シルベスター・スターローンについて。 | haienaのブログ
さて、実際のところアメリカにおいてピザを広く宣伝した人は誰だったのか。ピザがアメリカに伝わったのが19世紀後半。イタリア移民の多かったシカゴやニューヨーク、フィラデルフィアあたりの東部を中心に広まったのが始まりだとか。コネチカットのニューヘイブンもイタリア系移民が多く、そのルーツのひとつとされている。ピザ映画の大傑作『ミスティック・ピザ』はコネチカット州の田舎町にあるピザハウスで働く3人の女の子たちを描いたラブコメディ。その一人キットは、ニューヘイブンにある名門エール大学に通っている優等生。ちなみにこのエール大学の学生が、「フリスビー」という会社のパイ皿を投げて遊んだのがフライングディスクの始まり、ってのも嘘のような本当の話。
自宅に入ってからがヤバいです。 冷蔵庫を開ける、 カチカチに冷えたピザを取り出す、 ..
見たことあるはずだ、ハリウッド映画で登場人物が冷蔵庫の中から食べ残しのピザを取り出して食べるシーンを。子供の頃、「え、チンしないの? アメリカ人はズボラだねえ」と思ったものだが、その極めつきがシルヴェスター・スタローン主演の迷(?)作『コブラ』の中で、帰宅したコブラ氏が冷蔵庫からピザを取り出し、黒革の手袋も脱がずにピザをハサミで切って食べるシーン。ワイルドすぎ! シビレたね。冷えたピザじゃなけりゃあハサミでは切れないだろう。
数年前、ディズニーが版権を取得してアメリカ版の『ドラえもん』が放映されるというニュースが流れたとき、「北米版ドラえもんの好物はピザ!」とあるのを見て、「なんかそれは、ちょっと……違うんじゃないか?」と思った人は筆者だけではないだろう。まあそれは実際デマだったのだが(結局、どら焼きはそのままで「Yummy Buns」と名付けられた。なんじゃいそりゃ)、ともかくアメリカ人にとってのピザは日本人にとってのどら焼きとだいぶ違うことは間違いないが、じゃあ何だ、と言われるとなかなか困る。
た、スタローンにテレビや記者達が『犯人の人権は?』と責め立てると、スタローン ..
この部屋ではGyaO Cinemaで放送されている作品を紹介しています。
GyaOでの放送期間が過ぎてしまったら、お手数ですがDVD等でご覧下さいまし。
■(2008年3月1日~4月1日正午まで)
シルベスター・スタローン全盛期のハードアクション。
1986年8月、当時11歳、小学校6年生の伊藤Pは、
今は亡き父と見に行った。
オヤジに強請って、映画館に連れて行ってもらった最後の作品。
そんな思い出もあるのだが、『コブラ』はそんな感傷をも吹き飛ばす。
何かと馬の合う同級生組、、。
この3人がたまに揃うと必ず『コブラ』ネタが出てくる。
我々の世代の映画小僧は、多かれ少なかれ『コブラ』から影響を受けている。
まず、スタローン演じるロスのはみ出し刑事コブラのキャラクター設定が、
今ほど娯楽に溢れていなかった80年代小僧どものハートをガッチリキャッチだ。
もうね、はみ出し刑事(あっ、はみ出し“デカ”だからね、“デカ”)というだけで、
ウキウキした。
コブラのイラストがグリップに彫られたコルトガバメントと、
照準をあわせるためのレーザーライトを搭載したサブマシンガン・ヤティマチック。
この愛用の銃+秘密兵器的な銃の使い方が溜まらん。
当時の子供たちは、ヤティマチックのモデルガンが咽喉から手が出るほど欲した。
ついで、チューンナップしまくった1950年型マーキュリー。
ニトログリセリン搭載!
ボタンを“ポチッとな”と押せば、ニトロが爆発してスピードアップ!
『ワイルドスピード』の何十年も前に、やっていたんだよ!
(あっ、これの前に『キャノンボール』があったっけ・・・)
はみ出し刑事、
男のイチモツのシンボルである銃、
男にとっての異性の象徴である愛車(注1)。
この刑事+銃+愛車という三点セットは、男心をくすぐる定番アイテムだ。
そして、このコブラ、はみ出しているだけあって、やっていることがハチャメチャだ。
家の前にマーキュリーを駐車する際、前に停まっている車にぶつけて空間を作る。
おいおい、本当にマーキュリーは愛車ですか?
