『コブラ』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2020年11月放送


本作の製作はキャノン・フィルムズ。チャック・ノリスやショー・コスギ、またはチャールズ・ブロンソンらが主演のアクション映画を量産、80年代に世界中で荒稼ぎした映画会社だ。同社の総帥メナヘム・ゴーランは後にスタローン主演の名作『オーバー・ザ・トップ』(1987年)を自ら監督しているが、両者の合体はこの『コブラ』が最初だった。もともとはパラマウント映画で製作が予定されていたが、その時点での物語は完成作とだいぶ異なっており、荒っぽい刑事がビバリーヒルズの瀟洒な住宅地で大暴れするという物語だった。そう、1984年のエディ・マーフィ主演『ビバリーヒルズ・コップ』は、本来スタローン主演で製作が進んでいた案件だったのである。


主演の映画『コブラ』で主人公の“コブラ”ことマリオン・コブレッティ刑事(スタローン)が使っていた短機関銃といえば分かる人は多いだろう。

マリオン・コブレッティ、通称コブラの造形について思わず長々と書いてしまった。だが本作の見どころはそんな主人公のキャラクター性にこそある。あるいはそれ以上のものは特にない、と言ってしまってもいいのかもしれない。当時アクション俳優として完全に乗りに乗っていたシルヴェスター・スタローンその人が、やりたい放題をやり切った作品。『ランボー/怒りの脱出』、『ロッキー4/炎の友情』(ともに1985年)という超特大ヒット作を送り出した直後だからこそできた、『コブラ』はスターのスターによる、スターのための映画なのだ。

そして『コブラ』といえばこの銃、フィンランド製のヤティ・マチック(レーザーサイト付き)である。映画へ本格的に登場したのはおそらくこれが初めてというこのサブマシンガン、1986年の公開当時は日本でもいきなりトイガンが発売されたりして、にわかに一斉を風靡した。そんなコブラが、ひとたび事件が起きるや黒い50年型フォード・マーキュリーを駆って事件現場に急行。「貴様は病気だ。俺が特効薬さ」との決め台詞を吐いて、悪党を処刑するのである。

COBRA(1986) / 気になる映画の中のガン! : Pekos Gun Box

コブラは武装にもひとかたならぬこだわりを見せる。ジーンズに無造作にブチ込まれたコルト・ゴールドカップ・ナショナルマッチ45口径(象牙のグリップにキングコブラの彫刻入り)。冷蔵庫から取り出した昨夜の残り物のピザを冷たいまま噛りつつ、やはりなぜか冷蔵庫の卵ケースに入れて保存していた整備道具でもって、朝っぱらからこの愛銃を手入れする場面は映画史に残る朝食シーンであるといえる。

だから見てくれも関係ない……かと思いきや、そのあたりには思い切りこだわってみせるのもコブラ流だ。黒いジャケットに黒革のグローブ、レイバンのティアドロップ型サングラスを身につけたワイルドなファッション。口元には常にマッチ棒を咥えている。渋い。実に渋い。

STORY TIME : ゴリラ「コブラではなくゴリラ」 映画紹介

マリオン・コブレッティ、通称コブラ。ロス市警の刑事だ。凶悪犯罪捜査班「ゾンビ・スクワッド」に所属、多少、というか相当荒っぽい手段も辞さない仕事ぶりで知られている。もちろん市警上層部からは煙たがられているが、態度の悪さを指摘されても「ちょっとだけです」と、まるで意に介さない。杓子定規の手続き論より、常軌を逸した犯罪者を退治することこそがコブラにとっては重要なのである。

411型はオリジナルのヤティマティックとほぼ同じ構成ですが、フロントサイトが簡素化され、リアサイトがプラスチック製からスチール製へ変更されています。

コルト・キングコブラ(英: Colt King Cobra)は、アメリカのコルト社の回転式拳銃。 ..

