レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)


レクサプロを呑み始めてから1年以上経ちました。今は2錠呑んでいます。とにかく、この薬を呑み始めてから、空気や水でも太るのでは?というくらい体重増加が止まりません。1年で5kgは増えたと思います。
鬱病で処方されたわけではないため、もともとの食欲は普通です。レクサプロを呑み始めてから強いて言えば、甘いものを嗜みたくなりますが、度を越して食べることはしておりません。


レクサプロは体重増加の副作用がありますか?2020/07/02

ヒスタミンは神経伝達物質の1つです。神経伝達物質とは神経から次の神経に情報を伝えていく物質です。ヒスタミンは身体の各部位で様々な情報伝達に関わっており、一例をあげると、などといった作用を身体に及ぼします。ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こすので、アレルギー疾患(花粉症など)の治療にはヒスタミンのはたらきを抑えるお薬(抗ヒスタミン薬)が用いられています。代表的な抗ヒスタミン薬には、などがあります。花粉症でこれらのお薬を服用している方もいらっしゃるかもしれませんね。またヒスタミンが胃に存在するヒスタミン2受容体に結合すると、胃酸の分泌が促されます。胃炎や胃潰瘍などに用いられる胃薬に「H2ブロッカー」と呼ばれるお薬がありますが、これはヒスタミン2受容体(H2受容体)にヒスタミンが結合できないようにしてしまうお薬です。これによって胃酸の分泌が抑えられ、胃壁が荒れにくくなるのです。代表的なH2ブロッカーには、などがあります。こちらの名前もCMなどで聞いた事がある方もいらっしゃるでしょう。これらの他にもヒスタミンは「脳を覚醒させる」というはたらきを持っています。そのためヒスタミンをブロックすると眠気が生じます。例えば市販の睡眠改善薬の「ドリエル」はヒスタミンをブロックする作用を持ちます。このようにヒスタミンは私たちの身体の中で様々なはたらきをしており、これを利用したお薬は、多くの場面で利用されているのです。同様にヒスタミンには食欲を抑制する作用もあります。そしてリフレックスはヒスタミンのはたらきをブロックするため、食欲の抑制をはずしてしまい、食欲をあげてしまいます。これにより体重が増加しやすくなり、太りやすくなるというわけです。

心身をリラックス状態にすると、身体の代謝も低下するため、脂質などが体内に蓄積しやすくなり、体重が増えやすくなってしまうのです。

レクサプロは、代謝が落ちるために太りやすくなる傾向になります。 レクサプロで痩せる原因は、

レクサプロの副作用として、数字にあらわれている以上に多いのが性機能障害です。

レクサプロの副作用で最も多いのは、胃腸症状になります。承認時の臨床試験では、

太る原因と対策を知ることでパキシルによる体重増加を防義ましょう ..

レクサプロの分類されるSSRIは、飲み始めの数カ月は痩せる方向に行くことが多く、その後は太りやすい傾向にあることが報告されています。

看護師にとって、看護技術は覚えることも多くなあなあにしてしまいがちで、周りに聞きたくても聞きづらい状況にいる看護師も多くいます。「看護師の技術Q&A」は、看護師の手技に関する疑問を解決することで、質問したナースの看護技術・知識を磨くだけでなく、同じ疑問・課題を持っているナースの悩み解決もサポートします。看護師の看護技術・知識が磨かれることで、よりレベルの高いケアを患者様に提供することが可能になります。これらの行いが、総じて日本の医療業界に貢献することを「看護師の技術Q&A」は願っています。

ふとデブの歴史と向き合ってみたら、エビリファイじゃなくてジェイゾロフトが太る傾向の原因になってたことに気づいた。 ..