しかも、ぶつけられた車の所有者が抗議すると、
逆切れして、所有者がふかしていたタバコを握りつぶし、
「健康に気を付けろ!」と余計な注意を吐き捨てながら、Tシャツをビリっと破る。
コブラの職業は市民を守る刑事です。
自宅にたどり着いたコブラは、冷蔵庫から冷めたピザを取り出し、ハサミでカット。
手袋をしたまま頬張り、銃の手入れを始める。
「健康に気を付けろ!」と言っておきながら、なんて不摂生な・・・
そんなコブラを小僧どもは「カッコイイ!」って思いながら見ていたのだよ。
コブラは、セリフもいかしている。
冒頭、スーパーマーケットに立て篭もる目的不明の犯人に対して、
「俺が薬だ」とキメゼリフを発してから、容赦なく射殺する。
薬は病気を治すためのもんじゃないの?
毒殺ですか?
刑事の理念としてはどうなんだい!
今のアクション映画では考えられない命の安さ。
それでも小僧どもは「カッコイイ!」って思いながら見ていたのだよ。
コブラのいかしたセリフはこれだけじゃない。
ブリジット・ニールセン演じる、保護対象者の女性がポテトフライにケチャップ
を大量につけているのをみて、
「救命用具が必要だ」と言って、さらにもう一言。
クールな割りにお茶目なんだよねぇー。
お茶目と言えば、コブラの本名。
これが結構、うけるので、是非、本編で確認を。
そして、80年代アクションは、どんな状況であろうとヒーローとヒロインは恋
に墜ちる。
例え、刑事と保護対象者という間柄であってもだ。
はみ出し刑事は、なんでもはみ出しているのだ。
そんなコブラを小僧どもは「かっちょえぇー」と思いながら見ていたのだよ。
こんなコブラのかっこよさだけでも見る価値ありのアクション映画ですが、
アクションと付いているからには、やっぱり活劇でしょ!
『コブラ』で凄いのは、カーアクション。
CG未発達の時代ですから、当然、リアルアクションです。
マーキュリーを180度ターンさせて、銃をぶっ放すシーンなどハイレベルだ。
あまりのかっこよさにプロのスタントマンからもため息が出たという逸話を残す名シーン。
そして、惜しげもなくマーキュリーを横転させ、破壊する。
このマーキュリーの損失は、
『マッドマックス2』で、マックスがインタセプターを失った時に感じた喪失感
に似ている。
マーキュリーは廃車と化すが、
クライマックスにはまたまたカーチェイスがある。
さらにガンアクション、肉弾戦、爆発、炎上と、(当時としては)ド派手なアク
ションが満載なのだ。
犯人の詰めが甘いとか、ストーリーに捻りがないとか、
今見れば(いや、当時もか...)、穴ぼこだらけの物語だけど、
80年代アクションで育った人間だったら、誰もが通過した80年代アクションの金字塔
なんだよ!
スタローンが超かっこいいんだよ!!
ということで、『コブラ』、必見です!
■(2008年3月1日~4月1日正午まで)
(注1)車は男にとって女性のようなものだ。
1.車(女)が欲しいと思う男はたくさんいる。
2.デザイン、性能、燃費、金額が選ぶ基準だ。
これは女性の容姿・性格・年齢・金のかかりそうな女と置き換えられる。
3.お気に入りの車が手に入った。
これはお気に入りの彼女が手に入ったと置き換えられる。
4.ハンドルを握って、思いのままに操る。
5.知り合いに自慢する。
6.最初は掃除をし、ピカピカに磨く。
傷付いたら超凹む。
7.暫くすると掃除をしなくなる。
8.5年も経つと、鳥のフンが付いていても気にしなくなる。
9.そろそろ、新しい車が欲しいなぁ~と思うようになる。
えっー、誤解を招くといけないので、断言しておきますが、
この理論を述べたのは伊藤Pではありません。
伊藤Pの同級生が述べた発言です。
伊藤Pはいつまで経っても、車も女性も大切にしますよ!
と、言いながら、車の掃除、1年ぐらいしてねーや・・・
鳥のフンも付いてたな・・・
この映画はまさに、スタローン版ダーティー・ハリー!
容赦なく悪を追い詰め、殺すことも厭わない生粋の刑事"コブレッティ"が、連続殺人犯の追っ手から女性を守るストーリー。
ランボーやロッキーでは見るこ…
冷めたピザを冷蔵庫から出して、ハサミで切ってたべる・・・これが真の男 ..
