夏になるとよく風邪をひく、咳がいつまでも出る…もしそんな症状があっ ..


ただし、これらの薬の選択は症状の種類や程度によって異なるため、自己判断での服用は避け、必ず医師の指示のもとで、治療することが大切です。


※咳喘息や喘息の正体は咳ではありません! 花粉などの様々なアレルゲンや風邪・咽頭痛をきっかけに、気道のアレルギー的な炎症が正体です。

→アレルギー性のメカニズムで生じる咳に良く効きます。花粉症の薬として使われる薬が咳にも効くことがあります。

せきは体内から異物や病原体を出すための反射です。特に、からせきを起こす原因の多くは風邪です。風邪とは、多くがウイルスが鼻やのどの奥に感染し、からせきだけでなく鼻汁、のどの痛み、たん、微熱などの症状を伴う病態です。風邪によるせきは通常3日以内でピークを越えて、次第に症状が治まります。一方で、数日以降もからせきが長引く場合、マイコプラズマ、クラミジア、百日咳菌や、抗酸菌などによる気管支炎・肺炎を考えます。ただしウイルスの中でも新型コロナウイルス感染症は、数日間症状が遷延し、さらに息切れを伴い重症化する可能性があります。
感染症以外では、気管支喘息・咳喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症、一部の降圧薬の副作用、間質性肺炎、なども考えられます。このほか、一部のウイルス感染は、感染自体が収まっても気道が過敏な状態が継続し、感染後咳嗽とよばれる長期間のせきの原因となります。
特に気管支喘息によるせきは、夜に布団の中で寝ているときや日中運動した時に多かったり、 春や秋に悪化したりするなど、症状に変動があることが特徴です。どれにもあてはまらない時には、精神的ストレスが関係する心因性のせきということもあります。呼吸器内科ではこれらの疾患の鑑別を積極的に行なっておりますので、からせきが長引き心配な場合には受診してください。

鼻水は鼻の鼻粘膜(鼻腔)からの分泌物で、風邪で鼻の炎症がおこったり、アレルギー ..

→風邪やインフルエンザなどでも出されることが多い一般的なお薬と言えると思います。小児科などでも出されたことがある方がいるかもしれません。

なお、紅茶やハチミツなども咳を鎮める効果があると言われています。風邪が治った後に長引くちょっとした咳に悩んでいる方などは優雅なアフターヌーンティで咳対策をしてみるのも良いかもしれません。

夏から秋にかけての台風の季節に季節性の風邪が園や学校で流行することがよくあります。 ..

朝晩と日中の温度差が大きくなる季節の変わり目。この時期になるとなんだか鼻がムズムズしたり、くしゃみを連発したり――。そんな症状に心当たりはありませんか? その正体は、近年注目を集めている「寒暖差アレルギー」かもしれません。そこで、症状が似ている風邪やアレルギー性鼻炎との違いから予防法まで、池袋大谷クリニックの大谷義夫院長に伺いました。

一般的には、初期の風邪が疑われますが、アレルギー性鼻炎の可能性も考慮します。

風邪を引いた後に、後鼻漏が続く方もいます。そのような場合は慢性上咽頭炎の可能性があります(後述)。 アレルギー性鼻炎

対応はもちろん患者さんごとによりますし、やはり咳の原因として何か悪いもの(肺炎・気管支炎・癌・喘息・COPDなどなど)が無いかはしっかりと見極めて治療が必要となります。その上で、咳止め薬を使用していくことになると思います。

こどもは大人よりも風邪をひきやすく、さまざまなウイルス感染を繰り返す特徴があります。風邪と呼ばれるウイルス感染でも、アレルギー性鼻炎と同じように鼻水やくしゃみが出ることも多々あり、保育園、幼稚園、学校など集団生活をすることで、これらの症状を繰り返すのも、こどもの特徴です。


また、こどもは風邪の後で咳が長引くことが多いのですが、これは風邪による気道の ..

しつこい咳は実に厄介ですね。咳のせいで眠れない、息が苦しいなどはもちろんですが、最近は人が集まる場所で気にされてしまう(患者さんだとデイサービスなどで白い目で見られてしまう・・・など)という問題もあって精神的にも辛いものがあります。

治療は抗アレルギー剤かステロイド(吸入または内服)がよく効きます。 風邪をひいた後に長引く咳

一概には言い切れません。透明でサラサラの鼻水でも、垂れてくる場合には何らかの異常(風邪・アレルギー)が起こっている可能性があります。

・抗ヒスタミン薬(アレグラ、アレロック、ポララミンなど) 花粉症の薬として使われる薬が咳にも効くことがあります。 2023年4月17日

風邪の鼻汁とアレルギー性鼻炎の鼻汁の見分け方は以前のブログ『風邪の鼻汁か?それともアレルギーの鼻汁か?』()で触れてみました。

【薬剤師が解説】花粉症の咳におすすめの市販薬はどれ?9選を紹介

クリニックを受診し「アレルギー性鼻炎」と診断されているお子さんの話を詳しく聞くと、ただの風邪の繰り返しであるケースも本当にたくさんあります。

風邪によるせきは通常3日以内でピークを越えて、次第に症状が治まります。一方で ..

