はじめまして、靴修理工房のThe Asakusa Cobblerです。


工房で足入れした時の写真。

履き口の部分は密着度が高くなり、とはいえキツくもない。デザインだけでなくフィッティングの改善依頼箇所も修正されています。

1足目もそうでしたが、靴単体で見るとのっぺりしているというかちょっとずんぐりに見えるものの、履くとシュッと綺麗に見える靴です。これはなんでなんだろうなあ、不思議。

こういう靴が欲しい、と思ってオーダーした靴が出来上がり、足入れする時はやはりシフクのひと時ですね。


ジ浅草コブラーオリジナルシューズ ハンドソーンシューズ メンズ

『ジ 浅草コブラーオリジナルシューズ ツイステッドラスト ハンドソーンシューズ』はセカイモンで8bb0a7eから出品され、346の入札を集めて01月23日 6時 54分に、33000円で落札されました。即決価格は33000円でした。決済方法はに対応。千葉県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

すでに数回履いて仕事に出ています。靴単体で見るよりもやはり履いた方が本領発揮。

写真は4回目の着用時の写真です。シワは左右対象にほぼほぼ入り、オイルドレザーらしい質感のシワ、オイルが少し浮き出てきて鈍く光っているのが見て取れます。

シワは細かなシワが入っていますが、履き込むとオイルレザーらしいシワが定着してコードバンのような表情を見せてくれそうです。

また、クロムエクセルなどと同様に多少の擦り傷はブラッシングで綺麗になることも仕事でどんどん履くためには◎

肝心の履き心地ですが、グッと絞った踏まず部分のサポートが素晴らしく、ヴァンプやボールジョイントもフィットしているのにどこも痛くないフィッティング。

その一方で、かかとのフィッティングは正直物足りないです。
今回改めて感じたのですが、私はかかとをガッチリとホールドしてくれる方が安心感があり好きなようで特にそう感じるのだと思います。ここは完全に失敗だったなあ…

とはいえ、履いていて気持ちいい靴であることは間違いないのでまずはコンセプト通りに仕事でどんどん履こうと思います。

The Asakusa Cobbler(浅草コブラー), Taito

2足目でレイジーマン、少し冒険だったかもしれませんがコンセプトに沿った活躍をしてくれる靴に仕上がりました。特にデギャルマンのオイルドカーフがどのように育ってくれるのかは非常に楽しみです。

その一方で、かかとのフィッティングなど正直物足りないなあと思う箇所もありました。
ある意味、自分にとって譲れないポイントが何なのかもより明確に理解することができたと言えるのですが、直接職人さんと話す、ベースラストもないフルスクラッチのビスポークへの憧れもより強く…当分先になるでしょうが、よりじっくりと構想を練ってまたビスポークにチャレンジしたい。

まだまだ、靴の探究は尽きないようです笑。

と、次回への改善点も見えた2足目のオーダーシューズでしたが、コロナ禍で色々と大変な状況だったにもかかわらず、思った形の靴を仕上げてくださった石郷岡さん、職人さんに御礼申し上げます、ありがとうございました!

The Asakusa Cobbler(ジ・浅草コブラー)(台東区橋場) | エキテン

オールソール修理。 縫ってます。 #asakusacobbler #浅草コブラー#KOKON #ココン#靴修理#shoerepairs.