一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
イソトレチノインはのことで、ニキビの根本治療薬としてアメリカをはじめとする海外では30年以上前から使われています。
イソトレチノインは、ニキビができる原因となっている皮脂を抑制させ毛穴詰まりを緩和させるため、治療の効果が非常に高く、と位置付けられているようなものです。
これまで「保険診療でたくさんの外用薬や内服薬を試したけど、ニキビの改善が見られなかった」「長年に渡ってニキビに悩まされてきたので根本的な治療がしたい」といったお悩みを持つ患者様には、試す価値のあるお薬です。
今回はイソトレチノインの効果や作用、気になる副作用や好転反応などについて詳しくご説明していきますので、ぜひご検討ください。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
問題なければイソトレチノインの内服を開始します。
通常1日20mgの内服から開始しますが、体重によっては1日30-40mgとなる場合もあります。
イソトレチノインはで、毛穴の詰まりを抑制する作用、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用などがあり、 です。
(イソトレチノインには「ロアキュタン」「アキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などいくつかの商品名がありますが、全て同じビタミンAの一種から造られています。)
アメリカなどの欧米ではニキビ治療に必要な薬剤として早い段階から認知され、保険適用で処方されてきた歴史がありますが、日本では現状、厚生労働省の承認が降りていないので保険適用外の自費治療薬となっています。
(そのためされており、しなければなりません。)
イソトレチノインの服用に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
イソトレチノイン服用終了後の一定期間は、妊娠を避ける必要があります。
イソトレチノインは皮脂分泌を抑制する作用があるため、ほとんどの患者さまに皮膚や粘膜が乾燥する副作用が生じます。肌の乾燥が気になるときには、唇にはワセリンを、肌にはローションやクリームなどの保湿剤を塗布してください。
イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。
重症のニキビやニキビ跡に効果的な治療薬ですが、重大な副作用を起こす可能性があります。イソトレチノインは厚生労働省からの通知の通り、医師の処方箋なしで個人輸入することはできません。必ず医療機関を受診し、医師の診察を受けてから処方してもらいましょう。
イソトレチノインは皮脂分泌を抑える作用があることから、治療中は皮膚が乾燥しやすくなるので、しっかりと保湿ケアをするようにしてください。口周囲なども乾燥しやすくなるので、リップクリームなどで保湿ケアをしてください。
イソトレチノインをやめた後でも、皮脂の分泌が完全に元に戻ることはありません。
前院を含めると16年以上、延べ1万5000人以上の患者にイソトレチノイン治療を行っています。肌のクリニックは、皮膚科で改善しない重症ニキビ患者さんを中心に、古くから多くの症例を経験しているニキビ治療専門の皮膚科ですので、安心してご相談ください。
イソトレチノインはニキビに対する高い有効性が知られており、難治性ニキビや繰り返しできてしまうニキビに非常に高い効果があります。
また、現在できているニキビへの作用だけでなく、新しいニキビの発生を抑えてくれる作用もあり、内服期間にもよりますが、と言われています。
イソトレチノインは怖い?安全に服用するためのポイントを徹底解説
イソトレチノインは、重度のニキビ治療に非常に効果的な薬ですが、強力な薬であるため、次の通りの副作用が発生することがあります。
トレチノイン、ハイドロキノンは妊娠中、授乳中、妊活中はお使いになれません。念のため、妊活の1ヶ月前からご使用をお控えください。
・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
ニキビ外用薬などとは違って、イソトレチノインは内服型の治療薬のため、時間を要することを事前に確認しておきましょう。
イソトレチノインは皮脂の分泌を抑える作用があるため、ニキビの原因であるアクネ ..
