フォトフェイシャルとイソトレチノインによるニキビ跡の赤みの治療


フォトフェイシャルステラM22 右.フォトフェイシャルM22 当院では2台のフォトフェイシャルを用いて治療をおこなっています。肌の色に合わせて、細かく照射の条件設定を変えることが可能です。M22の最大の特徴は6種類にフィルターを持っています。フィルターを使用することで治療に必要のない波長帯をカットすることができます。
例えば、640nm(ナノメーター)のフィルターを使用すると、640nm未満の波長帯はカットされ、640~1200nmの波長帯を治療に使うことができます。
これにより、出力を上げても皮膚の熱傷を避けることが可能になります。640nmのフィルターでは肝斑と美白効果に対する最良の効果を発揮できるようになります。M22は照射方法を1)シングルパルス、2)ダブルパルス、3)トリプルパルスの3つのモードが選択できます。シングルパルスでは出力の100%を1回で照射します。シミ、ソバカス、くすみに最大限の効果を発揮します。ダブルパルスでは出力の50%ずつを2回にわけて照射します。治療効果と表皮保護のバランスをとった安全な照射方法である反面、効果は減弱します。トリプルモードでは33%ずつ3回の照射をおこないます。皮膚にとってはやさしい治療ですが、効果が落ちます。当院ではすべての治療にシングルパルスのみを使用します。これまでライムライトやMAX-GというシングルパルスのIPL治療器を長年使用してきた経験から、シングルパルスでも安全に治療をおこなうことができます。光治療では、1発あたりのエネルギー(熱量)が大きいほうが、皮膚の深くにまで高いエネルギーを届けることができるためです。フォトフェイシャルを含めたIPL機器は肝斑の治療に使えないといわれています。当院に肝斑治療にいらした方のお話では、美容クリニックなどでシミ・ソバカスの治療でフォトフェイシャルをおこなったけれど「肝斑を避けて照射してもらった」、「肝斑の上に照射したら逆に濃くなった」という話をお聞きします。フォトフェイシャルは肝斑があると使えないのでしょうか?答えはNOです。肝斑にフォトフェイシャルは使えます。下の表をご覧ください。Qスイッチレーザー(アレキサンドライト、ルビーのみ、ヤグYAGを除く)とフォトフェイシャルを含めたIPLでの適応症状です。※1 脂漏性角化症では炭酸ガスレーザーの併用が必要なことが多い※2 照射の設定をうまくおこなう必要がある「肝斑がフォトフェイシャルで悪化する」ことは実際あります。上の表でフォトフェイシャルの適応でシミ・ソバカスが△ということに注目ください。フォトフェイシャルがシミ・ソバカスに効くというのは、「ごく一部のシミが消え、ほかは薄くなるとお考えください」。何回照射しても全部が消えることはありません。そして、フォトフェイシャルを中断すると色調はもとに戻ります。理由は光治療の限界でシミ・ソバカスの原因となる細胞を破壊できないからです。一時的に細胞に熱ダメージを与えて、メラニン産生を抑制するのがフォトフェイシャルの効果です。そして、フォトフェイシャルでシミを消そうとする(実際には消えないのですが、美容クリニックでは何回も照射すると消えると説明されていることが多い)と、回数を増やすたびに出力を上げていきます。シミ(老人性色素斑)では光老化をおこした表皮基底細胞を、ソバカスではメラニン産生が増えているメラニン細胞をターゲットにしてどんどん出力を上げるわけです。そうすると、メラニンを含んだ表皮全体が過熱され、皮膚には炎症がおきます。肝斑の部分は色調が濃いので照射した光が熱に変換されて、強い炎症がおこります。結果、肝斑は悪化します。肝斑の原因に関してここでは詳細を述べませんが、肝斑は摩擦により表皮と真皮の境に炎症がおき、さらに摩擦で菲薄化した皮膚で、紫外線による真皮の光老化が原因になっています。肝斑の皮膚にフォトフェイシャルでさらに炎症を加えると、当然肝斑は悪化します。肝斑の原因、治療にご興味のある方は私が書いたをご覧ください。詳細に説明しています。しかし、フォトフェイシャルの照射設定をうまくおこなえば、肝斑にとても効果があります。下の写真は当院の肝斑治療例です。機器はフォトフェイシャルのみを使っています。なぜ、こんなことができるのでしょうか?それは、肝斑の原因を同時に除去するために以下のようなことをするからです。当院に肝斑の治療にいらっしゃった方は、すでにいろいろなクリニックでシミや肝斑の治療をされています。フォトフェイシャルを何回もおこなわれた方は多数です。私は初回のカウンセリングで「肝斑の原因をご存じですか」、「肝斑の治療の際に、原因に関して医師から説明がありましたか」と聞くことにしています。すると、ほとんどの方は肝斑の原因を知らないし、医師から原因について説明を受けていないことがわかります。はて、「肝斑の原因を知らずに治療がうまくいくのだろうか?」、と思うのです。当院のに肝斑の原因を詳細に書いていますが、肝斑の主な原因は「摩擦」と「紫外線」です。顔の摩擦は、スキンケアの間違いからきます。洗顔の時に顔を強く擦っていませんか? 化粧を落とすのにクレンジングを念入りにしていませんか?紫外線予防はどうでしょうか。日焼け止め(サンスクリーン)は朝塗った場合、表示のSPFを発揮する時間は2~3時間だそうです。短いですね。朝、日焼け予防をしたつもりで、夕方の帰宅時、お買い物でまだ日が照っている中を歩くと肌は紫外線にさらされます。これが長い年月続き、赤ら顔、肝斑の原因になります。当院では摩擦の回避のためのスキンケア指導と紫外線防御についてご指導させていただきます。フォトフェイシャルの照射では、肝斑の部分で色調の増加の原因となっているメラニンをターゲットにしてはいけません。シミ・ソバカスを治療する設定をおこなわないことが大切です。フォトフェイシャルの役割は真皮に熱を加えて、真皮のリモデリングを促し、傷んだ基底膜を復元することです。このために照射の設定をおこないます。当院では以下の組み合わせで肝斑を治療しています。肝斑治療のカウンセリングをご希望のはWEBからの予約制になっております。へいき、選択メニューボタンから を選択ください。※ クリニック受付ならびにお電話では予約の受付はいたしておりません。私はかって、顔が赤い人にVビームⅡによる「Vフェイシャル」をすごい人数におこなっていました。しかし、効かない人には最初から効きませんし、効いてもあるところから効かなくなりました。「なんでだろう?」とう疑問がわき、ダーモカメラという特殊なカメラを買って、全員のダーモスコピー写真を撮りVビームの治療効果を比較しました。下がその写真です。最初からVビームが効かない人が左、ある程度効果が出る人が右です。


