陰部潰瘍の発生頻度(p=0.04)および,数(p=0.001)


そんな気持ちに応えるのが、「ステップダウン療法」です。最初に効果の高い強めの薬を使い、様子を見ながら徐々に弱い薬へと移行していく方法。
メリットとしては、初期の段階で一気に症状を抑えるため、治療期間が長引くリスクを抑えられることが挙げられます。さらに、湿疹を悪化させないので炎症痕が残らず、キレイに治るというのもうれしいところ。


ステロイド外用剤が吸収されやすい部位としては、頬の13、陰部の42などです。

ステロイドが心配という方は、飲み薬と塗り薬の副作用を混同してしまっている場合がほとんどです。
確かに内服剤ではさまざまな副作用が報告されていますが、患部だけに効くよう工夫されたものがステロイド外用薬。塗り薬は飲み薬に比べ、体に吸収される量はごくわずかなので、用法・用量を守って使えば問題ありません。
とはいえ、漫然と塗り続ければ、ニキビができやすくなる、赤みが逆に出てくる、などの副作用は出ることがあります。1週間塗っても効果が見られない場合は治療を変える必要があります。

(1g中)
デキサメタゾン 0.5mg
添加物としてクエン酸、ステアリルアルコール、ステアリン酸ソルビタン、セタノール、パラベン、ポリソルベート60、ステアリン酸グリセリン、中鎖脂肪酸トリグリセリド、1,3-ブチレングリコール、ベヘニルアルコール、ラウロマクロゴールを含有します。

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は強さにより5段階に分けられますが、グリメサゾンは下から2番目のミディアムクラスに分類されます。同じ強さのステロイド外用薬としては、アルメタ(アルクロメタゾンプロピオン酸エステル)、、リドメックス(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)、レダコート(トリアムシノロンアセトニド)、などがあります。
比較的作用がマイルドなので、顔や陰部などの皮膚の薄い部分の治療にも使われることがあります。また、赤ちゃんなど幼いお子さまに処方されることもあります。
なお、タール剤とステロイドを配合した外用薬は、日本においてはグリメサゾンのみです。グリメサゾンは、デキサメタゾンのみを主成分とする外用剤と比較して症状が再発するまでの期間が長く、再燃性を低減させる作用が期待できます。

グリメサゾンの妊娠中の使用については、安全性が確立していません。そのため、大量または長期にわたる広範囲の使用は避ける必要があります。
また、乳児・小児に対する長期・大量使用や密封法(ODT)は、発育に影響をおよぼす可能性が指摘されています。
さらに、高齢の方では一般的に副作用があらわれやすいため、大量または長期にわたる広範囲の密封法(ODT)などの使用については特に注意が必要です。
思わぬ副作用を避けるためにも、グリメサゾンを指示された範囲以外に塗布したり、漫然と長期間使用したりするのは避けてください。

肛門や周囲皮膚、外陰部粘膜のヒリヒリ痛や強い痒み スキンタグの腫れ感が8ヶ月間 ..

グリメサゾンと同成分の市販薬は販売されていません。
ただし、グリメサゾンに配合されているデキサメタゾンを主成分とする市販薬はあります。また、グリメサゾンと同じミディアムクラスのステロイド外用薬も販売されています。
しかし、市販薬はグリメサゾンと成分も適応も異なるため、まったく同じように使うことはできません。万が一、市販薬を5~6日ほど使用しても症状が良くならない場合、あるいはかえって症状が悪化した場合は、すぐに使用をやめて早めに診察を受けてください。

グリメサゾン軟膏に限らず、医療用医薬品を個人輸入で買うのはおすすめできません。
個人輸入などで購入できる医薬品のなかには、日本の承認基準を満たしていないものもあります。また、個人輸入した薬で健康被害が生じたとしても、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
グリメサゾン軟膏が必要な場合は、足りなくなる前に受診して追加の処方を受けてください。

デキサメタゾン(英: Dexamethasone)は、ステロイド系抗炎症薬 (SAID) の ..

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