フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤錠の薬剤 (3)


ほかにも、塩酸プソイドエフェドリンの交感神経刺激作用によって、不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の副作用があらわれる場合もあります。そのため、その他の交感神経刺激薬による副作用歴の確認も重要です。副作用があらわれた場合にはすみやかに服用を中止して、主治医または薬剤師に相談するように指導しましょう。


[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩 DS5%「トーワ」の 配合変化に関する資料

また、ディレグラ配合錠は長径17.5mm、短径7.8mm、厚さ6mmと、内服薬の中でも大きい錠剤です。1錠中の塩酸プソイドエフェドリンの含有量が10%を超えると覚せい剤原料の規制に触れるため、このような大きさになっていますが、塩酸プソイドエフェドリンが徐放層になっていることから、分割や粉砕も推奨されていません。嚥下力が低下している患者さまは服用が難しいケースもあるため、服薬指導時に服用の可否について確認しましょう。

ディレグラ配合錠の服用指導では、用法用量の確認が重要です。とくに、類似薬であるアレグラ®錠からの切り替えで処方されている場合には、1回あたりに服用する錠数が2倍となるため、服用間違いのないようしっかりと確認しましょう。食事の影響を受けやすいことから、空腹時投与が必要となる点にも注意が必要です。

通常、成人及び 12 歳以上の小児には 1 回 2 錠(フェキソフェナジン塩酸塩として 60mg 及び

18.1.1 フェキソフェナジン塩酸塩
選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を主作用とし、加えて炎症性サイトカイン産生抑制作用、好酸球遊走抑制作用及び各種ケミカルメディエーター遊離抑制作用を示す。
18.1.2 塩酸プソイドエフェドリン
α受容体を刺激し、鼻粘膜の血管平滑筋を収縮させ、血流を減少させることにより、鼻粘膜の充血や腫脹を軽減し、強い鼻閉改善効果を示す。

また、禁忌においてもアレグラ®錠では「過敏症の既往歴のある患者」の1項目に限られましたが、ディレグラ®配合錠では塩酸プソイドエフェドリンが配合されたことにより、禁忌が大幅に増加していることにも注意が必要です。添付文書を確認して、該当する患者さまについて知っておくようにしましょう。

ディレグラ配合錠は、フェキソフェナジン塩酸塩 30 mg と塩酸プソイドエフェドリン 60 mg を含

ディレグラ®配合錠の薬価は、1錠当たり58.2円※です。2020年6月よりジェネリック医薬品として、プソフェキ配合錠「サワイ」が沢井製薬株式会社より販売されています。薬価は1錠当たり23.4円※であることから、薬剤費負担の軽減に貢献することが期待されています。(※いずれも、2020年12月時点の薬価です)

国内で実施された臨床試験によると、ディレグラ®配合錠の副作用は、347例中5例(1.4%)に認められました。主な副作用としては、頭痛2例(0.6%)、発疹2例(0.6%)、疲労1例(0.3%)、口渇1例(0.3%)があげられます。そのほかにも、ショックやアナフィラキシー、痙攣、肝機能障害、不眠などの重大な副作用も報告されています。

フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン(ディレグラ

食事の影響により、フェキソフェナジンのAUCは70%近く低下することが知られているため、空腹時の服用が求められています。また、塩酸プソイドエフェドリンは主として腎臓を経て尿中に排泄されるため、腎機能障害のある患者さまは適宜減量することが必要です。

通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を1日2回、朝及び夕の空腹時に経口にて服用します。低出生体重児、新生児、乳児、幼児または12歳未満の小児に対する使用経験はなく、有効性及び安全性は確立していません


[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン配合錠

ディレグラ®配合錠の効果・効能は、アレルギー性鼻炎に限られます。効能または効果に関連する使用上の注意として、鼻閉症状が中等症以上の場合に本剤の使用を検討することが記載されています。

フェキソフェナジンおよびプソイドエフェドリンの血漿中濃度より,両製剤 ..

