・ 糖尿病合併CKD患者:アルブミン尿(蛋白尿),腎機能に関係なく腎保護効果が期待されるため,クリニカルエビデ
結果として、フォシーガを服用すると血液中へ再吸収される糖が減少するため、血糖値が低下します。
かかわらず腎保護効果を示すことが明らかとなり,治療抵抗性の慢性腎臓
慢性心不全患者さんを対象に、フォシーガ錠10mgを標準治療に追加したときの結果は次の表の通りです。
(投与期間:最長42ヵ月)
糖尿病合併の有無を問わない慢性腎臓病患者さんを対象に、フォシーガ錠10mgを標準治療に追加したときの結果は次の表の通りです。
(投与期間:最長39.2ヵ月)
慢性腎臓病の治療薬フォシーガについて考える【腎臓内科医が解説】
対象:食事や運動または使用している血糖降下薬で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者249例
方法:フォシーガ錠5mgまたは10mg(増量時)を 1日1回52週間投与
1型糖尿病と2型糖尿病の両方に効果があることを疑問に思われる方もいるかもしれませんが、それについては開発時の臨床試験を簡単にご紹介します。
AZ SGLT2阻害薬フォシーガ 「慢性腎臓病」の効能追加を一変申請
小野薬品工業株式会社は、日本の大阪市に本社を置き、特定領域における革新的な医薬品の創製に取り組む研究開発型の製薬企業です。当社は、特に医療ニーズの高いがんや免疫疾患、中枢神経疾患およびスペシャリティ領域を創薬の重点研究領域として活動しています。詳細については、 をご覧ください。
NOBUヘルシーライフ内科クリニックでは腎臓病の診療を得意分野の一つとしてお
り、SGLT-2阻害薬『フォシーガ』の使用も積極的に行っております。腎臓病の方・腎
臓病ではないのかとご心配な方はいつでもご相談ください。
腎臓病)慢性腎臓病(CKD)の治療(前編) | 亀田グループサイト
日本においても、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝疾患、および呼吸器・免疫疾患を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社については、 をご覧ください。
フォシーガは錠剤で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使えるお薬です。
ダパグリフロジン、日本で初めて慢性腎臓病に承認取得/AZ・小野
慢性腎臓病の診断で最も大切なのがGFRと呼ばれる数値だ。腎臓の働き(フィルターの役目を果たす腎糸球体が1分間にどれだけ血液をろ過し、尿を作れるか)を示すもので、血清クレアチニン値と年齢、性別から算出。60未満が治療の対象となる。
SGLT2阻害薬「フォシーガ」の第3相DAPA-CKD試験 慢性腎臓病患者を対象とした有効性により早期終了 ..
これまで慢性腎臓病を対象とする薬がなかったため、従来の治療は糖尿病や高血圧の薬を使うことが多かった。糖尿病や高血圧を原因として発症する人が多いためだ。そこに登場したのがSGLT2阻害薬「フォシーガ」だ。慢性腎臓病を対象疾患とする初の薬で、2021年に承認された。
SGLT2阻害剤フォシーガ、慢性腎臓病治療薬開発でFDA ..
札幌医大臨床教授(腎臓内科)で、JR札幌病院(札幌市中央区)の吉田英昭副院長によると、診断は尿・血液検査、画像診断、腎生検(腎臓の組織を採取)で行う。吉田副院長は「慢性腎臓病は腎障害や腎機能の低下が3カ月以上続いているときに診断される。早期なら生活習慣の改善や治療で回復可能だが、進行すると回復は困難。末期腎不全になると人工透析や腎移植が必要となる」と話す。
フォシーガの腎保護効果-慢性腎臓病38人の解析から考える治療戦略
SGLT2阻害薬は尿に糖を出すことで血糖を下げる飲み薬で、14年に糖尿病の治療薬として承認された。慢性腎臓病にも効果があることが分かり、追加承認された。吉田副院長は「末期腎不全や人工透析患者には使えないが、多くの患者が対象となる可能性がある。30年来変わらなかった治療を大きく変え、選択肢が広がった」と指摘する。
「7~8割の患者さんに使用できる」 慢性腎臓病に適応拡大 「フォシーガ」で死亡リスク39%低下 ..
