浮腫予防:投与後約 12 時間おきにデキサメタゾン 4mg を経口投与


また、ドセタキセルの総投与量が、300から400mg以上になると、浮腫が出現しやすくなるとも言われています。


欧米ではドセタキセル(DOC)による過敏症や浮腫を軽減する目的で、投与前日からデキサメタゾン(DEX) ..

ドセタキセルを受ける人の2人に1人が、浮腫を経験すると言われています。

ドセタキセルの浮腫によって、以下のような症状に悩まされる方がいらっしゃいます。

ドセタキセルを投与中の患者さんの中に、身体の浮腫(むくみ) ..

本日は、ドセタキセルの副作用の1つである浮腫の解決法についてお話していきますね。

欧米ではドセタキセル(DTX)投与時に浮腫や過敏症状の軽減を目的に前日からのステロイドの使用が推奨されている。今回われわれは,前日からのステロイド服用の有用性について検討した。2010 年1 月〜2012年5 月に当院で術前または術後化学療法としてDTX 単剤±trastuzumabまたはTC(DTX+サイクロフォスファミド)±trastuzumab療法を開始し,4 サイクル以上施行した乳癌患者を対象とし,ステロイドをDTX投与日より内服した症例(A群62 例)と前日より内服した症例(B 群47 例)において,4 サイクル終了時での浮腫や過敏症の出現頻度をレトロスペクティブに比較検討した。浮腫はA群28 例(45.2%),B 群12 例(25.5%)に出現し,有意にB 群が低かった(p=0.04)。また,浮腫の発現時期についてもB 群で遅くなる傾向が認められた。過敏症はA群8例(12.9%),B群3例(6.4%)でB 群が低い傾向であったが,有意な差はなかった。浮腫の発現予防に対して,ステロイドの前日投与の有用性が示唆された。また,浮腫の発現時期を遅らせることができると考えられた。DTX の副作用軽減につながる前投薬は,患者のQOL維持や治療継続の上で使用が望まれる。

抗癌剤のドセタキセルと「プレドニン」という副腎皮質ステロイド(内服)との併用で入院または外来化学療法センターにて治療します。

ドセタキセル点滴投与開始 10 分は速度を遅めにして、全身状態を