リフレックスは優れた抗うつ剤ですが、体重増加もきたしやすい抗うつ剤であるのもまた事実です。特に若い方など太る事に対して敏感な方は、体重増加によって落ち込んでしまうこともあります。落ち込みを改善させるために抗うつ剤を投与しているのに、抗うつ剤の体重増加で落ち込んでしまえば本末転倒と言わざるを得ません。リフレックスを服用する際には、リフレックスは太りやすいお薬であるという事を事前にしっかりと理解しておく必要があります。ではリフレックスは他の抗うつ剤などと比べるとどのくらい太りやすいのでしょうか。ここではリフレックスの太りやすさのおおよそのイメージをつかむため、他の代表的な抗うつ剤と比較してみましょう。リフレックスの太りやすさを【+++】とした時の、他の抗うつ剤で生じる一般的な体重増加の程度を紹介します(お薬の効きには個人差もあるため、あくまでも目安に過ぎない事をご了承下さい)。SSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)は、神経間に分泌されたセロトニンが神経に取り込まれてしまうのをブロックするお薬です。これによって神経間に長くセロトニンが留まるため、神経間のセロトニン濃度が上がり、うつ病を改善させます。ではSSRIはどのくらい太りやすいのでしょうか。SSRIは多少の抗ヒスタミン作用を持ちます。また落ち込みや不安を改善させる「セロトニン」という物質を増やすため、心身をリラックスさせて代謝を落とします。そのため体重増加はまずまずの頻度で生じます。しかしリフレックスと比べると抗ヒスタミン作用や鎮静作用は弱いため、全体的に見ればリフレックスほどに体重増加は生じません。ただしSSRIの中でもルボックス・デプロメールとパキシルは体重増加に注意が必要です。

レクサプロは、セロトニン2A受容体を刺激します。これによって深い睡眠が妨げられてしまって、睡眠が浅くなってしまいます。


抗うつ薬を2年間服用したら副作用で20キロ太った話【体験談⑨】

レクサプロでよくある副作用や気にされる方が多い副作用について、症状ごとに対策をお伝えしていきます。

Q1:この症状は、レクサプロの副作用ですか? A1:製薬会社が副作用として公表し ..

レクサプロの添付文章(薬の説明書)では、QT延長に注意するように記載されています。

“薬を一度飲み始めたら依存してしまってやめられないのではないか”

18.1作用機序
エスシタロプラムは選択的なセロトニン(5‐HT)再取り込み阻害作用を示し、脳内での細胞外5‐HT濃度を持続的に上昇させることにより5‐HT神経系を賦活化し抗うつ作用を示すと考えられる。
18.2抗うつ作用
18.2.1マウス強制水泳試験において無動時間を短縮した。
18.2.2ラット慢性緩和ストレスモデルにおいて、ストレス負荷により減少したショ糖溶液摂取量をストレス非負荷動物と同程度に回復させた。
18.2.3ラット社会的ストレスモデルにおいて、居住ラットの侵入ラットに対する攻撃行動を単回投与では減少させ、逆に反復投与では増加させた。
18.3セロトニン再取り込み阻害作用
18.3.1ラット脳シナプトソームを用いたinvitro実験において5‐HT取り込みを阻害し(50%抑制濃度は2.1nmol/L)、invivoにおいてもラット前頭皮質中の細胞外5‐HT濃度を上昇させた。
18.3.2ヒトモノアミントランスポータ発現細胞において、エスシタロプラムの5‐HTトランスポータに対する選択性(結合親和性定数の比率)はノルアドレナリントランスポータ及びドパミントランスポータと比較して各々7100倍及び24000倍であった(invitro)。
18.3.3脳内5‐HT神経系の賦活化により惹起されるマウスの行動変化を増強したが、ノルアドレナリン神経系及びドパミン神経系の賦活化により惹起される行動変化には影響を及ぼさなかった。
18.3.4ヒト及び各種動物由来の受容体、イオンチャネル及びトランスポータ(計144種類)を用いた実験において、エスシタロプラムは高濃度でσ1受容体に対する結合性が認められたが、その他の各種神経伝達物質の受容体に対してほとんど結合性を示さなかった(invitro)。

