・ビタミン剤 …… 皮脂の分泌を抑え肌質の調整を行います。 · イソトレチノイン内服(保険外診療)
イソトレチノイン(当院はアクネトレントを使用しています。)はビタミンA誘導体の内服薬です。
ニキビ発症の主要な原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えることでニキビを改善し、新しいニキビができにくくなります。
イソトレチノインは治療効果が非常に高く、6ヶ月間〜8ヶ月間内服することでニキビを大きく改善します。また、ニキビ症状が落ち着いた後もニキビの再発抑制効果がある飲み薬です。
(*再発を抑制する場合は長めに内服する必要があります。)
イソトレチノインの内服治療は有効性が高く、90%以上の方に改善がみられます。
日本では保険適用外のお薬ですので自費診療となります。
また、ニキビほどではありませんが、皮脂抑制作用により酒さ(赤ら顔)に対する治療効果もあります。
ハーブピーリングを受ける前に読んでください :2023年4月28日
1日20mgの内服で効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や早めの改善を希望される場合には1日30〜40mgに増量します。
イソトレチノインの内服によって生じる乾燥症状が強い場合、20mgカプセルを2日に1回の内服に減量することもあります。
イソトレチノインは脂溶性で食後に内服することで吸収されますので食後(食直後)に内服してください。
・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など
イソトレチノインを服用しながら出来る美容治療を解説#美容医療 #イソトレチノイン #皮膚科医 # ..
「陶肌(とうき)」とは、白さだけでなく、シミや毛穴の目立たないつるんとした陶器をイメージした素肌のことです。
植物幹細胞成分や天然植物由来の植物エキスを肌に送り込み、REVIオリジナルの陶肌パウダーでマッサージすることにより、
肌本来が持っている力を活性化させ、美しい肌を再生します。
ハーブピーリングを自宅でしているのニキビが治らない。またニキビが増えたなどのご相談があります。なぜそうなるのか?どうすればいいか?考えていきましょう。
ニキビは、肌の表面の角質層が毛穴をふさいでしまい、皮脂が出れず、ニキビ菌が増えて炎症・・・といったプロセスの結果、毛穴がニキビ状態になったものです。したがって「ニキビを治す」場合には、治療や美容を問わず、「毛穴をふさぐバリアの除去」が、第一の選択肢になる傾向があります。
ピーリング自体が「バリアの除去により、ニキビの構造を壊す」ことができますから、ニキビは治ります。また、壊すだけで治りますので、即効性もありますし、ザラツキなども除去できますから感触もよく、近年、問題化している抗生剤の耐性菌問題や、ピルなどの副作用などのリスクもなく、治療できます。通常はエステなどで行われることが多いですが、通うのが困難な場合や、コロナなどもありましたから、自宅で実践する人も増えているのでしょう。
(参照:)それで特に問題が無ければ、美容効果のメリットになりますが、肌表面は身体を守るバリアです。このバリアは「垢になる手前」の死んだ細胞が重なる部分ですので、多少除去しても、下から新しいバリアに入れ替わりますし、「もともと入れ替わり続けているもの」です。ピーリングは積極的にバリアを除去しますので、結果として肌は身体を守るために、急いでバリアを修復する必要が生じます。(宣伝などでは「古くなった角質が問題。代謝を良くしてリフレッシュ。」的に言いますが、そういうものではありません。)入れ替わった新しいバリアが正常なバリアの範囲であればいいのですが、「新しくて荒れたバリア」であれば、やはり、また毛穴をふさぎ、毛穴はニキビになります。これは「治らない」ではなく、「治しても、またできる」ということです。
(参照: 、 )(※)さらに言えば、「ケミカルではないハーブだから安全。肌に良い。」という誤解もありますが、要点になるのは何を使うか?ではなく、バリアをどう扱うか?です。天然成分でもケミカルでも、「バリアを壊す溶剤」は変わっても、バリアを傷めることに変わりがないことが要点です。
(参照: 、 )この問題は、ピーリング的な方法全般に言えますが、もともとバリアが弱く、ニキビを含めたトラブルが起きやすい場合は、ニキビを治すメリットよりも、肌を傷めるデメリットが優勢になります。特に自宅でのピーリングは、気が向けばできます。また「ハーブだから安全」という誤解もあり、高頻度で「バリアの壊しすぎ」になりがちです。「ニキビが治るメリット」と「バリアを壊すデメリット」はトレードオフですし、特に肌の弱い方はデメリットに傾く傾向があるので注意が必要です。
