ザルティアは保険適用されますが、シアリスは原則保険が適用されません。
前立腺肥大症とは、名前の通り前立腺が肥大することで、排尿にさまざまな症状を引き起こす疾患です。
ED治療を目的とする場合は、ザルティアではなくシアリスを選択しましょう。
今回はザルティアとシアリスの違いや、ED治療への適応性について解説します。
前立腺肥大症は排尿に関する症状だけでなく、EDも併発しやすいことがわかっています。
シアリスは三大ED治療薬の一つで、下記のような特徴があります。
※上記は自費診療で処方する場合の費用です。保険診療で前立腺肥大症による排尿障害の治療を受けるには、泌尿器科の診療受付時間内に直接ご来院ください。
今回は前立腺肥大症とEDの関係や、EDを併発したときの治療や対策について解説します。
ザルティアはED治療薬「シアリス」と同じ有効成分を含んだ薬ですが、
※上記は自費診療で処方する場合の費用です。保険診療で前立腺肥大症による排尿障害の治療を受けるには、泌尿器科の診療受付時間内に直接ご来院ください。
前立腺肥大症によるEDを心配している方、もしくはすでにEDを発症している方は、ぜひ最後までお読みください。
次のようなシアリスの併用禁忌薬を使っている場合、使うことはできません。
以上、ED治療薬を処方する前にわたしが考えているポイントを上げました。
もちろん患者さんの症状を伺った上で、ケースバイケースで必要な検査をおすすめします(お話だけのときもあります。)
ザルティアは保険適用されますが、シアリスは原則保険が適用されません。前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療は保険適用であるのに対し、EDの治療は保険適用外であるためです。シアリスという名前のままでは保険適用で処方できないため、ザルティアに名前を変えて厚労省に承認されました。したがって、ザルティアの処方が保険適用されるのは前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療目的で処方された場合のみです。なお、
ザルティアの有効成分はタダラフィルなので、ED治療薬として使うことは可能です。しかしザルティアはED治療を目的とした薬ではないため、もし重篤な副作用が現れた場合に「医薬品副作用被害救済制度」を受けられなくなります。医薬品副作用被害救済制度とは、重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。医薬品を正しく使用していることが前提なので、ザルティアをED治療で使用した場合は適応外となります。そもそも医療機関で「ED治療のためにザルティアを処方してほしい」と伝えても、処方してもらえません。
[PDF] 前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤 (ホスホジエステラーゼ5阻害剤)
安価なザルティアが販売されているのを見かけ、「シアリスではなくザルティアでいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
前立腺肥大症に伴う排尿障害日本人患者を対象とした第Ⅱ相二重盲検
併発のメカニズムとして、前立腺肥大症によって骨盤内の血流が少なくなることが考えられますが、はっきりと解明されていません。
29)高齢者(シアリス錠:2007年7月31日承認、申請資料概要
しています。
目的が異なるため、基本的には
ザルティアとシアリスは、1錠に含まれるタダラフィルの用量が異なります。それぞれの用量は下記の通りです。
第112話:前立腺肥大症にはシアリスが有効? [カウンセラー/森下]
前立腺は直腸と恥骨の間にある臓器で、膀胱の出口で尿道を取り囲んでいます。前立腺肥大症では前立腺が大きくなることで尿道が圧迫されるため、尿が出にくくなるのです。
さて、弊社製品の勃起不全治療剤『タダラフィル錠10mgCI/20mgCI「サワイ」』、前立腺肥大症に伴う排 ..
前立腺は、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの一種による影響で、加齢とともに肥大し、排尿困難などを引き起こす原因となります。アボルブは、デュタステリド(5α-還元酵素阻害薬)というお薬で、DHTの産生を抑える効果があり、肥大した前立腺組織の退縮効果があります。
厄介者の前立腺の3大疾患として、前立腺癌、前立腺肥大症、慢性前立腺炎があります。 ..