抗うつ薬の副作用として、太ることはあるか?ということです。診察室でよく聞かれますが、実際、現在よく使われる抗うつ薬ではほとんど太りません。

体重は元気になってから運動で落とすことも可能です。せっかく「効果があった」薬を中断してしまうことは、非常にもったいないことです。まずはきちんと薬を飲んで、しっかりと食事を摂って、元気になることを目標に治療を進めるようにしてください。

抗うつ剤には、お薬によって異なる副作用があります。 代表的なものとしては、

治療中に太る原因は、人によってさまざまです。お薬のせいとばかり決めつけず、

抗うつ薬の種類・効果効能・副作用の解説 | 国分寺 精神科 心療内科

しかし、先述の通り体重増加はSSRIの副作用を疑うよりも、薬が効いて食欲が回復してきた可能性を考える方が妥当です。
病気の性質上、こうした回復傾向に対して自覚がないことも多々ありますが、「実際に体重増加として現れるくらい、薬の効果があった」と受け取ることをお勧めします。

レクサプロは、うつ病、パニック障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD ..

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用
11.1.1.痙攣(0.1%)〔9.1.7参照〕。
11.1.2.抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明):低ナトリウム血症、頭痛、集中力欠如、記憶障害、錯乱、幻覚、痙攣、失神等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
11.1.3.セロトニン症候群(頻度不明):不安、焦燥、興奮、振戦、ミオクローヌス、高熱等のセロトニン症候群があらわれることがあり、セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること(異常が認められた場合には投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと)〔2.2、10.1、10.2参照〕。
11.1.4.QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsadedepointesを含む)(頻度不明)〔2.3、2.4、7.2、8.7、9.1.1、10.1、10.2参照〕。
11.2.その他の副作用
1).全身症状:(5%以上)倦怠感、(1~5%未満)異常感、(1%未満)無力症、浮腫、熱感、発熱、悪寒、疲労、体重増加、体重減少。
2).過敏症:(1%未満)発疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒、(頻度不明)アナフィラキシー反応、血管浮腫。
3).精神神経系:(5%以上)傾眠(22.6%)、浮動性めまい、頭痛、(1~5%未満)あくび、不眠症、体位性めまい、感覚鈍麻、易刺激性(いらいら感、焦燥)、(1%未満)アカシジア、睡眠障害、異常夢(悪夢を含む)、激越、不安、錯乱状態、躁病、落ち着きのなさ、錯感覚(ピリピリ感等)、振戦、リビドー減退、歯ぎしり、(頻度不明)パニック発作、精神運動不穏、失神、幻覚、神経過敏、離人症、ジスキネジー、運動障害、無オルガズム症。
4).消化器:(5%以上)悪心(20.7%)、口渇、(1~5%未満)腹部不快感、下痢、食欲減退、腹痛、嘔吐、便秘、(1%未満)腹部膨満、胃炎、食欲亢進、消化不良。
5).循環器:(1~5%未満)動悸、(1%未満)起立性低血圧、QT延長、(頻度不明)頻脈、徐脈。
6).血液:(1%未満)赤血球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、白血球増加、血小板増加、血小板減少、鼻出血、(頻度不明)出血傾向(斑状出血、消化管出血等)。
7).肝臓:(1~5%未満)AST上昇・ALT上昇・Al-P上昇・γ-GTP上昇・ビリルビン上昇等の肝機能検査値異常、(頻度不明)肝炎。
8).筋骨格系:(1%未満)関節痛、筋肉痛、肩こり、こわばり。
9).泌尿器・生殖器:(1~5%未満)排尿困難、尿蛋白陽性、射精障害、(1%未満)頻尿、尿閉、不正出血、勃起不全、射精遅延、(頻度不明)持続勃起症、月経過多。
10).その他:(1~5%未満)回転性めまい、耳鳴、多汗症、(1%未満)副鼻腔炎、味覚異常、脱毛、コレステロール上昇、血中ナトリウム低下、乳汁漏出、胸部不快感、寝汗、羞明、霧視、過換気、尿糖陽性、(頻度不明)視覚異常、散瞳、高プロラクチン血症。

私も10キロ以上太りました、運動しても痩せません!先生と薬剤師さんに聞いても薬と関係ないとしか言わない。食生活も普通なのに‥.

