1日3回、3錠ずつ飲むようにとのことでしたが、内服してしばらくすると、強い眠気に襲われ、ふらついてしまうほどでした。
患者はアレルギー性鼻炎のためにすでにポララミン錠を服用しており、そこにクロルフェニラミンマレイン酸塩が含有されているフスコデ配合錠が処方されている。両剤に含有されるクロルフェニラミンマレイン酸塩の重複処方が医師によって見逃された可能性があり、このまま併用してしまうと、クロルフェニラミンマレイン酸塩の過量投与になる可能性が考えられる。そのため、他の鎮咳薬を提案するか、ポララミン錠の服薬中止を提案する必要がある。
クラリスロマイシンを服用中の患者へベルソムラが処方されていたら? 疾患名:不眠症
頭痛薬や鎮痛薬は解熱鎮痛薬と総称され、代表的なものにはロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム)、カロナール(アセトアミノフェン)、ブルフェン(イブプロフェン)などがあります。
葛根湯と解熱鎮痛薬を同時に服用しても、薬の作用としては問題ありません。ただし、葛根湯は「体を温め、ウイルスや細菌に対する効果を高め、自然治癒力を促進し、結果として解熱する」という働きがありますので、過度に体温を下げないよう注意が必要です。
一方、ロキソニン、カロナール、イブプロフェンなどの解熱鎮痛薬は体温を下げる効果があります。そのため、
併用するかどうかは個別の状況によりますが、と言えます。葛根湯を服用したけれど解熱しない場合や頭痛がひどい場合は、解熱鎮痛薬の使用を検討することもあります。具体的な指示は医師や薬剤師に相談しましょう。
「患者さんは、すでにアレルギー性鼻炎のためにポララミン錠を服用中です。ポララミン錠に含まれているクロルフェニラミンマレイン酸塩は、今回処方されたフスコデ配合錠にも含まれております。フスコデ配合錠中に含まれる活性体としてのクロルフェニラミンマレイン酸塩の量は、ポララミン錠に含まれる量とほぼ同等となっております。また、PL顆粒にも同じく抗ヒスタミン作用を有するプロメタジンメチレンジサリチル酸塩が含有されています。」と疑義照会した。当該医師は「ポララミン錠とフスコデ配合錠に、同じ成分であるクロルフェニラミンマレイン酸塩が含まれていることを知りませんでした」と答え、併せてフスコデ配合錠に含まれるクロルフェニラミンマレイン酸塩で十分量であると判断し、<処方 2>服用中はポララミン錠の服用は一時的に中止することとなった。そこで以下の処方内容の指導および一時的に服薬中止の指導を行うことになった。
次記疾患に伴う咳嗽:急性気管支炎、慢性気管支炎、感冒・上気道炎、肺炎、肺結核。 ..
禁忌のものはありませんが、他の医薬品やサプリメントなどと併用する際には主治医や薬剤師に必ず伝えるようにしましょう。
本ツールにて、「ゾコーバ錠125mg」の電子化されたに記載の相互作用(併用禁忌・併用注意)を検索できます。
最新の情報はをご確認ください。
[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ
フスコデ配合錠の1錠中には、ジヒドロコデインリン酸塩3mg、dl-メチルエフェドリン塩酸塩7mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩1.5mgが含有されている。したがって用法・用量に従えば、1日に13.5mgのクロルフェニラミンマレイン酸塩(6.75mgのd-クロルフェニラミンマレイン酸塩)を服用することになる。一方、ポララミン錠2mg1錠中にはd-クロルフェニラミンマレイン酸塩2mgが含まれており、1日量としては、6mgということになる。今回<処方2>を追加することによってd-クロルフェニラミンマレイン酸塩は倍量に投与されることになる。さらに、PL配合顆粒にも、同じく抗ヒスタミン作用を有するプロメタジンメチレンジサリチル酸塩が含有されている。したがって<処方2>の薬剤を交付する場合には、<処方1>の薬剤は一時中止することが妥当と考えられる。
50代です。お薬の飲み合わせについてお伺いしたいです。現在 耳鼻科より副鼻腔炎でクラリスロマイシン錠(朝) プソフェキ配合錠(朝 夕) フスコデ配合錠(咳がひどいとき)が処方されております。更年期症状があり漢方薬(きゅう帰調血飲第一加減)を1日2回飲んでおります。
今朝から頭がガンガン痛く寒気もしていて市販の風邪藥を飲んだ方がよいのか 鎮痛剤のカロナールを飲んだほうがよいのか 迷っていて クラリスロマイシンと漢方薬は朝に飲み他の薬は飲まずにいます。
先生方に教えていただいたい事は○耳鼻科より処方されている薬と漢方薬の他に市販の新ルルAゴールドDXを併用してもよいのか?
○耳鼻科薬と漢方薬の他にカロナール500を併用してもよいのか?