ザルティアの有効成分である「タダラフィル」には前立腺や膀胱の筋肉を緩める効果があり、前立腺肥大症による排尿障害を改善します。
(8) 「相互作用・併用注意」のタダラフィル(シアリス)に「勃起不全、前立腺肥大症に伴う排尿障害
また、50才以上の中高年層の患者さんでは、前立腺の肥大はないかチェックすることも重要ですED以外に排尿の症状はないか(勢いがない、トイレに夜何度も起きる、終わったあとキレが悪いなど)を下部尿路症状といいますが、前立腺肥大とEDはとても関連深く、治療によりおしっこの症状が良くなると、EDが治ることもよくあります。
前立腺の検査は、痛みもなく超音波検査や勢いを測定することでわかります。もちろん保険がききます。現在では前立腺肥大症のお薬が良く効くので、肥大症の治療をすることで、おしっこも快調になり、勃起力も回復しED治療薬を飲む必要がなくなる人がたくさんいます。
EDと前立腺肥大症のある患者さんのお薬にはタダラフィル(ザルティア)が最適と思われます。ザルティアは商品名が異なるだけでED薬シアリスとまったく同じ成分です。量の規格が異なるだけです。保険が効きますし、EDが気になる前立腺肥大症の方には良い適応です。
また、男性更年期の症状のある方は、うつ症状もあることが多く昔からうつとEDは関連が深いと考えられてきました。血液検査で男性ホルモン値が明らかに低い時に男性ホルモンを補充すると、倦怠感ややる気のなさ、うつ症状が改善し、その結果、朝立ちがよみがえり、EDがなおる方がいます。
ザルティアは日本新薬より販売されている前立腺肥大症の治療薬です。 ..
前立腺肥大症とEDを併発している場合、EDを改善するには次の方法があります。
ED(勃起障害)に対してもシアリスと同様の効果を発揮します。 ..
まずはEDを併発する原因となる、前立腺肥大症の治療が必要不可欠です。
食事の影響(シアリス錠:2007年7月31日承認、申請資料概要
ザルティアは、すべての方のお身体・症状に適するわけではありません。
本来の目的以外で使用する場合、重篤な副作用が発生した場合の補償を定めた副作用救済制度の対象となりません。
(2014年1月発売から2023年7月現在まで、制度の対象となった副作用の事例はまだありません)
心臓病の薬としてよく用いられるニトログリセリンなどの硝酸剤を使用中の方はザルティアを服用してはいけません。
また疾患・病歴やその他服用されている薬剤などによりザルティアの使用ができない方がいらっしゃいます。
注意事項・併用禁忌薬をご確認のうえ、使用に際しては必ず医師にご相談いただくようお願いします。
ザルティア錠はタダラフィルを成分とした前立腺肥大症の治療薬です。 同じ成分の薬剤で勃起障害(ED)の治療薬がシアリス錠です。 ..
前立腺肥大症の治療は生活指導と薬物治療が中心となり、それらで改善が見込めない場合は外科的治療が行われます。
4月1日から、不妊治療への保険適用を踏まえ、男性不妊症治療目的としてのED治療薬(バイアグラとシアリスのみ)が保険適用となります。
ザルティアとシアリスは同じ有効成分の薬ですが、下記のように処方される目的が異なります。
~処方。バイアグラ25mg:1錠1300円 レビトラ10mg:1錠1500円 シアリス ..
前立腺肥大症の治療も大切ですが、並行してED治療も推奨されます。
タダラフィル(シアリスR)には、どのような副作用がありますか?
前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬として使用されるザルティアですが、有効成分はED治療薬のシアリスと同じくタダラフィルです。
タダラフィル(シアリスR)には、どのような副作用がありますか? ..
(※1)とされており、前立腺肥大症の方がED治療薬を服用することも問題ありません。
前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤(ホスホジエステラーゼ5阻害剤); 総称 ..
ED治療薬を服用すると30〜60分程度(薬の種類による)で勃起しやすい状態となるため、前立腺肥大症が改善されるまでは、ED治療薬に頼るのがいいでしょう。