マグミット錠はフェキソフェナジンと併用すると、フェキソフェナジンの吸収、排泄に影響を与えることがある。機序はマグネシウム…


マーロックス懸濁用配合顆粒
マーレッジ懸濁用配合DS
マルファ懸濁用配合顆粒
マックメット懸濁用配合DS
ディクアノン懸濁用配合顆粒
アイスフラット懸濁用配合顆粒
などが、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤です。
(全て制酸薬です。)


併用薬:ヒドロキシジンパモ酸塩、エソメプラゾールマグネシウム水.

※アレグラの添付文書より引用
8.薬物相互作用
(4) 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤
健康成人男子22例にフェキソフェナジン塩酸塩カプセル120mgの投与15分前に水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤を単回投与したとき、フェキソフェナジンのAUC0-30及びCmaxはフェキソフェナジン塩酸塩単独投与時の約40%減少した(外国人データ)。これは水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムがフェキソフェナジンを一時的に吸着することにより吸収量が減少することによるものと推定された

用法及び用量
通常、
成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
通常、
7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、
12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。

ムコスタ錠100mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

頻度は高くありませんが、アレグラを内服することによって生じる副作用も報告されています。強いアレルギーであるアナフィラキシー反応や、ショック、肝機能障害、白血球数の減少、頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、 下痢、消化不良など、その症状は多岐に渡ります。アレグラを飲み始めてから体調に異変を感じた場合にはそれ以降の内服を中止して、処方をもらった病院まで早めにご相談ください。

※アレグラの添付文書より引用
水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムが本剤を一時的に吸着することにより吸収量が減少することによるものと推定される。

フェキソフェナジン ▽クエン酸製剤 クエン酸カリウム クエン酸ナトリウム等

制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)とアレグラを同時に内服すると、アレグラの効果が弱まる可能性があります。

このように飲み合わせの悪い薬もありますので、アレグラの処方を受ける際には普段内服している薬を医師に提示していただくようお願いします。

胃や腸で起きること 薬の「のみ合わせ」Vol.1 | 住友ファーマ株式会社

制酸薬(水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウム)が、アレグラを吸着してしまうからです。

有効成分・添加物・内服方法は全て同じです。つまり医療用も市販用も同程度の効果や副作用があると考えられます。60mg錠同士で比較すると錠剤の大きさも同一です。処方薬は30mg錠があり7歳児から使えるのに対し市販薬では15歳以上での使用に制限されています。


[PDF] 【金属含有薬剤と相互作用を起こすおそれのある薬剤】

国内で実施された臨床試験では、傾眠の副作用は2.38%の方に発現しています。
ただ、眠気のあらわれ方はその日の体調によっても変わってきます。普段、アレグラの服用で眠気があらわれない場合でも、体調の影響で眠気があらわれることもありますので、車の運転などには十分ご注意ください。

フェキソフェナジン塩酸塩錠 フェキソフェナジン塩酸塩 30mg

アレグラの副作用として、体重増加は報告されていません。
なお、頻度は大変低いですが、食欲不振(発現率:0.07%)や食欲減退(発現率:0.02%)の副作用が報告されています。
このようなことから、アレグラが体重に影響することはほとんどないと考えられます。

これは, 両者がキレートを形成して吸収が阻害されて十分な効果が得られ

アレルギー性鼻炎等によく使用されるアレグラ(フェキソフェナジン)と、制酸薬(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)を同時に服用するとアレグラ(フェキソフェナジン)の効果が弱くなってしまう事があり併用には注意が必要です。

なくなるためで, ニューキノロン系抗菌剤や一部の抗生物質などがこれに該当します。 下記に,

酸化マグネシウムをはじめとした金属カチオン含有制酸剤は、胃・腸管からほとんど吸収されないため消化管内に長く残存する。酸化マグネシウムによる胃内pHの上昇時は、鉄剤の溶解性が低下し高分子鉄重合体が形成されるため、鉄剤の吸収が阻害される可能性がある。鉄剤内服後は酸化マグネシウムの服用まで最低2時間あけ、また、酸化マグネシウム内服後は最低3~6時間あけて鉄剤を服用すれば、両剤の消化管内での相互作用は避けることができる。制酸剤による吸収阻害の影響の度合いは、鉄剤の種類により異なり、酸性から弱塩基性の広いpH域で低分子鉄として溶存するクエン酸第一鉄ナトリウム(フェロミア等)が、硫酸第一鉄(フェロ・グラデュメット)より少ないとの報告がある。ただし、臨床で鉄欠乏性貧血患者に鉄剤と制酸剤を併用して、鉄剤の治療効果に差がでたとの報告はない。

ジギタリス製剤 · (ジゴキシン、ジギトキシン等) · 鉄剤 · フェキソフェナジン

一方、「H2ブロッカー」ではせん妄や錯乱といった精神系の副作用に注意する必要があります。これは、薬が胃だけでなく、