中国のノリンコはヤティマティックのコピーである「411型サブマシンガン」を製造し、9x19mmの他に7.62x25mmトカレフ弾の口径バリエーションを展開しました。

ヤティマティックは1993年から中国のノリンコでコピーが製造され、1995年にフィンランドのゴールデン・ガン社が「GG-95 PDW」のモデル名で再生産しましたが、ビジネスとしては失敗に終わっています。


【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)

1982年、ヤティマティックはフィンランドのヤティ・ティマリ(Jali Timari)によって軍や警察のセキュリティー要員向けに開発されました。

1986年公開の映画「COBRA」の主人公 シルベスター・スタローン扮するマリオン・コブレッティ警部補の銃 ..

や「若き勇者たち(原題:RedDawn)」に登場したことで知られるフィンランドの9mmサブマシンガン「ヤティ・マティック(Jati-Matic)」について解説します。

当時、ウエスタンアームズはヤティマチックを. 映画「コブラ」の劇中に出てきた銃として. モデルアップ・リリースしたのですが、.

娯楽アクションとしてめちゃ面白い映画ですよね!
ジョルジ・P・コスマトスてほんと、職人ですよね。小気味よいアクション演出がたまりません!
シリーズ化したら絶対流行ったと思いますよね。

この3人がたまに揃うと必ず『コブラ』ネタが出てくる。 我々の世代の映画小僧は、多かれ少なかれ『コブラ』から影響を受けている。 ..

スライドを引くと姿を現すのが、大きな段差をもったブラックニッケルメッキ仕上げのコブラ専用バレル。本来は.45口径の太いバレルが装着されているため、その規格に合わせるためにバレル先端部分が太くなっています。トイガン史上稀に見るリアルさで、マニアックな9mmコンバージョンキットを再現しています。

探偵ヨンゴン 義手の銃を持つ男。kossyさんの映画レビュー(ネタバレ)。評価2.5。みんなの映画を見た感想・評価を投稿.

スライド後端には、コンパクトながらも上下/左右方向に調整可能なイライアソンサイトが取付けられています。そのほか、引き易い幅の広いトリガーや、斜めに入れられたセレーションなど、ナショナルマッチならではの装備によって、大変扱いやすい拳銃になっております。ボディカラーは、映画のイメージそのままにロイヤルブルー焼付塗装で仕上げました。

加えて、スタローン主演の映画『コブラ』を覚えておられる方はおられるだろうか

9mm口径ならではの肉厚な銃口を再現したマズルフェイス。映画「コブラ」で、スタローン演じるロス市警刑事、マリオン・コブレッティ(通称コブラ)が愛用するピストルは、銃身が通常の.45口径から、9mm口径仕様に変更されており、その部分もしっかり再現しております。コブラの持つもう一つの愛銃であるヤティ・マチック(サブマシンガン)も9mm口径のため、両方とも同じ弾で使用可能という設定になっています。

スペースアドベンチャー コブラ #銃の構え方が金メダル級な映画.

初めまして、さっちゃんと申します。
スタローンのキャラクターでシリーズ化した『ランボー』、『ロッキー』という作品に比べるとイマイチ目立たない本作ですが私も大好きな映画です。
スタローンの刑事というのは過去に『ナイトホークス』など、いくつかありますが本作は悪役がカルト教団(人間を生贄に捧げるというエグイ教義を持つ)で、それに対するコブラ(スタローン)のアイボリー・グリップにコブラを浮き彫りにしたコルトM1911とヤティマチックで派手々々対決にしたのはうまいと思います。ヤティマチックは『若き勇者たち』でもラストの場面でソ連軍将校が持っていました。ソ連軍の護身用火器という設定だったのだと思います。
物語がカルト教団の殺人を目撃した証人(ブリジット・ニールセン)を守って悪党と闘うという至ってシンプルな筋立てなんですがアクション映画はあまり話を複雑にすると流れが停滞するので、これも評価できる点です。そして刑事ものの定石、メインのストーリーの前にリカー・ショップ(だったかな?)の強盗事件を解決して主人公のスキルを見せるというところも押さえていて好印象。
ところでジョージ・P・コスマトスで私の好きな映画が『トゥームストーン』です。ワイアット・アープの半生を描いた作品ですが奇しくもケヴィン・コスナーの『ワイアット・アープ』と同時期に公開されてて見比べてみましたが『トゥームストーン』がアクション重視、『ワイアット・アープ』がアープの人物像に焦点をあてた作品という印象でした。どちらもいいですが私としてはカーリー・ビル・スピンを実際に見せたり、ジョニー・リンゴーを殺したのが誰かを提示していた点で『トゥームストーン』の方が贔屓ですね。
いろいろ勝手なことを書き連ねて失礼しました。今後ともよろしくお願いいたします。

