。何もしなければ髪は薄くなるばかりですが、進行度にあわせて適切な治療を選択することで、改善が見込めます。
結論から言うと、フィナステリドよりもデュタステリドのほうが効果があるとされています。
薄毛・AGA治療を検討されている方は、あわせて以下の記事をご覧ください。
ザガーロは、前立腺肥大症の薬として開発されました。日本では2008年に承認され「アボルブカプセル0.5mg」として販売されています。ザガーロの有効成分を投与した患者に、薄毛の改善効果がみられたため、薄毛治療薬としてザガーロの開発が進められたのです。
デュタステリドの一般的な副作用症状としては、主に性機能障害、乳房腫脹・乳頭分泌などの女性化乳房や精巣痛などが知られています。
デュタステリドの重大な副作用には、以下のような症状が見られます。
左から、治療をしなかったとき→フィナステリドで治療したとき→デュタステリドで治療したときとなり、
この4つの錠剤を飲んでもらって毛髪の本数の変化比較を見ていきます。
デュタステリドの副作用はフィナステリドとほぼ同じと考えて問題ありません。
ただし性機能障害についてはフィナステリドと比べ、やや頻度が高い印象があります。
デュタステリドの服用を開始すると、一時的に抜け毛が増えることがあります。
頭痛や腹痛、下痢については、服用時の体調によっても影響されるものなので、成分による副作用であるとは特定できません。
では、なぜデュタステリドはフィナステリドよりも効果が高いのでしょうか。
フィナステリドもAGA治療薬の一つです。デュタステリドとの違いは、主に抑制する酵素にあります。
デュタステリドを入手するための方法は大きく分けて2つ存在します。
こうした副作用はデュタステリドが男性ホルモンを抑制する作用に由来するものです。しかしながら実際に副作用が現れる頻度は低いと報告されています。ほとんどの人は、重篤な副作用を感じることなく内服できるでしょう。
仮に治療を中止すれば再び抜け毛が増え、薄毛も進行するでしょう。
デュタステリドの効果はフィナステリドと同様、DHTの発生を阻害し抜け毛を減らすとともにヘアサイクルを正常化することでAGAの進行を食い止めるものです。
毛髪数の変化を調べた研究によると、フィナステリドを半年間服用した群では毛髪量が57本増加したのに対し、デュタステリド0.5mgを服用した群は約1.6倍の90本の増加を認めたと報告しています。
このデータだけでデュタステリドの方が優れているとは言えませんが、少なくともAGA治療において「行うよう強く勧める」理由がお分かりいただけると思います。
デュタステリドも、起こる確率は低いですが、他の薬と同じように副作用があります。
初めてAGA治療を検討されている方に向けて、治療の種類や効果、副作用など事前に知っておくべきことについてまとめています。
厚労省お墨付きのデュタステリドでさえ効果がでない方・・・、おられます。
・性機能障害
性欲減退、勃起不全、精子量減少、男性不妊などが挙げられます。
パートナーがおられる方は相談の上で服用を始めることをおすすめします。
・肝機能障害
肝臓の機能障害の程度を示す指標であるAST・ALT・γGTP高値などが挙げられます。
定期的に血液検査を受け、肝機能に異常が無いか調べるようにしましょう。
・初期脱毛
治療開始後にも関わらず抜け毛の量が増えることがあります。
初期脱毛はデュタステリドが作用することで生じる現象のため、ご安心ください。
服用から3ヶ月程度で収まることがほとんどです。
・気分のおちこみ
まれに男性ホルモンの乱れによって抑うつの症状が出ることがあります。
・乳房圧痛/肥大
まれに乳房に痛みを感じたりすることがあります。
これらの副作用が出た方にまだお会いしておりませんが、一定数あるようです。
デュタステリドとは、グラクソ・スミスクライン株式会社が開発したザガーロに含まれる成分です。もともとは、アボルブの有効成分として開発されましたが、AGAの改善効果が期待できることがわかり、改めてザガーロが開発されました。
ザガーロカプセル(デュタステリド)とは? ~効果や副作用について
●女性:女性も未成年同様、服用することはできません。また、授乳中の女性は薬に触れることも禁忌とされています。デュタステリドには「経皮吸収」されるという特徴があり、実験の結果から男児の外生殖器の発達を阻害する可能性が示唆されたためです。
・・・ TOP > 美容TOP > AGA(薄毛治療)> デュタステリド ・・・
ザガーロの主成分はデュタステリドです。デュタステリドは、前立腺肥大症の薬にも使用されている成分で、一般名としても浸透しています。デュタステリド=ザガーロと思っておくと良いでしょう。
デュタステリドの効果と気になる副作用とは?服用時の注意点を解説
デュタステリドは誰でも服用できるわけではりません。以下の条件に該当する方の服用は禁忌とされています。
フィナステリド(プロペシア)とデュタステリド(ザガーロ)の比較
ザガーロは、男性型脱毛症「AGA」に効果が期待できる治療薬です。AGAは、前髪の生え際のM字部分や、後頭部から徐々に髪の毛が薄くなっていきます。薄毛症状には様々なタイプがあるため、AGAかどうかを見極め、適切な治療薬を処方することが重要です。
【AGA治療/薄毛】デュタステリドの真実をお話しします | 美容コラム
デュタステリドは、プロペシアと同じ系統のAGA治療薬です。取り扱いがないクリニックもありますが、効果や副作用、注意点などについて確認しておくことをおすすめします。ここでは、プロペシアに含まれているフィナステリドとの違いや副作用、注意点などについて詳しくご紹介します。
デュタステリド · AGA(男性型脱毛症・薄毛)の新しい治療薬〜デュタステリド
5α還元酵素には、2種のタイプ(Ⅰ型・Ⅱ型)があります。フィナステリドはⅡ型の酵素を抑制するのに対し、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方の酵素を抑制します。デュタステリドは、フィナステリドに比べてより広範囲に作用します。
2016年6月13日より新しい薄毛の薬剤が発売になりました。 · デュタステリドの服用方法
デュタステリドの主な役割は、AGAを発症させる原因に作用し進行を止めることです。
つまり薄毛を予防する守りの薬ということです。
日本皮膚科学会が発行する「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」にてデュタステリドの服用は男性型脱毛症の治療として強く勧める「推奨度:A」と定めらています。
薄毛治療には様々な薬がありますが、デュタステリドも効果性の高い治療薬の一つです。 デュタステリドの基本情報と用途
5α還元酵素はテストステロン(男性ホルモン)をDHT(ジヒドロテストステロン)に変化させる作用があり、このDHTが増加すると抜け毛が進行すると考えられています。
デュタステリドにはテストステロンがDHTに変化するのを阻害する効果があります。
長期間服用を続けても抜け毛や薄毛が改善できない場合は、クリニックにご相談ください。 初期脱毛を誤解している
デュタステリドとミノキシジルは作用機序が異なるため、併用によって副作用が強まるリスクがなく、同時に服用しても問題ありません。