以下の抗菌薬投与を検討することを推奨する。 アモキシシリン水和物内服5〜7日間
なぜ飲みきらないといけないのか。飲みきらないとぶり返してしまうことがあり、更に厄介な薬剤耐性菌を生むきっかけを作ってしまうからです。
しっかり飲む事も大事です。 1日何回、何日間と決められた量をきちんと飲まないと、治療が中途半端になったり、
上記の重症度、リスクファクター、原因菌の推定を加味して、抗菌薬を選んでいくわけですが、大人における基本の治療もアモキシシリンであり、投与期間は5日間を原則します。
多少の時間のずれは気にしなくても構いません。食事をしなくても、回数として3回はくすりを服用して下さい。
また、飲み忘れた時には、気がついた時に飲んで下さい。 なかには、胃に負担を与えるものもありますので、おやつ程度のものをつまんでから飲むのが良いと思います。
回数合わせで、一時に2回分を飲むことは絶対しないで下さい。次の服用まで最低4時間はあけて下さい。
こととし、その際には、アモキシシリン水和物を 10 日間内服することとする。 ..
抗生物質を飲むのを途中でやめてしまうと、治っているように見えても、抵抗力のある菌がやっつけられずに残ってしまいます。その状態でぶり返してしまうと抵抗力のある菌が増殖し、次に同じ抗生物質を飲んでも効きにくくなってしまうのです。
さて、重症度分類とリスクファクターの評価を行い、原因菌の検索を行いましょう。
検体をグラム染色で染め、以下の予測も行っておくとよいでしょう。
[PDF] アモキシシリンカプセル125mg「日医工」 アモキシシリン ..
患者さんの状況によって細かく分かれるため、尿路感染症の分類はやや難しいですが、ここでは、尿路を逆行的に感染が広がるという考え方で、膀胱炎→腎盂腎炎→ウロセプシス(腎盂腎炎からの敗血症)の順番で重篤化するという考えのもとご説明します。尿路感染の多くは、尿道からの細菌侵入により起こるため、原因菌の多くは好気性グラム陰性桿菌ということになります。
抗生物質によってそれぞれ効き方も違いますし、菌の種類や症状によっては同じ薬でも有効な回数や日数なども違ってきますので、用法用量を守って飲むようにしましょう。
オメプラゾールとして 1 回20mgの 3 剤を同時に 1 日 2 回
※日本鼻科学会「急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン2010年版」にもとづく
尿路からの細菌侵入が原因となることが多いため、中でも若い女性では、1種類の細菌が原因となる単純性膀胱炎の可能性が高くなり、また、もちろん、病院などでは尿沈渣の鏡検を行い、これらの区別をすることが最も大切なことになります。
さて皆さんは、膀胱炎の患者さんを診るとどんな抗菌薬が思い浮かびますか?セフェム系?ニューキノロン系?そう!合っています。ただし、どちらを使うべきか正しく区別できているでしょうか?
レボフロキサシンなどのニューキノロン系抗菌薬は、非常に切れ味もよく、1日1回程度の内服で済むことから、よく使用される薬の1つです。ただ、便利に使用できるからこそ耐性が大きな問題になっており、現在のガイドラインでは以下のように区別して使用することが推奨されています。