中でも妊娠初期(〜妊娠15週頃)は胎児の体が細胞レベルで作られている ..


点鼻や点眼で症状がコントロールできない時は、アレグラなどの抗ヒスタミン薬の飲み薬も大きな問題はないといわれています。ですが、抗ヒスタミン薬の一部で口蓋裂のリスクが増加したとの報告もありますので、念のため赤ちゃんの身体の重要な部分が完成する妊娠16週までは使わない方がよいといわれています。


(アレグラ錠:2006年10月20日承認、申請資料概要2.7.6.(2))

その中で、妊娠中・授乳中のアレルギー性鼻炎(花粉症)の患者さんはどうしたらよいのでしょうか

抗ヒスタミン薬の中では、昔からあるポララミンなどの薬では安全性が高いといわれています。ポララミンで眠気が強く出てしまいますので、新しい抗ヒスタミン薬も使うことはできます。クラリチン・ジルテック・アレグラなどは奇形のリスクはないだろうと言われています。

(アレグラ錠:2000年9月22日承認、申請資料概要ト.Ⅳ.2.(1))

授乳中に、「花粉症の薬は使えないのでは?」と心配になる方も多いですが、実はほとんどすべての薬で問題なく使うことができます。ですが、病院や薬局では授乳をやめるように言われることがあります。

花粉症の第二弾では、妊娠や授乳中の治療、コンタクトレンズと点眼、鼻出血との関連などの情報を追加します。

妊娠中・授乳中に使える花粉症の薬はある?薬の種類や注意点を解説

授乳中:クラリチン、ザイザル、ジルテック、フェキソフェナジン(アレグラ)

そのうち、大規模な疫学研究結果があるのは、ジルテック®(セチリジン)とクラリチン®(ロラタジン)です。アレグラ®(フェキソフェナジン)も、中規模ながらデータがありますので、比較的安心して投与することができます。

【医師解説】妊娠中の花粉症治療-使える薬と薬に頼らない花粉症対策

毎年よく相談を受けるのが、妊娠中や授乳中の治療です。薬を使うのは心配だし、かといって我慢するのは辛いし、妊娠中にくしゃみの拍子にお腹が張ったり痛くなったりすると不安を感じることもあるでしょう。

妊娠中の薬については「治験」という形で安全性を証明することはできません。しかし使用された結果として問題がないかの調査の積み重ねから、アメリカ食品医薬品局(FDA)やオーストラリア医薬品評価委員会から安全性についての評価が公表されています。古くから使われている抗ヒスタミン剤の多くは安全性に問題がないとされますがいずれも眠気が出やすく、眠気の少ない新しい世代の抗ヒスタミン薬の中ではロラタジン(商品名でクラリチン等)、セチリジン(同じくジルテック等)が最も安全性が高いとされています。


妊娠5ヶ月の初マタです。 毎年花粉症で薬アレグラを飲んでいました。今年は薬は飲まないつもりでいましたが、思ったより症状が辛いです。

妊娠中:ロラタジン(クラリチン)、レボセチリジン(ザイザル)、セチリジン(ジルテック)

最近は市販薬として、アレグラやアレジオンなど医療用と同等の薬も発売されています。基本的には同じように考えて問題がありません。

ところで、花粉症の治療薬は内服薬以外に局所に使う抗アレルギー薬やステロイド薬の点眼薬、ステロイド薬の点鼻薬もあります。これらは吸収される成分は極めて少ないので、妊娠中でも授乳中でも基本的に心配せずに使用できます。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 ..

妊娠中の薬剤の影響は、米国、豪州の基準を元に、また授乳中はHaleの基準を元に、日本では「今日の治療薬(南江堂)」という医学書が最も見やすく書かれていて、これを見ると、多くの抗アレルギー剤が、妊娠中もおおむね服用が可能とありますが、特に推奨されているものとして

・抗ヒスタミン薬(薬剤名の例:アレグラ、トラベルミン、クラリチン、ベナなど).

