(例)アモキシシリンを1回250㎎服用した場合の乳児の理論的薬剤摂取量


これらの薬は 厚生労働省所管の国立成育医療研究センター が授乳中に安全に使用できると公表している薬に該当するか、該当する薬に置き換えることが出来ます。


乳児が実際にアモキシシリン水和物を処方される場合は、20~40mg/kg/day ..

現在、授乳中の薬の使用に関する研究から、薬の多くは母乳中に移行するがその移行する量は非常に少ないことがわかっています。

歯科で使用する代表的な抗ウイルス薬「アシクロビル」「バラシクロビル」は両方とも授乳中に安全に使用できると考えられています。

授乳婦 6 例にアモキシシリン水和物として500mg(力価)注1)

上の表で成分名が”セフ~”となっているのがセフェム系です。ぱっとみて多くのセフェム系が安全だとされているのがわかります。上の表に記載されていない薬でも授乳中に安全に使用できると考えられているお薬もありますので、お薬を使用される際は主治医の先生と相談して決めるようにして下さい。

※注 上記の表は、授乳中の使用に関する研究があるものを厳選して作成されています。このため、授乳中の使用に関する研究がないものは記載されていません。表に載っていない薬でも、同じような効き目のある薬の情報から、授乳中に安全に使用できるとされている薬もあります。

アモキシシリン水和物の小児感染症に対する最大投与量の変更については ..

また、母乳を中止して人工ミルクに変更した場合は、アレルギーなどの有害事象が生じるリスクがあります。授乳中の薬の使用により赤ちゃんに有害事象が生じた報告はわずかしかありませんが、人口ミルクによるアレルギーなどの有害事象の報告はそれより多く報告されています。

歯科医師
広島県歯科医師会・会員
広島市介護認定審査委員経験者(1999年~2003年在籍)
臨床研修指導歯科医
広島デンタルアカデミー専門学校 講師
ケアマネージャー資格保持者
広島県がん診療連携登録歯科医

CDCの11月16日付け こどもおよび授乳中の女性の炭疽症予防投与

母乳で育てることには多くの利点があり、多くのお母さん方はご自身の母乳で赤ちゃんを育てたいと望まれているのではないでしょうか。
しかしお母さんがお薬を服用する場合には、赤ちゃんへの影響が心配になると思います。
現在、授乳中の薬の使用に関する研究から、薬の多くは母乳中に移行するがその移行する量は非常に少ないことがわかっています。
薬を飲んでいるお母さんは必ずしも母乳をあげることをあきらめなければならないわけではありません。
個々のお薬についての正しい情報を基に、主治医の先生と相談しながら決めることが大切です。

下の表は歯科や口腔外科で使用することのある薬の一覧で、実際に院長の樋口均也が過去に処方したことのある薬です。ただし、処方したのは授乳中の患者様とは限らず、そうでない患者様が大多数です。


2) 授乳婦:授乳中の女性への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、

歯の治療や口腔外科の治療の際に「授乳中なので薬は飲めません」とおっしゃる患者様がいらっしゃいます。歯科で処方する薬で最も多いのは抗生物質と消炎鎮痛剤であり、これらは数回もしくは数日間だけ服用する性質の薬です。これらは治療の必要上服用する必要性の高いものであり、授乳中だからと我慢するのは望ましくありません。

アモキシシリンカプセル250mg「日医工」[感染症]の基本情報

A:妊娠中は、服用して吸収された薬の成分が血液を通じて胎盤に伝わります。受精した卵子が細胞分裂を繰り返しながら、少しずつ人間の体になる過程で薬が悪い 作用をもたらすことを「催奇形性」といいます(サリドマイド薬害が代表的)。妊娠後期になり、胎児が大きくなる時期に及ぼす悪影響は「胎児毒性」といいま す。
しかし、かぜ薬、頭痛薬、胃薬などを常識的な範囲で使用している限り、まず問題ないでしょう。抗がん剤など一部の薬をのぞき、市販薬には危険性の高い薬はありません。
大事なことは妊娠を希望しているとき、妊娠の可能性があるときは、不必要な薬を飲まないことです。無用な心配もしなくてすみます。どうしても薬が必要な ときは、必ず医師や薬剤師の指導のもとで使用してください。慢性疾患で薬を使用している方が妊娠を希望する際は、事前に主治医とよく相談しましょう。より 影響の少ない、安全な薬に変えることもできます。

[PDF] アモキシシリン水和物 小児感染症に対する最大投与量の変更

お母さんが飲んだ薬は母乳中にも移行し赤ちゃんの体の中にも入っていきます。しかし、母乳に移行する薬はかなり薄められており、赤ちゃんに悪い影響が出ることは一部の例外を除いてありません。抗生物質や消炎鎮痛剤は赤ちゃんにも飲ませることのある薬であり(大人より量は少なくしてですが)、少々母乳に入っていても問題にはなりません。