(参照: )本来ならニキビは、ピーリングなどの対症療法で解決します。でも、思うように解決しない場合、その原因は上記のように「肌の状態が改善しないまま、ニキビを治し続けている」ということもあります。また、方法によっては「治すほどバリア機能の悪化」も招きます。ニキビは「完治すればできなくなる」というタイプのトラブルではないので、治そうと頑張ってもうまく行かない場合は、肌全体のバランスの改善も方法です。まずはからご相談ください2023年9月28日12:30 / 投稿者:
自宅ハーブピーリングでもニキビが治らない 「通っているサロンで
5 ニキビやニキビ跡を治すために、ハーブのピーリングを受けた方からご相談があります。ピーリング効果でニキビは治ると思いますし、だから流行すると思います。にもかかわらず、ニキビが再発し、ニキビ跡も減らない。悪化したら好転反応と言われる。などのケースもあるようです。
考えていきましょう。まずニキビは「肌表面の角質層の肥厚→毛穴がふさがる→ふさがった毛穴の中で皮脂増加、炎症など」といったプロセスで形成される、毛穴の状態です。通常のピーリングはグリコール酸などの酸液で、毛穴をふさぐ角質層を溶かしますが、ハーブピーリングでは多くの場合、ハーブやマッサージ行為で、角質層をはがす行為を行います。「毛穴をふさぐ角質」を除去すればニキビは治りますし、「荒れたバリア」を除去すれば肌はバリアの再生を急ぎます。手触りも「つるつる感」が出るし、「ハリ感」、血行促進も感じられます。しかし…ピーリング行為で毛穴をふさぐ角質層を除去し、皮脂が輩出されてしまえばニキビは治ったと言えます。受ける人にとっても、「古くなった角質が溜まっている」と聞けば、除去して新しくしたいと思います。「つるつる感」も出ますし、乾燥で「ツッパリ感」が出れば「ハリが出た」、赤みが出れば「血行が良くなった」など、ポジティブに解釈することも可能になります。でも、角質層は体の表面を守るバリアですし、除去しても作られ続けます。肌表面は、もともと高い頻度で細胞が入れ替わる場所です。新しいバリアが健康な状態ならいいですが、無理に入れ替えたバリアが毛穴をふさいでしまうこともあり、それが慢性化するとニキビも慢性化します。(参照:)意識しておきたいことは「肌のバリアは元々高頻度で入れ替わっている」「入れ替えをしても、新しいバリアが理想的かどうかは分からない」ということです。(参照:、)ニキビ跡にはクレーター、赤み、色素沈着などがあります。クレーターは肌の深部、真皮層の傷が治癒した痕ですので、表面のバリアを入れ替えても、理想通りのふくらみ方をするとは限りません。また赤みは傷ついた部分が十分に治癒していない状態ですが、傷を負った肌の表面を除去しても、それが促進されるわけでもありませんし、場合によっては傷への刺激になります。シミも誤解が多いのですが、メラニン色素は通常、肌の細胞が角質層に至る前に分解されます。つまりシミは「色素が出続けている」です。「排出」すると考えて、肌の表面を取っても、色素が出続ければ細胞を入れ替えても出続けます。肌色がくすんで見える場合に考えるべきことは「色素が十分に分解されていない状態」で、もし美白をしたいのであれば、刺激を避けて、ゆっくりバリアを作れるようにしておく必要があります。ニキビが形成され、炎症が起きる時に、周りの組織を傷つけますが、本来的には「小さな傷」程度のものです。なので、多くの場合はバリアの回復ともに回復します。でも肌表面が弱く刺激を受けやすい状態で、実際に刺激を受けたり傷つける行為をしていると、肌は傷をじっくり治すことができなくなってしまいます。(参照:、)誤解が多いですが、ニキビは「体内の悪いものが出ている」「毒素排出」のような現象ではありません。もし、そうであれば、ふさがってない毛穴から毒が出ている状態のはずです。毛穴の皮脂腺から出ているのは皮脂で、毛穴の表面がふさがるから、皮脂が出れずにニキビ状態になります。たしかに肌の剥がし続ければ、「ニキビが作れないほど薄い」状態になるかもしれません。しかし、それが正常なバリアと言えるのか?また、バリアは剥がしても入れ替わるので、新しいバリアが毛穴をふさいでしまえば、またニキビができてしまうのでは?というように考える方が良い場合もあります。(参照:)ハーブでも、ケミカルピーリングでも、ディフェリンやエピデュオゲルのような治療薬でも同じですが、バリアを除去してニキビを治し、それで終わればOKかもしれません。でも、理解は必要です。ニキビが慢性化しやすい方が、「トラブルが起きやすいまま」で「バリアの壊し方」を変え続けることで、さらに「トラブルが起きやすい肌」にもなりかねないです。そのような場合は、ニキビが治っても一時的、跡が消えない、赤みや皮脂過剰、痒みなどのトラブルを伴うご相談もあります。もし、あなたが健康できれいな状態を望むなら、まずはからご相談ください。2020年2月7日15:46 / 投稿者:
・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。