古河バッテリー スズキ SUZUKI コブラ NJ46A 250cc FTX7A-BS


「ウルフ」と聞いて、小さな大横綱・千代の富士を思い浮かべる人は相撲好き、「コブラ」と聞いて、ジョージ高野を思い浮かべる人はプロレス好き。バイク好きなアナタは、何を思い浮かべますか? スズキが野に放った二大珍車「ウルフ&コブラ」を紹介します。


最新技術を駆使して優れた始動性を発揮!。古河バッテリー スズキ SUZUKI コブラ NJ46A 250cc FTX7A-BS.

1980年代後半、レーサーレプリカブームが終焉を迎え、各社は「次にヒットするバイクは何だ!?」と模索していました。カワサキはいち早く「ネイキッド」という鉱脈を発見。それにスズキも追従しました。そんなカオスな時代に「ウルフ250」と「コブラ」は産声を上げました。

千代の富士は「弟子が横綱になった時に、二代目・千代の富士のしこ名を譲れなくなる」と理由で一代年寄を断ったこと言われていますが、スズキはそんなことお構いなし。多様なバイクにウルフを名乗らせています。

コブラ用のバッテリーを販売しております。コブラの適合バッテリーがわからない時は、お気軽にご連絡くださいませ。【コブラの車種】NJ46A.

メーカー名:スズキ
車名:ウルフ90
重量:98kg
エンジン:空冷2サイクル並列2気筒
排気量: 89cc
最高出力:10.5ps/9000rpm

1982年にはレジャーバイク「RT50」に名づけられました。レクタングルタイヤを装着し、空冷2サイクル単気筒のエンジンを轟かせて、街中のみならず砂地や草地なども走り回るヤンチャなバイクでした。

「suzuki cobra」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】

メーカー名:スズキ
車名:ウルフ
重量:78.8kg
エンジン:空冷2サイクル並列2気筒
排気量: 49cc
最高出力:4.2ps/6000rpm

メーカー名:スズキ
車名:ウルフ250
重量:125kg
エンジン:水冷2サイクルV2気筒 クランクケースリードバルブ
排気量: 249cc
最高出力:45ps/9500rpm

スズキ「コブラ」紹介動画! SUZUKIが作った変態バイク ..

コブラは、GSX-R250Rの水冷4ストDOHC4バルブ4気筒エンジンをベースに、4into1タイプのマフラーを装備。ミッションは5速、6速をローギヤードとしてクロス化し、フロントにバイアスタイヤを採用、ハンドル位置はGSX-R250Rと比較し上に20mm、後方に15mm移動したことで、ストリートユースでの乗りやすさを追求したセッティングとなった。こうして、GSX-Rよりは街乗り向き、しかしバンディットよりはレーシーな位置付けのコブラは、バンディット人気に影を潜め短命に終わったが、本来の「ネイキッド」のあり方を垣間見ることができるモデルといえる。

「コブラ」は、1998年に発売されました。蛇が絡み付いているように見えるラジエーターサイドシュラウドのデザインから車名が付けられていると推測されます。カタログには、セクシーな女性が男性の背中にもたれるカットが使われており、もしかすると人気マンガをパクリ…いや、オマージュしているかも知れません。


コブラ250(自動車、オートバイ)の中古品・新品・未使用品一覧

コケたときの修理代が捻出できず、仕方なくカウルを取り去ったようなウルフ/コブラに比べて、最初からネイキッドとしてデザインされたバンディット250は、フレームワークが美しく、全体にまとまりがあります。かつてテレビ朝日で放送されていたドラマ「味いちもんめ」の第1シリーズでは、主人公の伊橋悟(中居正広)の愛車として登場しました。中居さん自身、バイクの免許を持っているそうなので、彼のセレクトだったのかも知れませんね。

スズキ COBRA(1989年発売モデル)の歴史 | 中古バイク情報はBBB

メーカー名:スズキ
車名:バンディット250
重量:156kg
エンジン:水冷4サイクル直列4気筒 DOHC4バルブ
排気量: 248cc
最高出力:45ps/14500rpm

【10%キャンペーン開催中】Cobra(コブラ)の人気マフラーをご紹介! ..

