主な副作用として、便秘、しゃっくり、下痢、頭痛、めまい、倦怠感 ..


しゃっくりに使う薬
「しゃっくりの薬」なんてあるの?と疑問に思う人も多いことでしょう。
現在日本で吃逆に対して保険適応がある薬は2種類のみです。抗精神病薬であるクロルプロマジン塩酸塩(ウインタミン®細粒、クロルプロマジン塩酸塩錠「ツルハラ」、コントミン®筋注、コントミン®糖衣錠)、そして漢方の呉茱萸湯(コタロー呉茱萸湯エキス細粒、ジュンコウ呉茱萸湯FCエキス細粒医療用、太虎堂の呉茱萸湯エキス顆粒)です。ツムラの呉茱萸湯には適応がありません。
第一選択薬はクロルプロマジンです。1回25~50mgを1日3~4回経口投与します。服用困難な場合は同量を筋注します。生理食塩水500~1000mLに溶解して点滴で使用することもあります。
呉茱萸湯は偏頭痛などに用いられる漢方で、虚弱体質の方に適し、冷えの改善に効果があるとされます。保険適応はあるのですが、論文などは少ないです。


主な副作用として、しゃっくり、頭痛、便秘、下痢、食欲不振 ..

I. 〈非結核性抗酸菌症〉(後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性MAC症)その他:(1〜5%未満)高脂血症、トリグリセリド上昇、高尿酸血症、低カリウム血症、徐脈、(頻度不明)無力症、アミラーゼ上昇、カンジダ症、疼痛、しゃっくり、発熱、胸痛、さむけ、酵素上昇。

後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性MAC症を対象とした試験で認められた副作用である。

無力症アミラーゼ上昇カンジダ症疼痛しゃっくり発熱胸痛さむけ酵素上昇

どうやったらしゃっくりは治る?
しゃっくりの治療というのは、ほとんどが民間療法や経験に基づいており、効果が客観的に証明されていないものも多いです。何せしゃっくりの場合、糖尿病や癌などの疾患と違って持続性・難治性の患者を多数集めて治験しましょう、ということはできないからです。
まずは息を止める、コップの水を反対側から飲む、驚かす・・・などよくある民間療法をやってみます。効果がなくても害はありません。
しばしば嘔吐反射を誘発させる方法が試みられます。舌を引っ張る、舌根の舌扁桃にグラニュー糖大さじ一杯をのせて溶かし、軟口蓋全体を刺激する、綿棒などで咽頭を刺激する・・・などなど。吃逆の反射弓に関する研究をしておられる先述の近藤司先生によると人差し指を耳に突っ込んで30秒ほど押す、舌を30秒ほど引っ張る方法が有効だとのことです。
物理的な刺激で治らなかった場合、薬剤師が関わる薬物療法の話に移ります。

おまけ~ドラッグストアで売ってます~
昔から「柿のヘタを乾燥した物を煎じて飲む」のはしゃっくりに効く、とされていました。
柿蔕湯は医療用医薬品としては使われていませんが、OTCとして売られています。調べてみたところ、成分としては種々のフラボノイドが含まれていることがわかりましたが、具体的にどの成分に効果があるのかは不明です。胃を急速に冷やした場合、体を温めることによってしゃっくりを治す狙いがあるようです。柿は他にも葉っぱを煎じたお茶が血圧に良いとされ、また、柿の果実はアルコールの分解を促進するため、二日酔いに良いとされます。
柿のヘタの他にしゃっくりに用いられてきた生薬などはないのだろうか?と疑問に思い、生薬や漢方薬、植物の本をいくつか探して読んでみると、柿のヘタの他に「ナタマメ」がしゃっくりに使われるという記述が出てきました。ナタマメといえば若い豆をさやごと福神漬けに使うのは知っていましたが、しゃっくりに使われていたとは初耳でした。その本によると、しゃっくりには豆の粉末を飲む、とされていました。成分を調べてみたところ、「熟した豆には青酸配糖体が含まれる」という記述がありました。しゃっくりの他に咳にも用いられたようです。
同じく青酸配糖体の一種であるアミグダリンを含む杏仁が咳止めの薬として用いられているのと同様の理屈と考えられます。呼吸中枢を抑えることにより咳やしゃっくりを抑えよう、という狙いなのですね。面白いです。なお杏仁の欄にはしゃっくりの文字はありませんでした。
自力で栽培する場合、くれぐれも毒に注意してください。「熟した豆を煮豆になどにする際は、何度も水を換えて煮なければならない」とも書いてありました。市販のナタマメ茶を買って飲む程度なら支障ないでしょう。

後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性MAC症を対象とした試験で

参考文献
MSDマニュアル
medicina54巻6号
Brain Medical vol.17 しゃっくりの臨床
南山堂医学大辞典第20版
レジデントノートvol.19 No.8増刊 2017
自分で採れる薬になる植物図鑑
古典ラテン語辞典

しゃっくりの分類~世の中には68年しゃっくりが止まらなかった人もいるそうです~
2日以内で止まるものが良性吃逆発作、2日以上1ヶ月以内の持続性吃逆、1ヶ月以上続くものが難治性吃逆とされています。理由は不明ですが、持続性や難治性は男性のほうが多いようです。
世の中のほとんどのしゃっくりは治療を必要とせず、自然に回復する良性のものです。これは食べ過ぎたり飲み過ぎたり、アルコールや炭酸飲料を飲んだり、内視鏡検査中で空気注入したり、といった胃を拡張することにより生じます。他には冷たいシャワー、温かい、あるいは冷たい飲料を飲んだとき、ストレス、喫煙などの刺激がきっかけで起こることがあります。
2日以上続く持続性・難治性は何らかの原疾患が影響している可能性が高くなります。原因は多岐にわたり、心因性、器質性、特発性に分類されます。原因疾患ごとに、異なるアプローチをする必要が出てきます。

頻度は承認時の国内臨床試験及び製造販売後の使用成績調査の合算に基づいている。 14

副作用は胃潰瘍・十二指腸潰瘍における除菌療法(3剤併用:プロトンポンプインヒビターがランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウムの場合)の承認時の国内臨床試験成績(アモキシシリン水和物及びオメプラゾールとの併用の場合の用法・用量変更時の製造販売後臨床試験を含む)に基づいている。

1). ピモジド<オーラップ>〔2.2、16.7.1参照〕[QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>等の心血管系副作用が報告されている(本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある)]。


この度、弊社の「クラリスロマイシン錠200!「サワイ」」(有効成分:クラリス ..

〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉ランソプラゾール等のプロトンポンプインヒビターやアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン等の抗生物質の服用中や投与終了直後では、13C−尿素呼気試験の判定結果が偽陰性になる可能性があるため、13C−尿素呼気試験による除菌判定を行う場合には、これらの薬剤の投与終了後4週以降の時点で実施することが望ましい。

その「しゃっくり」、止めるべき?〜しゃっくりに効く薬を科学する

9). イトラコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビル エタノール付加物等)〔16.4、16.7.1参照〕[本剤の未変化体の血中濃度上昇による作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと(本剤と併用薬剤のCYP3Aに対する阻害作用により、相互に代謝が阻害される)。また、イトラコナゾールの併用においては、イトラコナゾールの血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと(本剤と併用薬剤のCYP3Aに対する阻害作用により、相互に代謝が阻害される)]。

アドシルカと同一成分で、勃起不全治療剤である「シアリス」の添付文書の「併用注意」の

ラットにアモキシシリン水和物(2000mg/kg/日)とランソプラゾール(15mg/kg/日以上)の4週間併用経口投与した試験、及びイヌにアモキシシリン水和物(500mg/kg/日)、ランソプラゾール(100mg/kg/日)、クラリスロマイシン(25mg/kg/日)の4週間併用経口投与した試験で、アモキシシリン水和物を単独あるいは併用投与した動物に結晶尿が認められているが、結晶はアモキシシリン水和物が排尿後に析出したものであり、体内で析出したものではないことが確認されている。

このたび、当社のマクロライド系抗生物質製剤【クラリスロマイシン錠200mg「NP」、クラリスロマイシン錠 ..

7). ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病)〔16.7.1参照〕[ベネトクラクスの副作用が増強するおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察すること(本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害される)]。

[PDF] 日本薬局方 クラリスロマイシン錠 処方せん医薬品 クラリス ..

5). コルヒチン〔2.3、9.2.1、9.3.1、16.7.1参照〕[コルヒチンの血中濃度上昇に伴う中毒症状<汎血球減少・肝機能障害・筋肉痛・腹痛・嘔吐・下痢・発熱等>が報告されているので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと(本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害される)]。

しゃっくり(吃逆:hiccup, hiccough)とは,横隔膜,肋間筋,前斜角筋などの呼吸筋の間代性痙攣によ

11). アナモレリン塩酸塩<エドルミズ>〔2.2、16.7.1参照〕[アナモレリンの血中濃度が上昇し副作用の発現が増強するおそれがある(本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある)]。

(4)ヘリコバクター・ピロリ感染症に対する除菌療法(3 剤併用)

通常、成人にはクラリスロマイシンとして1日400mg(力価)を2回に分けて経口投与する。

なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

通常、成人にはクラリスロマイシンとして1日400mg(力価)を2回に分けて経口投与する。

[PDF] マクロライド系抗生物質製剤 日本薬局方 クラリスロマイシン錠 а1а

2). エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン<クリアミン>、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩〔2.2、16.7.1参照〕[血管攣縮等の重篤な副作用をおこすおそれがある(本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある)]。

このためCYP3Aの働きに関係するお薬には、併用に注意が必要です。 【併用注意:CYP3Aを阻害するお薬】

通常、成人にはクラリスロマイシンとして1日800mg(力価)を2回に分けて経口投与する。

ジスロマック (アジスロマイシン水和物) ファイザー [処方薬]の解説

通常、成人にはクラリスロマイシンとして1日800mg(力価)を2回に分けて経口投与する。

アゾール系抗真菌剤ミコナゾール等エリスロマイシン、クラリスロマイシン、シクロスポリン、ミダゾラム ..

どうしてしゃっくりはしゃっくりなのか
「くり抜く、えぐる」という意味の「さくる」という動詞があります。しゃっくりの際、お腹がくり抜かれるような感覚がしたことから「さくり」と呼ばれ、さくりが転じてしゃくり、しゃっくりと呼ばれるようになったようです。現代の国語辞典でも、「さくり」という単語は載っています。
吃逆(きつぎゃく)という言い方もします。吃は「どもり」、口中に息がつかえてなめらかにものが言えないことを意味する漢字です。
英語だとhiccup、あるいはhiccoughです。hicはヒックという擬声語、coughは咳漱を意味します。医学用語だとラテン語由来のsinglutusとなります。ラテン語辞典をひいたところ、singlutusには「すすり泣く」という意味もありました。日本でも「しゃくりあげる」はしゃっくりと同語源ですね。

クラリスロマイシン、ロキシスロマイシン、チクロピジン塩酸塩、ベラパミル塩酸塩 ..

ヘリコバクター・ピロリ感染症の場合、通常、成人にはクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

[PDF] ESM, PRM は母乳への移行が大きく。 また PB は半減期が長いため

ヘリコバクター・ピロリ感染症の場合、通常、成人にはクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。