[PDF] フィナステリド錠0.2mg「SKI」 フィナステリド錠1mg「SKI」


薬剤の入った箱の一部に復元及びコピーができないように、微小の文字が「VIATRISVIATRISVIATRISVIATRIS」と印字されている。以下の画像の通り改ざん及び偽造を防止に対しても工夫が施されていることがおわかりいただけるかと思います。


フィナステリドは、米国で開発された 5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬、男性型脱毛症用薬で、米

ヴィアトリス製薬のフィナステリド錠は先発品のプロペシアと同様にPTPシートは1シート14錠、この14錠を1錠ずつ切り離しても1錠ずつに薬品名と規格容量が識別することができるように印刷しています。
以下の画像の通り薬剤そのものにも識別コードの刻印がされているのも特徴の一つです。

フィナステリド錠1mg「VTRS」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ1錠(フィナステリドとして1mg)、健康成人男子24名に絶食時単回経口投与して血漿中フィナステリド濃度を測定し、得られた薬物動態パラメーター(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。つまり体内に入る薬物の速度と量が先発品のプロペシアと同等であるということが確認されたとういことです。

[PDF] フィナステリド錠 0.2mg「TCK」 フィナステリド錠 1mg「TCK」

薬剤の入った箱に更に上の規格がある場合、規格表示数の箇所に「▲」マークを表示、規格表示数よりも下の規格がある場合は「▼」のマークを表示、容量の規格が1種類しかない場合は「▲▼」というマークを表示することで薬剤の規格選択ミスを軽減する工夫がされています。
今回のフィナステリド錠の場合は規格が「0.2mg」「1mg」の2種類ありますので、以下の画像の通り「0.2mg」の場合これより上の規格があるので0.2mgと表示されている上の箇所に「▲」のマーク、「1mg」の場合これより下の規格があるので1mgと表示されている下の箇所に「▼」のマークが表示されています。

クロスオーバー法について、もう少し詳しく説明します。健康成人男子24名をAグループ12名、Bグループ12名にわける。Aグループには、まずフィナステリド「VTRS」を服用させ血漿中濃度等を測定、薬の成分が体から抜けたら次に標準製剤(プロペシア)を服用させて同じように血漿中濃度等を測定。BグループはAグループの逆で先に標準製剤(プロペシア)を服用、次にフィナステリド「ファイザー」を服用させ、それぞれ血漿中濃度等を測定する試験を行ったということです。交差試験、交互試験とも呼ばれている試験方法です。

製 剤 の 規 制 区 分 劇薬、処方箋医薬品:注意-医師等の処方箋により使用すること

140錠のPTPシートの包装に関しては、先発品とはさほど変わらないものの、フィナステリド錠1mg「VTRS」が90錠も入っているのにボトルの大きさが非常にコンパクトであるため保管場所に場所を取らないことからボトル入りに利便性を感じている人達からは支持されています。※0.2mgはボトル入りは発売されていません。
以下の画像は東和薬品のフィナステリド錠1mg「トーワ」30錠入りボトルのとの比較写真です。これを見るとボトルの大きさは90錠入ったファイザーの方が若干小さく見えるほどコンパクトであることがおわかりいただけるかと思います。

以下の画像は2024年10月23日現在の当院にあるフィナステリド錠1mg「VTRS」の使用期限は28錠PTPシートが2025年12月まで、90錠ボトル入りが2025年10月までのものとなっています。

フィナステリド, 薬効分類, 5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬―男性型脱毛症用薬―

当院では、以下の価格にてフィナステリド錠1mg「VTRS」の処方を行っております。28錠を1セットとして1セットから処方可能です。また、初診料及び再診料は無料ですのでかかる費用はお薬代金のみとなります。

「使用期限の確認方法」について説明させていただきます。使用期限は上記の画像の通り包装箱の側面にしか明記されておりません。中身を取り出して処方を受けた場合、PTPシートには使用期限の記載がないため処方を受けた際に確認するしか方法がありませんので処方の際に聞いておくことをお勧め致します。当院では7院院全医院の受付に、下の画像のように使用期限表を掲示しておりますので、こちらをご確認下さい。


規制区分, 劇薬処方せん医薬品 ※注意 - 医師等の処方せんにより使用すること

以下の表はヴィアトリス製薬のホームページに掲載されているフィナステリド錠「VTRS」の製品情報です。
見ての通り使用期限は3年とあります。あくまで製造した日から3年ですので各医療機関に納品されるのは、メーカー在庫の古いものから出荷されるので実際には使用期限が3年というのは存在せず、製造から数ヶ月~数年程度経過しています。そう考えると、使用期限は処方から約1年~2年くらいであるとお考え下さい。
尚、使用期限は箱には明記されておりますがPTPシートには記載はありませんので、処方された際に病院及び調剤薬局に聞いておくことをお勧めいたします。