レーサーレプリカブームにも、ネイキッドブームにも乗れなかった「ウルフ/コブラ」ですが、ウルフはガンマより6㎏、コブラはGSX-Rより4㎏軽量になり、街乗りの軽快さがアップしています。しかし、バンディット250の発売が決まっていたからなのか、ハンドルの切れ角がレプリカと変わらなかったり、大幅なエンジンセッティングの見直しが図られなかったのは残念でなりません。スズキが新しいジャンルの一つに位置付けてブラッシュアップしていたら、ストリートファイターをけん引していたかも知れませんね。

Naomi with スズキ コブラ 女性ライダーストリートスナップ

この2台は中古車市場でもタマ数は少なく、ほとんど見かけることはありません。販売されていたとしても、「レアなバイク」として高値がつき、コブラは50万円台、ウルフ250は100万円台のプライスが付けられています。機会があればストリートファイターの原点とも言える鋭い走りを味わってみてください。

コブラ大神官(『ジャッカー電撃隊』) -コブラ怪人>コブラ ..

その流れを敏感に察知していたのか、スズキは88年6月にRGV250Γをベースにしたネイキッドバージョンのウルフを発売。続く89年9月にはGSX-R250Rベースのコブラを、同12月にはバンディット250を、90年にはGSX-R250ベースのアクロスを投入し、レプリカベースのネイキッドラインアップを拡大していく。これら4台のスペックを見るとすべてベースと同じ45PS。今に例えるならスーパーネイキッドだ。

グランツーリスモ7/収録車種 | グラソツーリスモシリーズ総まとめwiki

同じ時期に登場したBANDIT250【バンディット250】(GJ74A)は、GSX-Rと同系のエンジンを流用し、新設計のフレームに搭載したネイキッドモデル。他メーカーでも、例えばホンダではCBR250RRに対するJADE【ジェイド】、ヤマハではFZR250Rに対するZEAL【ジール】、カワサキではZXR250に対するBALIUS【バリオス】に同様のことが言えるが、ウルフやコブラはレーサーレプリカスタイルからカウルだけを取り除いて裸(ネイキッド)にした、と言っても過言ではないほどベースマシンそのままの構成を残している。

プーマグループは、プーマ、コブラゴルフ、stichdの各ブランドを所有しています。 ..

その流れを敏感に察知していたのか、スズキは1988年6月にRVG250ガンマをベースにしたネイキッドバージョンのウルフを発売。続く1989年9月にはGSX‐R250Rベースのコブラを、同12月にはバンディット250を、1990年にはGSX‐R250ベースのアクロスを投入し、レプリカベースのネイキッドラインアップを拡大していく。

スズキ・フロンテ550 SS40 コブラシートの位置を変更中 ..

見比べればすぐにわかるが、コブラはフレームもタンクもシートカウルもGSX-R250Rと共通。カウリングを取り外して丸目1灯ヘッドライトとし、専用メーターとラジエターシュラウドを取り付けて、フロントブレーキを大径シングルディスクにしたのみ。シュラウドの張り出しを強めにすることで、コブラが興奮して頭を広げた姿をイメージしている。

スズキ・フロンテ550 SS40 コブラシートの位置を変更中・SUZUKI FRONTE SS40

見比べればすぐにわかるが、コブラはフレームもタンクもシートカウルもGSX‐R250Rと共通。カウリングを取り外して丸目1灯ヘッドライトとし、専用メーターとラジエターシュラウドを取り付けて、フロントブレーキを大径シングルディスクにしたのみ。

スズキ COBRA(1989年発売モデル)の基本情報 | ヒストリー

エンジンはストリートユースにおける俊敏性とレスポンスを重視して5、6速のギア比をローギアード化。フロントタイヤをラジアルからバイアスに変更することで、低い速度域での軽快な取り回しと接地感の向上も図られていた。カウルのない分だけ乾燥重量も4kg軽く、エンジンが吹け切ることの少ない市街地やタイトなワインディングでの戦闘力は、GSX-Rよりも明らかに上だった。

80.90年代のモーターサイクルビデオマガジンより。 スズキCOBRA250の試乗インプレッション。

シュラウドの張り出しを強めにすることで、コブラが興奮して頭を広げた姿をイメージしている。

源助の愛車紹介!第3回 SUZUKI GSX250S COBRA

地味なデザインが災いしてか大きなセールスにはつながらなかったが、走りのキレとコントロール性を重視する市街地走行中心のベテランライダーには最高の相棒になった。

スズキ「COBRA」/250cc・4気筒バイクを振り返る!【絶版名車解説】

2スト250ccレプリカのRGV250Γに対するWOLFの関係と同じく、GSX-R250Rベースのネイキッドバージョンとして登場したのがコブラ。同時期に存在したバンディットはストリートユース重視の設計だったが、コブラはGSX-Rのスポーツ性能をそのままに、ストリート向きのルックスに仕立てた造り。

大排気量のネイキッドバイク ; 1996 | GSF1200S

カウルのない分だけ乾燥重量も4kg軽く、エンジンが吹け切ることの少ない市街地やタイトなワインディングでの戦闘力はGSX‐Rよりも明らかに上だった。