副作用について正しく理解していただき、レクサプサの良い面を治療につなげていきましょう。

そのため治療を開始し、抗うつ薬の効果が出てくるとうつ症状が改善されて食欲が出てきて、その結果として太ってしまう ということもあります。

(禁忌)
2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2.モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中あるいは投与中止後14日間以内(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)の患者〔10.1、11.1.3参照〕。
2.3.ピモジド投与中の患者〔10.1、11.1.4、16.7.2参照〕。
2.4.QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等)[心室頻拍(torsadedepointesを含む)、心電図QT間隔の過度な延長を起こすことがある]〔8.7、11.1.4参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1.うつ症状を呈する患者は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあるので、このような患者は投与開始早期ならびに投与量を変更する際には患者の状態及び病態の変化を注意深く観察すること〔5.1、8.2-8.4、9.1.3、9.1.4、15.1.1参照〕。
8.2.不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、軽躁、躁病等があらわれることが報告されている。また、因果関係は明らかではないが、これらの症状・行動を来した症例において、基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されているので、患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪/精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪等が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行うこと〔5.1、8.1、8.3、8.4、9.1.3-9.1.6、15.1.1参照〕。
8.3.自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる患者に処方する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめること〔5.1、8.1、8.2、8.4、9.1.3、9.1.4、15.1.1参照〕。
8.4.家族等に自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患悪化があらわれるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること〔5.1、8.1-8.3、9.1.3-9.1.6、15.1.1参照〕。
8.5.眠気、めまい等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。
8.6.投与中止(突然の中止)により、不安、焦燥、興奮、浮動性めまい、錯感覚、頭痛及び悪心等があらわれることが報告されているので、投与を中止する場合には、突然の中止を避ける(患者の状態を観察しながら徐々に減量すること)。
8.7.本剤投与によりQT延長がみられていることから、心血管系障害を有する患者に対しては、本剤の投与を開始する前に心血管系の状態に注意を払うこと〔2.4、7.2、9.1.1、11.1.4参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.QT延長を起こすリスクのある患者〔7.2、8.7、10.2、11.1.4参照〕。
(1).著明な徐脈等の不整脈又はその既往歴のある患者。
(2).うっ血性心不全の患者。
(3).低カリウム血症の患者。
9.1.2.CYP2C19の活性が遺伝的に欠損している患者〔7.2、16.1.1、16.1.2、16.5、16.6.4参照〕。
9.1.3.自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者:自殺念慮、自殺企図があらわれることがある〔5.1、8.1-8.4、9.1.4、15.1.1参照〕。
9.1.4.躁うつ病患者:躁転、自殺企図があらわれることがある〔5.1、8.1-8.4、9.1.3、15.1.1参照〕。
9.1.5.脳器質的障害又は統合失調症素因のある患者:精神症状が増悪することがある〔8.2、8.4、9.1.6参照〕。
9.1.6.衝動性が高い併存障害を有する患者:精神症状が増悪することがある〔8.2、8.4、9.1.5参照〕。
9.1.7.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者:痙攣発作を起こすことがある〔11.1.1参照〕。
9.1.8.出血の危険性を高める薬剤を併用している患者、出血傾向又は出血性素因のある患者:出血傾向が増強するおそれがある〔10.2参照〕。
9.1.9.閉塞隅角緑内障の患者:眼圧上昇を起こし、症状が悪化するおそれがある。
(腎機能障害患者)
