[PDF] ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン 和物・クラリスロマイシン


ボノプラザン1回20mg,アモキシシリン水和物1回750mg,クラリスロマイシン1回200mgの3剤を同時に1日2回,7日間経口投与。クラリスロマイシンは必要により適宜増量可。ただし,1回400mg,1日2回まで。


試験(CCT-401試験)では、ボノプラザン/アモキシシリン/クラリスロマイシン3剤併用療法1日2

Iボノプラザンフマル酸塩:【11.1.1】ショック,アナフィラキシー【11.1.2】汎血球減少,無顆粒球症,白血球減少,血小板減少【11.1.3】肝機能障害【11.1.4】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑 IIアモキシシリン水和物:【11.1.5】ショック,アナフィラキシー(各0.1%未満)〔不快感,口内異常感,眩暈,便意,耳鳴,発汗,喘鳴,呼吸困難,血管浮腫,全身の潮紅・蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.6】アレルギー反応に伴う急性冠症候群〔[8.2参照]〕【11.1.7】薬剤により誘発される胃腸炎症候群〔投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし,下痢,嗜眠,顔面蒼白,低血圧,腹痛,好中球増加等を伴う,食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)が発現。主に小児で報告。[8.2参照]〕【11.1.8】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(各0.1%未満),多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症,紅皮症(剥脱性皮膚炎)〔発熱,頭痛,関節痛,皮膚や粘膜の紅斑・水疱,膿疱,皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.9】急性腎障害等の重篤な腎障害(0.1%未満)〔[8.3参照]〕【11.1.10】顆粒球減少(0.1%未満),血小板減少〔[8.4参照]〕【11.1.11】偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)〔腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.12】肝機能障害,黄疸(各0.1%未満)〔AST,ALTの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.13】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔咳嗽,呼吸困難,発熱等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT等の検査を実施。間質性肺炎,好酸球性肺炎が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.14】無菌性髄膜炎〔項部硬直,発熱,頭痛,悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎が発現〕 IIIクラリスロマイシン:【11.1.15】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,痙攣,発赤等が発現〕【11.1.16】QT延長,心室頻拍(torsade de pointesを含む),心室細動〔QT延長等の心疾患のある患者,低カリウム血症のある患者においては特に注意。[9.1.5参照]〕【11.1.17】劇症肝炎,肝機能障害,黄疸,肝不全〔劇症肝炎,AST,ALT,γ-GTP,LDH,ALPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸,肝不全が発現。[9.3参照]〕【11.1.18】血小板減少,汎血球減少,溶血性貧血,白血球減少,無顆粒球症〔[8.5参照]〕【11.1.19】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑〔投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.20】PIE症候群・間質性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.21】偽膜性大腸炎,出血性大腸炎〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には投与中止〕【11.1.22】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇が発現。横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕【11.1.23】痙攣〔痙攣(強直間代性,ミオクロヌス,意識消失発作等)が発現〕【11.1.24】急性腎障害,尿細管間質性腎炎〔乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には投与中止〕【11.1.25】IgA血管炎【11.1.26】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,さらに肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕

まずは1次除菌についてです。画像のボノプラザン、クラリスロマイシン、アモキシシリンの3剤をまとめた「ボノサップパック」の他に、ラベプラゾール、クラリスロマイシン、アモキシシリンの3剤をまとめた「ラベキュアパック」があります。

ランサップ○R :ランソプラゾール+アモキシシリン+クラリスロマイシン ..

ボノサップパック400
└タケキャブ錠20mg :2錠
└アモリンカプセル250:6カプセル
└クラリス錠200 :2錠

ボノサップパック800
└タケキャブ錠20mg :2錠
└アモリンカプセル250:6カプセル
└クラリス錠200 :4錠
見て気づくと思いますが、抗生物質であるクラリス錠のボノサップパック800のほうが1日量が多いです。

ピロリ菌の除去率において抗生物質が多いほうが効果があるように考えてしまいがちですが、実は効果に差はありません。実際にはボノサップパック400でも800でも同じくらいの除菌率が実際です。

クラリスロマイシンは苦味が強く、胃から吸収されてに唾液に溶けて苦味が出やすく、800はより強くにその苦味が感じられます。除菌を成功するために、飲み続けることができるかが鍵なのです。そのため、飲みやすいボノサップパック400のほうが主流として使われると考えられます。

日本語
クラリスロマイシン感受性ヘリコバクター・ピロリ菌に対するボノプラザン、クラリスロマイシン、アモキシシリン3剤併用療法とクラリスロマイシン耐性ヘリコバクター・ピロリ菌に対するボノプラザン、アモキシシリン、メトロニダゾール3剤併用療法の比較検討。

ボノサップ○R :ボノプラザン+アモキシシリン+クラリスロマイシン

日本語
クラリスロマイシン感受性ヘリコバクター・ピロリ菌に対するボノプラザン、クラリスロマイシン、アモキシシリン3剤併用療法とクラリスロマイシン耐性ヘリコバクター・ピロリ菌に対するボノプラザン、アモキシシリン、メトロニダゾール3剤併用療法の比較検討。

日本語
ボノプラザンを用いたヘリコバクター・ピロリ胃炎に対する三剤併用一次除菌療法におけるクラリスロマイシン800mgと400mgの無作為化非盲検比較試験

<適応菌種>アモキシシリン,クラリスロマイシン感性のヘリコバクター・ピロリ。 · 用法・用量

日本語
ヘリコバクターピロリ菌に対するボノプラザン併用三剤除菌療法におけるクラリスロマイシン800mg法と400mg法の無作為化比較試験

日本語
クラリスロマイシン耐性ヘリコバクター・ピロリ菌に対してのファーストラインとして、ボノプラザン、アモキシシリン、メトロニダゾール三剤併用療法の有効性を検討する。また、従来のクラリスロマイシン感受性ヘリコバクター・ピロリ菌に対するボノプラザン、クラリスロマイシン、アモキシシリン3剤併用との除菌率を比較する。


ボノプラザン(VPZ)/アモキシシリン/クラリスロマイシン(CAM)個別処方,ボノサップで除菌治

日本語
ボノプラザン(VPZ)20mg, アモキシシリン(AMPC)750mg、クラリスロマイシン(CAM)200mg
それぞれを1日2回、継続的に7日間摂取させる。

また、血中の非特異的 IgE 値を測定した。 1次除菌にはアモキシシリン、クラリスロマイシン、ボノプラザンを、2次除菌にはアモキシシ

日本語
1.ヘリコバクターピロリ菌除菌療法の既往がある患者
2. 2週間以内にランソプラゾール、エソメプラゾール、オメプラゾール、およびボノプラザンのいずれかを投与された患者
3. 他の感染症の診断を示唆または受けた患者
4. 急性胃炎、進行性胃癌、胃MALTリンパ腫の治療を受けている患者
5.胃切除後の患者
6。重度の心臓病、肝疾患、呼吸器疾患、代謝性疾患、神経筋疾患、および重度の慢性腎不全(推定糸球体濾過率[eGFR]
7.ボノプラザン、エソメプラゾール、アモキシシリン、クラリスロマイシンに対するアレルギーの既往歴のある患者
8. 妊娠中または授乳中の女性
9. 入院が必要な患者。