ボタン・バネ・ネジセット(コブラ250/300mm用) 8709-01
見比べればすぐにわかるが、コブラはフレームもタンクもシートカウルもGSX-R250Rと共通。カウリングを取り外して丸目1灯ヘッドライトとし、専用メーターとラジエターシュラウドを取り付けて、フロントブレーキを大径シングルディスクにしたのみ。シュラウドの張り出しを強めにすることで、コブラが興奮して頭を広げた姿をイメージしている。
ウォーターポンププライヤー(コブラ) 8705-250・8705-300
その流れを敏感に察知していたのか、スズキは88年6月にRGV250Γをベースにしたネイキッドバージョンのウルフを発売。続く89年9月にはGSX-R250Rベースのコブラを、同12月にはバンディット250を、90年にはGSX-R250ベースのアクロスを投入し、レプリカベースのネイキッドラインアップを拡大していく。これら4台のスペックを見るとすべてベースと同じ45PS。今に例えるならスーパーネイキッドだ。
エンジンはストリートユースにおける俊敏性とレスポンスを重視して5、6速のギア比をローギアード化。フロントタイヤをラジアルからバイアスに変更することで、低い速度域での軽快な取り回しと接地感の向上も図られていた。カウルのない分だけ乾燥重量も4kg軽く、エンジンが吹け切ることの少ない市街地やタイトなワインディングでの戦闘力は、GSX-Rよりも明らかに上だった。
実はバンディット250までの繋ぎだった?! 1989年の2大トピック; 本腰を入れていたら次世代のバイクになりえた?!
地味なデザインが災いしてか大きなセールスにはつながらなかったが、走りのキレとコントロール性を重視する市街地走行中心のベテランライダーには最高の相棒になった。
2スト250ccレプリカのRGV250Γに対するWOLFの関係と同じく、GSX-R250Rベースのネイキッドバージョンとして登場したのがコブラ。同時期に存在したバンディットはストリートユース重視の設計だったが、コブラはGSX-Rのスポーツ性能をそのままに、ストリート向きのルックスに仕立てた造り。
ボタン、バネ、ネジセット(コブラ250/300MM用)。 単品重量・容量:10g
ただストリートスーパースポーツと名乗るだけあって足を軽くするためにわざわざフロントブレーキをシングル化してる。だからストリートだとGSX-R250Rよりコッチが当たり前のように速い。
GSX-Rよりも高く、手前に引かれたハンドル位置によって上体の前傾度は最新250ccスポーツと大差ない程度。しかし車体がコンパクトなうえにステップ位置が高めだから膝の曲がりは大きめで、峠道でのスポーツライディングに合った設定。街乗りやツーリングユースなら初代GSX-R250ベースの「アクロス」やバンディットを、ということだったのだろう。
クニペックス ウォーターポンププライヤー コブラオートマチック 250mm 8711-250
90年代初めのスズキはGSX-R、バンディット、アクロス、カタナ、コブラと、250cc4気筒車を5機種もラインアップしていたことからも、このクラスに注力していたことがうかがえる。
現在では余り注目されていないバイクです。コブラ250はストリートファイターの元祖とも言えるバイクです。
コブラが興奮した時に頭を大きく見せるポーズをイメージした斬新なスタイルにも関わらず大きなヒットは飛ばせませんでした。市場に出回っている数もかなり僅かで知名度も低いので高い金額は期待しにくいです。
ビラーゴ250 イージーライダース製スムースコブラシート(社外品)
GSX-R250Rとは想定される常用速度レンジが異なるため、フロントブレーキは小径ダブルから大径シングルに変更。バネ下荷重が減ることから、多用する低中速域におけるフットワークの向上にも少なからず影響している。
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カウリングのない軽快な外観としつつ、ラジエーターカバーやライト回りなどに独特のデザインを採用し、従来のレーサーレプリカにはない新鮮なモデルとした。GSX-R250Rの水冷4気筒DOHCエンジンを市街地用にセッティングし、ALBOXフレームに搭載。吸気系にスリングショットダウンドラフトキャブレターと、ストレートインテークシステムを組み合わせることで鋭いレスポンスを可能とした。足まわりはラジアルタイヤや、400ccクラス並みの大径310mmのシングルフローティングディスク+異径4ポットキャリパーなどを採用し、高い走行安定性と確実な制動力を可能にした。
かつて存在した、スズキのウルフ250とコブラ。(番外編vol.3157)
ラジアルフローラジエターの両サイドをガードするように取り付けられた、『コブラ』のネーミングの元にもなっているラジエターシュラウド。大きく口を開けた2つのエアアウトレットがスパルタンムードを強調。
【バンディット250】中古バイクの不調原因調査【分解】ヤフオクの闇 ..
GSX-R250Rと同じデザインの3連メーターとインジケーターランプを1枚のパネルに収めた専用メーター。フロントフォークは、中央に突き出たアジャスターを回転させることでスプリングプリロードが無段階に調整できる。
グランツーリスモ7/収録車種 | グラソツーリスモシリーズ総まとめwiki
高い剛性を誇るスタビライザー付きアルミスイングアーム、中空3本スポークホイール、140mm幅の18インチラジアルタイヤ、シンプルなアルミサイレンサー。リアまわりの構成パーツもすべてGSX-R250Rと共通となっている。