かぜを起こすウイルス感染症は、有効な薬剤がないため症状を和らげる治療中心になります。気管支喘息・咳喘息では気道の炎症と過敏性を抑えるために吸入ステロイド薬を投与し、症状が強い時には気管支拡張薬を追加します。アトピー咳嗽では吸入ステロイド薬やアレルギーを抑える薬剤が有効です。胃食道逆流症では胃酸を抑える薬を使用します。降圧薬の副作用が考えられる場合は薬の種類を変更します。このほか、からせきが強く、体力の消耗や不眠など不快な症状を起こす場合には、せき自体を抑制するせき止め薬(鎮咳薬)を使用します。鎮咳剤は中枢性鎮咳薬(麻薬性・非麻薬性)と末梢性鎮咳薬に大別されます。中枢性鎮咳薬は脳のせき中枢を抑制し、原因によらず非特異的にせきを抑えます。代表的な中枢性鎮咳薬として麻薬性鎮咳薬にはコデインリン酸塩水和物(コデインリン酸塩®)、ジヒドロコデインリン酸塩(ジヒドロコデインリン酸塩®)、非麻薬性鎮咳薬にはデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(メジコン®)、チペピジンヒベンズ酸塩(アスベリン®)などがあります。一方末梢性鎮咳薬としては、気道内のせきを起こす神経に働いて、反射を抑制するゲーファピキサントクエン酸塩錠(リフヌア®)が特に8週間以上続く難治性のからせきに用いられています。なお、これらの薬剤の効果が乏しい場合には、もう一度基本に戻り、隠れたせきの原因がないかをよく検査する必要があります。

しかし、風邪には「ウイルスによる感染」、花粉症やアレルギー性鼻炎には「花粉 ..

副鼻腔炎の分類として「急性と慢性」以外に「鼻ポリープを伴う/伴わない」「好中球性/好酸球性」「上顎洞優位/篩骨洞優位」があります。好酸球性副鼻腔炎は、篩骨洞に起こりやすく、鼻ポリープを伴うことが多い副鼻腔炎で、国が定める指定難病です。アスピリン不耐症や気管支喘息の合併も多く、手術を行っても再発しやすいこと、嗅覚が低下~消失しやすいことが特徴です。治療は点鼻ステロイドやステロイドの内服、手術が行われますが再発しやすいため、難治例ではデュピクセントという注射薬を用いて治療が行われます。

咳(せき)が止まらず、眠れない…原因と対策は? | かぜのこと

適切な対策を取らないと数週間から数ヶ月続くことがあります。一方、風邪の咳は通常1〜2週間程度で改善します。新型コロナ感染症の場合は、個人差が大きく、しつこい咳が続くことがあります。

くしゃみや鼻水などのアレルギー反応を引き起こします。一方、秋に飛散 ..

また、症状の表れ方も、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)と、風邪やアレルギー性鼻炎とでは異なります。それぞれの特徴を以下にまとめました。

くしゃみ等のアレルギー反応を起こします。 アレルギー性鼻炎 (花粉やハウスダストなど) 発症の原因とメカニズム

感冒後咳嗽は、風邪をひいた後に熱やのどの痛みは良くなったけども、咳だけが長引くというものが典型的な経過です。多くの場合は、咳は自然経過で改善してきますが、中には喘息やアトピー咳嗽の方がいます。また咳をきっかけに胃酸の逆流が増えて、逆流性食道炎の症状が出てくる方もいます。3週間以上様子を見ても咳のみが続く場合は、一度病院を受診した方が良いでしょう。

「咳・くしゃみ」に関連する主の病気には、気管支喘息、咳喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎などがあります。 ..

風邪の場合は、通常、のどの痛み、違和感などの上気道の症状が始まることが多いです。発熱と倦怠感が併発します。発熱がひどい場合は、関節の痛みを訴える人もいます。

喉付近にウイルスの感染やアレルギーによって炎症が生じ、咳や声のかすれ、吸気性 ..

感染による急性鼻炎:風邪をひいたときに出る鼻水
アレルギー性鼻炎:花粉症などのアレルギーが関与する鼻水
血管運動性鼻炎:主に温度の変化が引き金となりやすい鼻水
好酸球増多性鼻炎 鼻水に好酸球という免疫細胞がかなり増加している疾患
職業上の刺激物による鼻過敏症:物理的、化学的な刺激により鼻炎が起きたもの

急性副鼻腔炎の原因(風邪のウィルス、細菌、アレルギー)症状( ..

百日咳の咳は、一日中出ることが多く、発作性の咳(突然咳が出始めしばらく続く)が特徴です。咳の後に嘔吐やえづきを伴うことがあります。会話中に咳を自覚することも多く、約40%の方が会話で咳が悪化したと訴えます。基本的に乾いた咳のことが多く、乾燥や寒冷などの刺激でも咳は悪化します。百日咳は、発熱や咽頭痛などの風邪症状ではじまり、1-2 週間後に頑固な咳症状が出るようになります。早期に診断し、マクロライド系の抗生物質で治療を行えば、症状を軽くしたり、症状のある期間を短くすることができます。また適切な治療を受けた場合、1周間程度で他の人に感染させる危険性はなくなると言われています。

ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは

心因性咳嗽(がいそう)とは、心理的なストレスが原因となって出る咳のことです。20歳以下の比較的若い方に多く、学校や家庭でストレスを抱えているケースが見られます。乾いた咳や犬が吠えたときのような咳が出ますが、何かに集中しているときや夜間は咳が出ません。多くは肺機能検査やレントゲン検査を行っても特に異常はありません。喘息などの病気を合併していることがあります。心因性咳嗽の場合は、薬での治療よりもカウンセリングやメンタル・精神科への紹介を行います。

呼吸器内科 | 医療法人社団 こじま内科 |JR中野駅から徒歩6分

これに対して、風邪の初期は乾いた咳ですが、病状が進行するにつれて痰を伴う咳(湿性咳嗽)に変化していくケースが多いです。新型コロナウイルス感染症の場合は、持続的な乾いた咳が特徴的です。