9.2.1.高度腎機能障害のある患者:本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある〔16.6.1参照〕。
(肝機能障害患者)
肝機能障害患者:本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある〔7.2、16.6.2参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.5.1.生殖発生毒性試験(ラット)において、臨床曝露量を超える高い曝露により胎仔毒性(胎仔体重減少、胎仔骨化遅延)及び出生仔死亡率増加が認められた。なお、動物実験(ラット)において、催奇形作用は認められていない。
9.5.2.本剤のラセミ体であるシタロプラムの生殖発生毒性試験(ラット)において、心血管系異常を有する胎仔数増加が認められたが、再試験においては認められなかった。
9.5.3.妊娠末期に本剤あるいは他のSSRI、SNRIを投与された妊婦から出生した新生児において、入院期間の延長・呼吸補助・経管栄養を必要とする離脱症状と同様の症状が出産直後にあらわれたとの報告がある(臨床所見としては、呼吸窮迫、チアノーゼ、無呼吸、発作、体温調節障害、哺乳障害、嘔吐、低血糖症、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、振戦、ぴくつき、易刺激性、持続性の泣きが報告されている)。
9.5.4.海外の疫学調査において、妊娠中に本剤のラセミ体であるシタロプラムを含む他のSSRIを投与された妊婦から出生した新生児において、新生児遷延性肺高血圧症のリスクが増加したとの報告がある。このうち1つの調査では、妊娠34週以降に生まれた新生児における新生児遷延性肺高血圧症発生のリスク比は、妊娠早期の投与では2.4(95%信頼区間1.2-4.3)、妊娠早期及び後期の投与では3.6(95%信頼区間1.2-8.3)であった。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中へ移行することが報告されている)。
(小児等)
9.7.1.小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.7.2.海外で実施された6~17歳の大うつ病性障害(DSM-4における分類)患者を対象としたプラセボ対照の臨床試験において、6~11歳の大うつ病性障害患者で有効性が確認できなかったとの報告がある〔5.2参照〕。
(高齢者)
用量に留意して、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること(高齢者での薬物動態試験で、血中濃度が高い傾向が認められている)〔7.2、16.6.3参照〕。
(相互作用)
本剤は主にCYP2C19で代謝され、CYP2D6及びCYP3A4も代謝に関与している〔16.4.1参照〕。
10.1.併用禁忌:
1).モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤<リネゾリド・メチルチオニニウム以外>(セレギリン塩酸塩<エフピー>、ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>、サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔2.2、11.1.3参照〕[セロトニン症候群があらわれることがあるので、MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後14日間以内の患者には投与しないこと(また、本剤投与後にMAO阻害剤を投与する場合には、14日間以上の間隔をあけること)(セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まると考えられる)]。
2).ピモジド〔2.3、11.1.4、16.7.2参照〕[本剤のラセミ体であるシタロプラムとピモジドとの併用により、QT延長が発現したとの報告がある(機序は不明である)]。
10.2.併用注意:
1).セロトニン作用薬(トリプタン系薬剤(スマトリプタンコハク酸塩等)、選択的セロトニン再取り込み阻害剤、セロトニン前駆物質含有製剤(L-トリプトファン含有製剤)又はセロトニン前駆物質含有食品(L-トリプトファン含有食品)等、トラマドール塩酸塩、リネゾリド、炭酸リチウム、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’sWort)等)〔11.1.3参照〕[セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがあるので、これらの薬物を併用する際には観察を十分に行うこと(本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強することがある)]。
2).メチルチオニニウム塩化物水和物<メチレンブルー>〔11.1.3参照〕[セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがあるので、これらの薬物を併用する際には観察を十分に行うこと(メチルチオニニウム塩化物水和物はMAO阻害作用を有するため、セロトニン作用が増強される)]。