ただし、ディレグラ®配合錠の使用は鼻閉症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ、鼻閉症状の緩解がみられた場合にはすみやかに抗ヒスタミン剤単独療法等への切り替えを考慮することが添付文書においても明記されています。禁忌なども多いため、漫然と長期にわたり使用することは避け、専門家の指導のもと慎重な使用が求められています。

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フェキソフェナジン塩酸塩などの第2世代抗ヒスタミン剤は、アレルギー性鼻炎の3大症状(くしゃみ、鼻汁、鼻づまり)のうち、鼻汁の症状に対しては高い効果が認められていましたが、鼻閉の症状に対しての効果は得られにくいといわれていました。ディレグラ®配合錠に配合されている塩酸プソイドエフェドリンは、鼻粘膜の充血や腫脹を軽減することにより、鼻閉に対する改善効果も認められているのがポイントです。

有効成分「フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤錠」のLTLファーマ(医療用) · ディレグラ配合錠 · 劇薬; 室温

ディレグラ®配合錠は、第2世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商品名:アレグラ®)に、血管収縮作用を有するα交感神経刺激薬である塩酸プソイドエフェドリンを配合した医薬品です。2種類の有効成分が含有された配合剤であり、1剤でアレルギー性鼻炎に対して高い効果が期待されています。

ディレグラ配合錠は、第 2 世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商

この記事では、ディレグラ®配合錠の効果や副作用、薬価などについて解説していきます。また、服薬指導のポイントについても、詳しくみていきます。

「フェキソフェナジン」と「プソイドエフェドリン」の配合剤である『ディレグラ配合錠』は、用法が空腹時投与に設定されている。

この記事では、ディレグラ®配合錠の効果や副作用、薬価、服薬指導のポイントについて、詳しくみていきました。

医療用医薬品として実績のあるアレルギー性疾患治療剤の「フェキソフェナジン塩酸塩」を配合したアレルギー性鼻炎用薬です。 ..

「ディレグラ®配合錠」は、アレルギー性疾患治療剤として用いられる医療用医薬品のひとつです。1錠中に2種類の有効成分を含有する配合剤であり、アレルギー性鼻炎に対して高い効果が期待されています。国内でも2013年より販売が開始され、2020年にはジェネリック医薬品も登場したことで話題をよびました。

【第2類医薬品】 アレルビ 28錠 【フェキソフェナジン配合】 [花粉症]

【薬剤師向け】「ディレグラ配合錠」とは?効果や副作用、薬価などを解説

「フェキソフェナジン塩酸塩」は脳に入りにくい抗ヒスタミン薬なので、眠くなりにくく、集中力の低下が起こりにくいお薬です。 ..

バゼドキシフェン錠20mg「サワイ」
薬効分類名:骨粗鬆症治療剤
先発品名:ビビアント®錠20mg

フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「YD」(日局 フェキソ ..

セレコキシブ錠100mg/200mg「サワイ」
薬効分類名:非ステロイド性消炎・鎮痛剤(COX-2選択的阻害剤)
先発品名:セレコックス®錠100mg/200mg

長谷川 俊史 · フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン配合錠による急性汎発性発疹性膿疱症の1例.

プソフェキ®配合錠「サワイ」
薬効分類名:アレルギー性疾患治療剤
先発品名:ディレグラ®配合錠

フェキソフェナジン塩酸塩の効果は?含有している市販薬5選も紹介

タダラフィル錠2.5mg/5mgZA「サワイ」
薬効分類名:前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤(ホスホジエステラーゼ5阻害剤)
先発品名:ザルティア®錠2.5mg/5mg

【用】通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フェキソフェナジン

交感神経刺激薬による不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の既往歴のある患者
重症の冠動脈疾患の患者
重症の高血圧の患者
尿閉のある患者
閉塞隅角緑内障の患者
本剤の成分及び塩酸プソイドエフェドリンと化学構造が類似する化合物に対し過敏症の既往歴のある患者

いことも確認した。 □投薬者は、皮膚疾患であれば、アレグラ錠 60 mg(一般名:フェキソフェナジン塩

エゼチミブ錠10mg「サワイ」
薬効分類名:小腸コレステロールトランスポーター阻害剤/高脂血症治療剤
先発品名:ゼチーア®錠10mg

プソフェキ配合錠「サワイ」 · フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤錠

ガランタミンOD錠4mg/8mg/12mg「サワイ」
薬効分類名:アルツハイマー型認知症治療剤
先発品名:レミニール®OD錠4mg/8mg/12mg

同一成分での薬価比較 · 20.8円 (1錠) · 内用薬 > 錠剤 > 錠

メマンチン塩酸塩 錠5mg/10mg/20mg・OD錠5mg/10mg/20mg・DS2%「サワイ」
薬効分類名:NMDA受容体拮抗 アルツハイマー型認知症治療剤
先発品名:メマリー®錠5mg/10mg/20mg・OD錠5mg/10mg/20mg・ドライシロップ2%