妊娠中:クラリチン (ロラタジン) 、ジルテック (セチリジン)、ザイザル (レボセチリジン)

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これを見ると、多くの抗アレルギー剤が、妊娠中もおおむね服用が可能とありますが、

ットが胎児への潜在的なリスクを上回ると判断される場合にのみフェキソフェナジン塩酸塩を投与す

授乳中:クラリチン、ザイザル、ジルテック、アレグラ(フェキソフェナジン)

愛知県薬剤師会の『妊娠・授乳と薬』によると、疫学調査などから胎児に奇形を起こす危険性は否定的であるとみられています。 市販薬:

アレルギー症状があまり重篤でなければ、特に妊娠初期などは、内服薬ではなく、点鼻薬、点眼薬で局所症状を軽減させることをお勧めします

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 9.6 授乳婦

ポララミンなどの古くからある抗ヒスタミン薬は経験的に安全であることはわかっていますが、眠気は強いのでできれば避けたいところです。第二世代といわれるクラリチンやアレグラは眠気が少ないですし、母乳への移行も極めて少ないので、授乳中に使いやすいです。

ルパフィン錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

さらに、これらの成分は子宮収縮作用があります。点鼻薬ですので血中に入って子宮に作用するのはごく微量ですが、避けたほうが良いかと思われます。

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与を避けることが望ましい(動物試験(ラット)で胎仔発育遅延等が認められている)。 ..

妊娠中の薬剤の影響は、米国、豪州の基準を元に、また授乳中はHaleの基準を元に、日本では「今日の治療薬(南江堂)」という医学書が最も見やすく作られています。

アレグラ錠30mg~60mg、アレグラOD錠60mg、フェキソフェナジン塩酸塩DS6 ..

できるならば妊娠15週までは薬を使わず、点鼻や点眼を中心に治療をしていきます。妊娠・授乳ともに、クラリチンやアレグラなどの第二世代抗ヒスタミン薬も大きな問題はないと考えられています。授乳中についても、大きな問題はないと考えられています。

この作用を利用して不眠対策に使用されています。 主な商品例: ドリエル、アレグラナイト ..

■ 一般的に、妊娠中の花粉症の薬剤に関しては、バイオアベイラビリティの低い点鼻薬(フルチカゾンやモメタゾン)が問題がないだろうと考えられています(妊娠と授乳:南山堂)。

アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)に含まれている成分や効果

スギ花粉は他の花粉に比べて、水と接触するとすぐに潰れて内容物(すなわちアレルゲン!)が外に出やすいという特徴があります。そこでスギ花粉が鼻や目や喉の粘膜に付着すると間もなく潰れてアレルゲンが吸収され、症状を誘発しやすいというわけです。ムズムズっとしたかと思うと発作的にくしゃみを連発、続いて鼻水がとめどなく流れ、目をこすりだしたら止まらず、白目がブヨブヨになったり、目の周りまで赤くなったり、喉の奥や耳の奥の届かないところがかゆい!といった症状がよく見られます。外出後はもちろん屋外のスポーツの際などには途中でもうがいや洗顔(眼)を心がけ、付着した花粉成分を少しでも洗い流してください。急な発症時でも冷やすことで発作的な痒みを紛らわせ、掻いたりこすったりしなければその後の悪化を防げます。

■ 妊娠中の薬剤に関しては、気にかかる方が多いテーマです。


医療法人社団こころみは、東京・神奈川でクリニックを運営しています。
「家族や友達を紹介できる医療」を大切にし、社会課題の解決を意識した事業展開をしています。

アレルギーのお薬、妊活中、妊娠中、授乳中は薬は飲めない??

花粉症の薬の中でも、効果の高い抗ヒスタミン剤は、かつては口唇口蓋裂の発生と関係があるため、妊娠16週まで控えるよう指導されてきましたが、最近では口唇口蓋裂との関連が否定されたため、妊娠中も安全に服用することが出来るようになりました。

妊娠・授乳中の花粉症

これらは、添付文章上、妊娠中は「有益性投与(薬の効果が不利益を上回る)」の扱いです。

妊娠中・授乳中のママの花粉症薬

抗ヒスタミン剤のうち、セルテクトが添付文章上、妊婦禁忌(妊娠中は内服しないでください。)という扱いですが、特に胎児に影響があったなどの合理的理由はありません。まあ、添付文書に禁忌とあるので、セルテクトを内服中の方は他の有益性投与のお薬に切り替えればいいだけなのです、心配しないでください。