上記の○印2点になります。
お忙しいとは思いますが宜しくお願いいたします。
気管支を拡張して咳を鎮める効果があります。 通常、気管支炎、感冒・上気道炎、肺炎、肺結核などに伴う咳嗽に用いられます。 ; 使用上の注意
病院で処方される咳止めの一つであるフスコデ配合錠には、気管支を拡張する作用があるdl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれています。
市販の咳止め製品にも気管支拡張成分としてdl-メチルエフェドリン塩酸塩やテオフィリンが含まれているものがあります。そのため、葛根湯との併用には注意が必要です。特に高齢者や持病のある方は医師・薬剤師にご相談ください。
(禁忌)
2.1.重篤な呼吸抑制のある患者[呼吸抑制を増強するおそれがある]。2.2.12歳未満の小児〔9.7.1参照〕。
2.3.アヘンアルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者。2.4.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
2.5.前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[症状を悪化させるおそれがある]。2.6.カテコールアミン製剤投与中(アドレナリン、イソプロテレノール等)の患者〔10.1参照〕。
(重要な基本的注意)8.1.用法・用量通り正しく使用しても効果が認められない場合は、本剤が適当でないと考えられるので、投与を中止すること。また、経過の観察を十分に行うこと。
8.2.過度の使用を続けた場合、不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないように注意すること。8.3.眠気、めまいが起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.18歳未満の肥満、18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群又は18歳未満の重篤な肺疾患を有する患者:投与しないこと(重篤な呼吸抑制のリスクが増加するおそれがある)。9.1.2.気管支喘息発作中の患者:気道分泌を妨げるおそれがある。
9.1.3.心機能障害のある患者:呼吸抑制を増強するおそれがある。9.1.4.呼吸機能障害のある患者:呼吸抑制を増強するおそれがある。
9.1.5.脳器質的障害のある患者:脳血管を拡張し脳脊髄液圧を上昇させるおそれがある。9.1.6.ショック状態にある患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.7.代謝性アシドーシスのある患者:症状を悪化させるおそれがある。9.1.8.甲状腺機能異常のある患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.9.副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者:症状を悪化させるおそれがある。9.1.10.薬物依存の既往歴のある患者:薬物依存を生じるおそれがある。
9.1.11.衰弱者:代謝・排泄機能が低下しているため、副作用が発現するおそれがある。9.1.12.高血圧症の患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.13.糖尿病の患者:血糖のコントロールに悪影響を及ぼすおそれがある。9.1.14.開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
(腎機能障害患者)腎機能障害患者:副作用が発現するおそれがある。
(肝機能障害患者)肝機能障害患者:副作用が発現するおそれがある。
(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(ジヒドロコデインリン酸塩の類似化合物(モルヒネ)の動物実験で催奇形性が報告されている)。分娩時の投与により新生児に呼吸抑制があらわれることがある。
(授乳婦)本剤投与中は授乳を避けさせること(ジヒドロコデインリン酸塩の類似化合物(コデイン)で、母乳への移行により、乳児でモルヒネ中毒(傾眠、哺乳困難、呼吸困難等)が生じたとの報告がある。なお、授乳中でCYP2D6の活性が過剰であることが判明している患者(Ultra-rapidMetabolizer)では、母乳中のジヒドロモルヒネ濃度が高くなるおそれがある)〔15.1参照〕。
(小児等)9.7.1.12歳未満の小児:投与しないこと(呼吸抑制の感受性が高い、海外において、12歳未満の小児で死亡を含む重篤な呼吸抑制のリスクが高いとの報告がある)〔2.2参照〕。
9.7.2.肥満を有する小児、閉塞性睡眠時無呼吸症候群を有する小児又は重篤な肺疾患を有する小児:投与しないこと(重篤な呼吸抑制のリスクが増加するおそれがある)。(高齢者)
用量に注意すること(一般に生理機能が低下しているため、副作用が発現するおそれがある)。(相互作用)
本剤に含まれるジヒドロコデインリン酸塩は、主として肝代謝酵素UGT2B7、UGT2B4及び一部CYP3A4、CYP2D6で代謝される。10.1.併用禁忌:
カテコールアミン製剤(アドレナリン<ボスミン>、イソプロテレノール<プロタノール等>等)〔2.6参照〕[不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある(メチルエフェドリン塩酸塩及びカテコールアミン製剤はともに交感神経刺激作用を持つ)]。10.2.併用注意:
1).中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、三環系抗うつ剤、アルコール[中枢抑制作用が増強されることがある(ジヒドロコデインリン酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩はともに中枢神経抑制作用を持つ)]。2).抗コリン剤(アトロピン硫酸塩等)[便秘又は尿貯留が起こるおそれがある(ジヒドロコデインリン酸塩は抗コリン作用を増強する)]。
3).モノアミン酸化酵素阻害剤、甲状腺製剤(レボチロキシン、リオチロニン等)[メチルエフェドリン塩酸塩の作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること(メチルエフェドリン塩酸塩は交感神経刺激作用を持つ)]。4).ナルメフェン塩酸塩水和物[本剤の効果が減弱するおそれがある(μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される)]。
(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報遺伝的にCYP2D6の活性が過剰であることが判明している患者(Ultra-rapidMetabolizer)では、本剤に含まれるジヒドロコデインリン酸塩の活性代謝産物であるジヒドロモルヒネの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある〔9.6授乳婦の項参照〕。
(保管上の注意)室温保存。