3).三環系抗うつ剤(イミプラミン塩酸塩、クロミプラミン塩酸塩、ノルトリプチリン塩酸塩等)、フェノチアジン系抗精神病剤、リスペリドン、ブチロフェノン系抗精神病剤(ハロペリドール)、抗不整脈剤(フレカイニド酢酸塩、プロパフェノン塩酸塩)〔16.7.1参照〕[これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、これらの薬剤を減量するなど注意すること(本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害することによると考えられる)]。
4).β遮断剤(メトプロロール酒石酸塩)〔16.7.1参照〕[メトプロロールの血中濃度が上昇するおそれがあるので、メトプロロールを減量するなど注意すること(本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害することによると考えられる)]。
5).シメチジン〔16.7.1参照〕[本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること(シメチジンが本剤の代謝酵素を阻害することによると考えられる)]。
6).オメプラゾール、ランソプラゾール、チクロピジン塩酸塩〔16.7.1参照〕[本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること(これらの薬剤が本剤の代謝酵素であるCYP2C19を阻害することによると考えられる)]。
7).ワルファリンカリウム〔16.7.2参照〕[本剤のラセミ体であるシタロプラムとワルファリンとの併用により、ワルファリンのプロトロンビン時間が軽度延長<約5%>したとの報告があるので、本剤の投与を開始もしくは中止する場合は、プロトロンビン時間を慎重にモニターすること(機序は不明である)]。
8).出血傾向が増強する薬剤(非定型抗精神病剤、フェノチアジン系抗精神病剤、三環系抗うつ剤、アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤、ワルファリンカリウム等)〔9.1.8参照〕[出血傾向が増強することがある(SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増強することがある)]。
9).アルコール(飲酒)[本剤服用中は飲酒を避けることが望ましい(他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている)]。
10).QT延長を起こすことが知られている薬剤〔9.1.1、11.1.4参照〕[QT延長を起こすおそれがある(併用によりQT延長作用が相加的に増強するおそれがある)]。
(過量投与)
13.1.症状
海外において、本剤1000mgを超える過量投与が報告されている。また、本剤を過量投与した患者において、死亡例が海外で報告されている(主な症状として、中枢神経障害(めまい、振戦、不安、焦燥、興奮、セロトニン症候群、痙攣、昏睡)、胃腸障害(悪心・嘔吐等)、心血管障害(低血圧、頻脈、QT延長、不整脈)、電解質及び水分バランス異常(低カリウム血症、低ナトリウム血症)等が報告されている)。
13.2.処置
過量投与時、特異的な解毒剤は知られていない。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報
15.1.1.海外で実施された大うつ病性障害等の精神疾患を有する患者を対象とした、本剤を含む複数の抗うつ剤の短期プラセボ対照臨床試験の検討結果において、24歳以下の患者では、自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが抗うつ剤投与群でプラセボ群と比較して高かった。なお、25歳以上の患者における自殺念慮や自殺企図の発現のリスクの上昇は認められず、65歳以上においてはそのリスクが減少した〔5.1、8.1-8.4、9.1.3、9.1.4参照〕。
15.1.2.主に50歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において、選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び三環系抗うつ剤を含む抗うつ剤を投与された患者で、骨折のリスクが上昇したとの報告がある。
15.1.3.海外で実施された臨床試験において、本剤を含む選択的セロトニン再取り込み阻害剤が精子特性を変化させ、受精率に影響を与える可能性が報告されている。
15.2.非臨床試験に基づく情報
15.2.1.ラット反復投与毒性試験において、本剤投与後に、心毒性(心筋炎に基づくうっ血性心不全)による死亡が認められている。心毒性は本剤のCmaxに依存して発現するものと考えられ、発現の閾値におけるラット及びヒト曝露量の乖離は約8倍と推察されている。
15.2.2.ラット反復投与毒性試験において、本剤投与後に、肺リン脂質症、精巣上体リン脂質症及び副腎リン脂質症に関連する所見(光顕的に認められる泡沫状肺胞マクロファージの集簇及び細胞空胞化)が認められ、これらの所見はヒトにおける曝露量よりも低い曝露量より認められた(休薬により、リン脂質症に関連する所見は回復した)。
(保管上の注意)
室温保存。

『治らないめまい』は『PPPD』かも? 治療薬はSSRIが効く

私の場合、本当にレクサプロと体重増加は関係ないのでしょうか。1ヶ月前よりも1.5kgは増え、増え続ける体重と大きなサイズを買わなければならない洋服選びが恐ろしくて仕方ありません。どうか、レクサプロと体重の関係について教えてください。そして、レクサプロをやめたら、体重は元に戻るのでしょうか。