服用期間中とその前後1ヶ月間に性行為をする場合は、必ず避妊を行ってください。
服用期間中とその後1ヶ月間は妊娠、授乳、献血をしないでください。
※妊娠女性への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあります。
中等度~重度の慢性的なニキビで悩んでいる方; 保険治療でニキビが改善せず、再発を繰り返す方 ; 内服できない方
イソトレチノインは、皮脂分泌の抑制や毛穴の詰まりの解消、抗炎症作用によってニキビの発生を抑える強力な効果がありますが、これらの効果が安定し、持続的な改善を実感するにはそれなりの時間を必要とします。
症状には個人差があります#妊活 #妊活中 · tenohira_hitomi 14.4K
イソトレチノインによるニキビ治療は、薬がニキビの根本原因にしっかりと作用し、
トレチノイン・ハイドロキノン | 肌のクリニック 高円寺 麹町
イソトレチノインにはさまざまな副作用が知られているため、「使うのが怖い」と感じる方もいることでしょう。副作用は早期に発見することで、副作用症状の悪化を予防できます。ここでは副作用が怖いときに注意すべきことを紹介します。
「イソトレチノインの効果はいつから実感できるの?」
脱毛、Vビーム、シミ取りなど各種レーザー、IPL光治療、ポテンツァ、ダーマペン、ピーリング、ほくろ除去などの小手術はいずれもイソトレチノイン内服中でも施術可能です。
しかしながら、イソトレチノイン内服中は皮脂の分泌が抑制され、皮膚は敏感な状態にあるため合併症のリスクが高まる可能性がありますので、施術をご希望の場合はご了承ください。
お肌が敏感になりやすいですので、スキンケアを十分に行う必要があります。
イソトレチノイン内服中に開腹手術や美容外科での大きな手術は避けてください。
イソトレチノイン服用終了後の一定期間は、妊娠を避ける必要があります。 女性の場合: 通常、服用中・服用終了後6ヶ月間は妊娠を避けることが推奨されています。 また、妊娠を予定している場合は、イソトレチノインの服用を終了してから、6ヶ月以上経ってから妊活を開始してください。
イソトレチノインの副作用は多岐に渡りますが、代表的なものは皮膚の乾燥と、口、鼻、眼の粘膜の乾燥です。この副作用はほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。
【重大な副作用・注意】イソトレチノイン内服中に妊娠・授乳はNG. イソトレチノインは胎児の先天異常、奇形、流産、早産、死産のリスクがあると言われています。 そのため、服薬期間中と服薬後6ヶ月は妊娠してはいけません。 また、授乳中の内服や、服用開始から6ヶ月間の献血もNGです。
また、イソトレチノインは妊娠中や妊活中の女性には重大なリスク(胎児に奇形を引き起こす可能性)や副作用があるため、使用前に十分な説明が行われ、治療中も定期的に医師の診察を受けることが求められます。
イソトレチノインの重大な副作用は、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすことがあります。妊娠中、妊活中は絶対に内服してはいけません。
イソトレチノイン服用により、中性脂肪上昇・コレステロール上昇・肝障害頻度増加のリスクが上がります。そのため定期的な採血が推奨されており、欧米では
・飲み始める前
・段階的に服用量を上げていき、服用量がピークを迎えた一か月後
というタイミングでの採血が推奨されています。
医学的に合理的なタイミングはあるものの実際日本ではなかなかタイミングを計れないこともありますので、1カ月に1回程度の頻度で採血していれば問題ないと思います。若くて特に持病のない方であれば、服用開始1か月後、3か月後、6か月後に採血すれば十分でしょう。
イソトレチノインを服用中に気をつけるべきことは何ですか? A. 必ず医師の指示に従って服用してください。 服用期間中とその前後1ヶ月間に性行為をする場合は、必ず避妊を行ってください。
イソトレチノイン内服治療後は長期的にニキビが落ち着くことが多いですが、再発することもあります。
再発の際も症状は軽度なことが多いですので、その際はニキビの塗り薬で対応します。
それでもニキビが悪化する場合には、2回目のイソトレチノイン内服を行うことがあります。
ニキビ治療薬イソトレチノイン(アクネトレント)
イソトレチノインは医師の診察により、治療が必要と判断された方のみ使用できる薬です。個人輸入は厚生労働省が推奨していない行為であり、さまざまな副作用の発見を見逃す危険性が高い行為です。イソトレチノインが怖いと感じている方は、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
イソトレチノイン(アクネトレント)|重症ニキビの内服薬
いかがでしたか?
・イソトレチノインはニキビ治療の切り札的な薬であり、キチンと飲めばほぼ確実な効果が出る
・妊娠中、妊活中の女性は絶対服用NG
という点含め、飲み方やメリットデメリットについてご紹介いたしました。
日本の イソトレチノインの使い方は海外から10年以上遅れているため、今後もイソトレチノインの解説は続けてまいります。