実家帰ったら激レア!映画『コブラ』で主人公シルヴェスター・スタローンが使ってた銃ヤティマティックを貰ったあまり出回らない貴重な産物だ.

これは、割と大型な武器(マシンガン/サバイバルナイフ/弓)のイメージが強いランボーとの差別化をはかったものと思われますが、これにより、同じようなアクション映画でもランボーとは全く印象の異なる作品に仕上がっています。

映画・DVD・ブルーレイ, 食品, 魚類, 肉類, お米 ..

当然、アクション映画らしいシーンは総じて素晴らしい訳ですが、個人的には、ガンアクションという意味では、の出来かと思っています。

COLT KING COBRA 4inchコルト・キングコブラ 4インチ KSCパックマイヤー 実銃グリップ標準装備。

恐ろしく強いのはアクション映画の主人公として当然として、他者に迎合しない豪快さ(気に入らない上司はぶん殴る!)や傍若無人さ(邪魔な車は押しのけて駐車し、文句を言ってきた相手に逆ギレ!)がある反面、細かな所でちょっと神経質(女っぽい名前を気にしてる/他人の食生活に厳しい)だったりと、カッコイイんだが変なんだかよく分からない魅力があります。

コブラ』、アーケード版『コブラ・ザ・アーケード』、OVA版『COBRA THE ANIMATION』) - 松崎しげる(映画 ..

軽妙洒脱なコメディ・アクションとして書かれていた脚本に、当時飛ぶ鳥を落とす勢いであったスタローンが次々にアイディアを投入。コメディ色は極限まで薄められ、代わりにバイオレンス・アクション要素が注入されていった。主人公の名前がマリオン・コブレッティと変更されたあたりで「これはもはや『ビバリーヒルズ・コップ』とは完全に別物なのではないか……」と悟った製作側がスタローンにお引き取りを願う。かくして『コブラ』に姿を変えた脚本が宙に浮くこととなり、そこへ堂々名乗りを挙げたのがキャノン・フィルムズなのであった。ことの成り行きによっては、いま我々が観ている『ビバリーヒルズ・コップ』も、そして『コブラ』も存在しなかったのかもしれない。映画史にはかくも数奇な巡り合わせがあるものだ。

映画コブラにてシルヴェスター・スタローン演じるコブレッティ刑事が使用してい ..

狂信的なカルト教団による無差別連続殺人事件が続発するロサンゼルス。モデル美女イングリッドが彼らの犯行を偶然目撃したことから命を狙われることに。彼女を守るため、はぐれ刑事“コブラ”ことコブレッティが警護を務めることに。一味の脅威から逃れるため田舎に身を隠す彼らだが、何故かカルト教団に潜伏先が筒抜けで、奴らは襲撃してきた。コブラは、警察とは思えない銃武装と改造車を駆使してたった一人で襲撃者と渡り合う。

シルベスター・スタローン主演の映画コブラのモデルの銃になります。 HW ..

お手本とした「ダーティハリー」は、どこか西部劇を彷彿とさせるもっさりした部分が見られましたが、本作はそれが完全に払拭されており、見事に現在に直結するアクション映画へとブラッシュアップされています。

映画 · TVドラマ · 音楽 · 特撮 · その他 · 舞台 ..

凶悪殺人集団と死闘を繰り広げる一匹狼刑事・コブラの活躍を描くアクション映画。当時絶頂期にあったスタローンが自ら脚本を書き上げ、骨太かつハードボイルドなアクションをこれでもかと連発する。