1 錠中に日本薬局方クラリスロマイシン 50mg(力価)を含有する。 ..


まず最初に行う1次除菌では、
抗生剤2種類(アモキシシリン・クラリスロマイシン)と
胃酸をおさえるお薬を使用します。


内服 クラリスロマイシンDS小児用10%「タカタ」【CAM】 100mg/g 《食前服用》

抗生剤2種類のうちクラリスロマイシンを
メトロニダゾールというお薬に変えて、
同じように3種類のお薬を7日間内服します。

特にクラリスロマイシンという抗生剤は、
慢性気管支炎や副鼻腔炎でよく使用され、
その抗生剤を使用した患者さんのピロリ菌は、
耐性を獲得することがあります。

ビオフェルミン錠剤は腸内での定着性にすぐれたビフィズス菌(Bifidobacterium bifidum G9-1)

クラリスロマイシン耐性ピロリ菌が増加すると
同じ治療を行った場合、
以前より除菌成功率は低下してしまいます。

2次除菌では抗生剤の2種類のうち、
クラリスロマイシンが、
メトロニダゾールという抗生剤に変わります。

ビオフェルミンRといえば「抗菌薬とセットで処方される整腸剤」ですが、保険適応上、全ての抗生物質に対して併用できるわけではありません。

ミヤBMは腸内で増殖することによって効果を発揮する薬です。腸内細菌は生き物であるため、体内で増えるのには時間がかかります。整腸効果を発揮し始めるのは内服してからおよそ5時間後からで、効果の持続時間は1〜2日間といわれています。ただし作用時間には個人差がある点と、用法・用量を守って服用しないと十分な効果が発揮されない可能性がある点はご了承ください。

ミヤBM錠とビオフェルミン錠剤・ビオフェルミン配合散は異なる菌種が有効成分であるため、併用でより良い効果が期待できる場合もあります。実際、乳酸菌と酪酸菌の流動混合培養では、酪酸菌単独の場合に比べて菌数が11.7倍に増加することが報告されています。また、重症型薬疹や薬剤性過敏症症候群、bacterial translocationによる敗血症などの重症疾患において、乳酸菌・酪酸菌・糖化菌の合剤による治療が有効であったとの報告もあります。

ビオフェルミン製薬の公式企業サイトです。私たちは乳酸菌のくすりでおなかの健康を守り、すべての人が健やかに暮らせる社会に貢献します。