デュタステリドは、フィナステリドよりも、5α -還元酵素Ⅱ型を約3倍阻害し、5α -還元酵素Ⅰ型を100倍以上、強力に阻害します。


頭部の毛髪が抜ける脱毛症の中で最も多いのがこのタイプの脱毛です。AGAと略されて電車や駅でもよくポスターを見ますので、ご存じの方も多いと思います。通常40歳までに発症する、とてもありふれたタイプの脱毛です。頭皮前方の生え際、もしくはつむじの付近から徐々に広がっていきます。男性ホルモンが原因で発症し、遺伝も関係しています。


デュタステリド | 桑園オリーブ皮膚科クリニック【札幌市中央区】

AGAは進行すると治療しても治りにくいことが知られています。症状が出始めたら、早めに治療した方が効果が上がります。ミノキシジルという発毛効果のある成分の塗り薬、飲み薬、注射薬と男性ホルモンの働きを抑える飲み薬を組み合わせて治療を行います。

8年前から前頭部と頭頂部の薄毛が目立ってきたと受診された当院の40代男性の患者様。市販のミノキシジル外用薬は半年使ったが効果が出なかったということで、11ヶ月間注入と内服治療し、写真のように前頭部、頭頂部ともに毛量が増えています。

AGA治療薬ザガーロ(デュタステリド)・フィナステリド|あつた皮ふ科・美容

ミノキシジルは外用薬が一番手軽で効果が出ることもありますが、局所注射や内服に比べると効果が劣ります。塗り薬だけで効果不十分だからと諦めず、局所注射や内服を追加することで、効果を出せる可能性があります。

40代の男性で7回のミノキシジル注射 を当院で月1のペースで行った結果です。ミノキシジル外用とフィナステリド 内服の3つの組み合わせで治療しました。複数の治療を組み合わせればある程度進行した薄毛の症状も数ヶ月で改善させることができます。

こんにちは。町野皮ふ科の大福です。 今回は、男性で薄毛(AGA)に悩んでいる方にお出している飲み薬『デュタステリド』についてです。

ミノキシジルの塗り薬は各国で市販薬として販売されています。日本ではリアップ、ミノキ、リグロといった名前の商品でドラッグストアで販売されています。アメリカではロゲイン(Rogaine)という商品が有名で、そのジェネリックも多数発売されています。髪の成長をうながすこと、髪への血流を増やすことで効果を発揮します。

朝起きた時と寝る前に1日2回塗ってください。効果がでるのに4ヶ月はかかりますので、最低この期間は塗り続けることが大切です。この薬に限らず男性型脱毛の薬は使用をやめると元に戻ってしまうので、効果が出た場合はその後も使い続けてください。塗り薬なので副作用はほとんどなく、血圧や心臓に大きな問題のある方でなければ、問題なく長期間使えます。

デュタステリド(AGA治療薬) | 名駅さくら医院・歯科・皮膚科

ミノキシジル外用薬は女性用の製品も発売されていて、特に更年期以降に髪の毛が全体的に薄くなる女性型脱毛に効果があります。

フィナステリド(プロペシアという商品名でも知られています)は脱毛の原因となる男性ホルモンの、髪への作用を抑えることで効果を発揮します。1日1回1mg錠を飲むのですが、すぐには効果が出ないので、6ヶ月間は続けてください。やめると元の状態に戻ってしまうので、ミノキシジルの場合と同じように効果が出た場合には飲み続けることが大切です。当院では国産の製品を採用していて、1ヶ月5,500円(税込)で販売しています。


AGA | 医療法人 岡皮膚科医院 倉敷市下庄 清心学園口停留所 皮膚科

5α-還元酵素阻害薬として、5α-還元酵素II型を抑制するフィナステリド(プロペシア)の他にいくつか知られていますが、5α-還元酵素I型とII型の両方を抑制するデュタステリド(dutasteride)という薬剤があります。
この薬剤は、2002年に症候性前立腺肥大症(BPH)の治療のために、オーストラリアの医薬品行政局(TGA)によって承認されました。その後、2009年に、デュタステリド0.5mgが、プラセボと比して、毛髪成長の有意な増加を示した6ヶ月のフェーズIIIの研究の結果に基づいて、男性型脱毛症(AGA)の治療のために、まず韓国で承認されました。その後、世界中で男性型脱毛症の認可を取得しております。

男性型脱毛症(AGA) | おおしま皮膚科(静岡県浜松市の皮膚科)

デュタステリドは、よりも、5α -還元酵素Ⅱ型を約3倍阻害し、5α -還元酵素Ⅰ型を100倍以上、強力に阻害します。

皮膚科、アレルギー科、美容、美容皮膚科、小児皮膚科、高齢者皮膚科

男性成人には、通常、デュタステリド0.1mgを1日1回経口投与します。なお、必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与します。

当院では先発品のザガーロ錠、後発品のデュタステリド錠、どちらでもお選びいただけます。 ザガーロ

デュタステリドの成分および他の5α-還元酵素阻害薬に対し、過敏症の既往歴のある患者、女性および小児への投与は禁忌です。なお、重度の肝機能障害のある患者さまも禁忌です。