CKDではフォシーガに続く新薬候補が複数、国内で開発の最終段階に入っています。SGLT2阻害薬では、ジャディアンスとカナグルがいずれも国内でP3試験を実施中。ジャディアンスはフォシーガと同様に糖尿病の有無を問わず、カナグルは糖尿病性腎症を対象に開発を進めています。田辺三菱は2022年度の承認取得を目指しています。
糖分を尿とともに排出するお薬です。糖尿病のほか、慢性心不全や腎臓病の治療に用います。 作用. 【働き-1】
フォシーガは糖尿病の治療薬として使われていましたが、血糖値を下げるだけでなく腎機能を保護する効果も期待され、糖尿病の患者さんには積極的に使用されていました。
オープニング0:55 フォシーガの特徴3:06 フォシーガの効能・効果4:35 フォシーガ ..
慢性腎臓病は加齢や糖尿病、高血圧、脂質異常症、慢性糸球体腎炎、メタボリック症候群などによって起こる。進行すると夜間尿、貧血、倦怠(けんたい)感、むくみ(手の指、顔、足のすね・甲)、息切れなどの症状が出てくる。さらに脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患の発症リスクを約3倍高めるとされる。
具体的には、1日あたり200〜500kcalのカロリーが排出されることが示されています45。 腎機能の保護
※長らくCKDの新たな治療薬は出てこなかったので、フォシーガの登場に関して腎臓専門医の世界では大きな注目を集めることになりました。
フォシーガは、2型糖尿病患者にとって革新的な治療法であり、血糖値を安定させ、合併症のリスクを低減します。さらに、この薬は腎臓 ..
慢性腎臓病を対象疾患とする治療薬としては昨年3月に「ケレンディア」も承認されている。MR拮抗(きっこう)薬と呼ばれるもので、尿細管などにおけるアルドステロン(副腎から分泌されるホルモン)の働きを阻害し、腎臓を保護する作用がある。最も多い2型糖尿病を合併している人が対象だ。
参加されることにより通院頻度や検査が増えたりすることはありませんが、フォシーガのは心不全を
注目は、世界初の腎機能改善薬として期待される協和キリンの「RTA402」(バルドキソロンメチル)です。同薬は、体内のストレス防御反応で中心的な役割を担う転写因子Nrf2を活性化する薬剤。幅広い抗酸化・抗炎症作用で腎機能を改善すると考えられています。糖尿病合併のCKDを対象に行った国内P2試験では、イヌリンクリアランス法で測定したGFR(糸球体濾過量)を有意に改善しており、現在はP3試験を実施中です。
フォシーガ錠10mg(アストラゼネカ株式会社)の基本情報・副作用
柏原氏によると、フォシーガによる治療の対象となるCKD患者はおよそ300万人。「最終的にはガイドラインにきちんと位置付ける作業が必要」としながらも、個人的見解として「有効性と安全性において既存の標準治療薬であるARBやACE阻害薬に優っていると思う。おそらく標準薬になっていく、ファーストラインになっていく可能性が高いと予想している」と話しています。
糖尿病の薬なのに腎臓を守る?SGLT2阻害薬の腎保護作用について
2020年にこの腎臓を保護する効果は糖尿病じゃない腎臓病の患者さんにも効果があるという報告が出て、2021年9月より日本で糖尿病がない腎臓病にも保険適用が通り、医療機関から処方することが可能となりました。
まとめ. 先にもお書きした通り、SGLT2阻害薬の腎臓を守る効果は、以前より知られていました。
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム)と小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁)は、アストラゼネカの選択的SGLT2阻害剤「フォシーガ®錠5mg、10mg(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物、以下、フォシーガ)」について、2型糖尿病合併の有無に関わらず、「慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)」の効能又は効果の追加承認を、8月25日に取得しましたので、お知らせします。
糖尿病、心不全、CKDと拡大するダパグリフロジン/AZ・小野薬品
ただし、フォシーガの腎保護効果について明らかになっていることと、明らかになっていないことがあり、積極的に使用したい場合とそうではない場合を筆者の主観で以下のように分けてみました。
○慢性腎臓病ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。 5
慢性腎臓病(CKD)の治療に新薬が続々と登場している。一般にはなじみのない病気だが、国内の患者数は約1330万人に上る。成人の実に8人に1人が患う疾患にもかかわらず、専用の薬がなかったが、初の治療薬も承認された。慢性腎臓病は初期には自覚症状がなく、治療を受けずに放置していると、気づいた時には人工透析寸前だった、ということもある。新薬は病気を治すことはできないものの、進行を遅らせる効果がある。