コブラじゃねーか!(挨拶)
スプラッター映画と青春映画とクライム映画を足して、『ランボー/怒りの脱出』で割ったようなお話。それらが「コブラ」という一匹狼警察官を通して一本の映画に再構築されて……い…
恥ずかしがりで寂しがり。
Iga腎症、アトピー性皮膚炎等、様々な病気と付き合っており、現在は血液透析(週に3回 1回4時間)を受けている元腹膜透析(CAPD)患者です。
糖尿病がありましたが、40kg以上の減量に成功し、現在は寛解しています。
2009年7月3日に原因不明の卒倒をして以来、離人感を抱くようになりました。
ブログでは日々思った色々なことに就いて書いています。
80年代ど真ん中。スタローンの馬鹿クール(ダサ)の銃器アクション。相棒が冷めたピザというのがいい。
インターネット動画サイト「GyaO」にて鑑賞。主演はシルベスタースタローン。
以下、ストーリー。
ロサンゼルス市民を震え上がらせる連続殺人事件が発生するも、ロサンゼルス市警は全く手掛かりが掴めずにいた。
そんな中、新人モデルのイングリットヌードセンは、たまたま連続殺人実行犯、ナイトスラッシャーの顔を目撃してしまう。
彼女の証言を恐れたナイトスラッシャーは、彼女の素性を調べ上げ、殺害を試みるが失敗。
再び彼女が襲われると判断したロサンゼルス市警のハミダシ刑事、コブラこと、マリオンコブレッティは、彼女を警護しつつナイトスラッシャーに肉薄する…。
ちなみに、主人公コブラ役のシルベスタースタローンと、ヒロインであるイングリットヌードセン役のブリジットニールセン(役名と名前が似ている…)は、この映画の撮影中、婚姻関係にありました。
撮影終了後に離婚しちゃったけれども。
これは子供の頃から好きな映画で、何度か目にしているのですが、何故か強く記憶に残っている部分が多いんだよね。
スパイク付きのメリケンサックとナイフが一緒になったみたいな、ナイトスラッシャーの使う見るからに凶悪な武器とか、やたらと印象に残っています。
タカハシレーシングでスタントマンをされていた経験もある高橋昌志さんは、自らの著書で、映画『コブラ』でコブラ刑事の乗る『コブラ』(紛らわしい…(笑) 劇中でコブラ刑事は『ACコブラ』というスポーツカーに乗っている)が繰り出したカーアクションが、余りのインパクトの強さから、スタント業界で、以来、『コブラ』と呼ばれるようになった、とも書かれていました。
確かに、そのシーンも良く覚えているし、今見ても充分な迫力があります。
CGを使わない、チカラ押しのアクションシーンも、やっぱり良いですね。
健康志向のコブラ刑事は何となく、今見ると現代的。煙草嫌いでマッチ棒をクチに咥え、相棒には砂糖の食べ過ぎは良くないとか、添加物の入っていないモノを食べろとか、結構最近の草食男子みたいなコトを言う。
また土産物屋(?)の店先にあった子供向けの首振り人形に興味を示したりと、案外可愛い部分があったりもする。(名前も女性に多いマリオンだし)
それでいて性格は『ダーティハリー』のハリーキャラハン張りに強引で、「犯罪を犯す人間は、殺しちまっても良いんだよ!!」なんて言い出しそうな程の肉食系。
その辺のアンバランスが魅力なのかも。
俺の中で、何度見てもカッコイイなぁと思うのは、最初の事件を片付けたコブラが、家に戻って来るなり冷蔵庫を開け、宅配ピザの箱とタマゴの紙パックを取り出し、乱暴に机の上へ置くと、ピザの箱の中から食べ掛けのピザを引っ張り出して、温め直しもせずに普通の事務バサミで切り取り、書類だらけの散らかった机の上で、余り美味くもなさそうに食べるシーンかな。
美味しくなさそうなのに、ピザが食べたくなる不思議。ちっとも美味しくなさそうなのに、食べたい。何故だか。
映画を見ていると、ありませんか。そう言ったシーン。冷めたジャンクフードなんかを頬張って、「人間の食い物じゃねぇな…」なんて。嫌そうに。
何でか、食欲をソソラレるんですよ。
そんなピザを食べながら、タマゴの紙パックを開けると、中には銃の手入れをする道具の数々が何故か収められていて、愛用の銃『コルト ナショナルマッチ コブラ(クルマが『コブラ』なら、銃も『コブラ』なのだ!!)』のメンテナンスをしつつ、忌々しげにテレビで連続殺人事件のニュースを見る。
まぁコレがカッコイイ。
公開当時は、今ではお馴染みの宅配ピザの箱も珍しくて、何だろう、と。まだ日本に宅配ピザがやって来て間もない頃でしたから。
そんな、印象深いシーンが盛り沢山の映画『コブラ』。
やっぱり好きですね。面白かったです^^
~オマケ~
スタントマン高橋昌志さん言うトコロのカーアクション『コブラ』。
動画開始2:00~。
敵の銃撃を受け、コブラ(人)が一度気合を入れた直後に、コブラ(クルマ)の見せる動きが、後に『コブラ』と呼ばれるようになったとか。
ちなみに、この際にコブラ(人)が撃っている銃は、コブラ(銃)ではありません^^;;