AGA治療薬「ザガーロ(デュタステリド)」男性型脱毛症 飲み薬

ミノキシジルの飲み薬は塗り薬よりも強い発毛効果があります。1日1錠、5mg錠を飲むことで治療します。フィナステリドもしくはデュタステリドの飲み薬と併用できますし、単独で使用することもあります。当院では1ヶ月7,480​​円(税込)で販売しています。

フィナステリド(プロペシア)とデュタステリド(ザガーロ)の比較

デュタステリドは、肝臓におけるCYP3A4 ⁄ CYP3A5によって水酸化され、消失すると考えられています。半減期は約3~5週間とかなり長いです。
肝機能障害が高度である場合は、血中濃度が上昇するおそれがあるため禁忌です。
CYP3A4阻害作用を有する薬剤、リトナビル等は併用に注意する必要があります。

男性型脱毛(AGA、androgenetic alopecia)

2週間から1ヶ月間隔で、抜け毛の多い部分に直接ミノキシジルを注射することで治療効果を上げることができます。塗り薬と飲み薬のみの治療で限界があった場合でも有効な可能性があります。当院では1回33,000円で注射を行っています。

デュタステリド治療は、3年間の調査で98%のAGAの進行を ..

この記事では、本邦で男性型脱毛症の承認が下りている男性型脱毛症の治療に使用される5α-還元酵素(5α-R)の阻害薬であるフィナステリド(プロペシアなど)およびデュタステリド(ザガーロなど)について比較します。

AGA(男性型脱毛症)の治療薬、デュタステリドを処方できるようになりました。デュタステリド ..

最も重要な違いとして、デュタステリドがⅠ型5α-還元酵素とⅡ型5α-還元酵素、両方を阻害している一方で、フィナステリドは、Ⅱ型5α-還元酵素のみを阻害しているということです。それは当然ですが、効果、副作用、用量および用法にも影響します。

その代表的な方法が飲む治療薬の①プロペシア(②フィナステリド)や③ザガーロ(④デュタステリド)です。

*男性のみのメニューとなります。*お薬の処方がない場合には診察料3,000円いただきます。(初診・再診)*今後の診察向上のため診察内容は録音させていただいております。よくある質問こちらのAGA治療は何故デュタステリドのみですか?ご返答AGA治療の歴史からご説明させて頂きます2016年にAGA治療としてデュタステリドがグラクソスミス社から認可され、2016年11月から当院外来にてもAGA治療を開始し17歳~80歳台患者様の多くの経験があります。それ以前のAGA治療は当院の認識としましては効果に疑問がありました。デュタステリドは2001年に米国で前立腺肥大症のお薬として認可され、日本では2009年に認可され前立腺肥大症治療薬として効果が認められておりました。前立腺肥大症の治療としてデュタステリドを内服されてる方々から副作用として男性型脱毛症が改善(発毛)されてきたとの報告が相次ぎました。このような報告にはプラセボ(思い込み)、偶然、等多くの要因がありますが、グラクソスミス社は真摯に受け止め治験を実施し発毛効果を証明しました。以後多くのAGA治療薬、施術等が増えておりますが、精査し、現時点(2024年)当院としましては、費用対効果、副作用、多くの外来経験も踏まえ、個人差はありますがデュタステリドのみで治療可能との認識です。副作用等ご不明点は診察時に医師にご確認下さい。ほとんどの方は診察での副作用の判断が可能ですが重大な副作用が疑われた場合には血液検査(郵送検査システム)を受けて頂きます。

[PDF] 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

AGAは発症から時間が経っていないほど、脱毛の範囲が小さいほど治療効果が高いので、早めに治療を始めましょう。塗り薬、飲み薬、注射薬を組み合わせることで十分効果は期待できます。

男性型脱毛症の治療薬 「フィナステリド・デュタステリド」 ..

血清DHT値を比べると、フィナステリドでは73%、デュタステリドでは92%の減少を認めます。すなわちデュタステリドの方がAGAに効果がある可能性が示唆されます。

デュタステリド1錠税込130円~,1か月分 税込3900円~ 料金一覧表には初再診料を含めた料金を表示しています。

フィナステリドの血清半減期は6〜8時間と短い一方で、デュタステリドの血清半減期は3〜5週間と長いことが知られています。

現在、2種類の内服薬があり、当院ではどちらも採用しておりますが、いずれも後発品のものとなります。 ..

2016年6月13日より新しい薄毛の薬剤が発売になりました。
デュタステリドは、還元酵素の1型及び2型を共に阻害することにより、フィナステリドより強力に毛髪数を増加させることができます。

基本診療料①初診料+処方料 3,500円②再診料(2回目以降)+処方料 1,920円 · 薬代

薄毛治療の効果が確認できるまで通常連続6ヶ月の服用が必要です。
また効果を持続させるためには継続的に服用することが重要です。