日焼けによるダメージが重なると、肌にとって負担が増し、ダメージから回復しづらくなります。 トレチノイン・ハイドロキノンは併用NG

フォトフェイシャルの効果をより高めるために、イオン導入やハイドロキノンなどの治療法を併用したり、定期的に治療を続けることが大切です。

フォトフェイシャルは、シミや小じわ、ニキビ、赤み、毛穴など皮膚の多くの悩みに対して効果を期待できます。

フォトフェイシャルM22、トレチノイン・ハイドロキノンの症例写真

トレチノインは外用終了1週間後、ハイドロキノンは外用終了3日後を目安にフォトフェイシャルの施術を受けましょう。

ニキビ・シミ・シワの治療として、ハイドロキノン・トレチノインを外用している場合には、使用期間が終わってからフォトフェイシャルの施術を受けることをおすすめします。

フォトフェイシャル)と外用剤を併用して治療します。 主な治療には

肝斑の場合には、フォトフェイシャルの前に、や、ハイドロキノンなどの治療法を行うことをお勧めいたします。

を含むサプリメントの併用やバランスのとれた食生活など、皮膚がよい状態を保てるように日頃から自分で管理できると、フォトフェイシャルの治療効果をより高め、維持できます。

東大方式トレチノイン治療 · フォトフェイシャルM22; 内服薬 トラネキサム酸

また、治療期間中だけでなく、治療終了後もビタミンローションやハイドロキノン軟膏などを~か月間、皮膚に塗るようにするとフォトフェイシャルの効果を長持ちさせることができます。

フォトフェイシャル単独で治療を行うよりも、イオン導入やケミカルピーリングなどの他の治療法を併用するとより高い効果を期待できます。


トレチノイン」は漂白作用のある「ハイドロキノン」と併用することでシミの元となるメラノサイトを抑制します。 ..

フォトフェイシャルほどの効果は期待できないものの、併用すると効果が高まるといわれています。

イソトレチノイン · フォトフェイシャルM22 · 花粉症ボトックス ..

フォトフェイシャルほどの効果は期待できないものの、併用すると効果が高まるといわれています。

フォトフェイシャルと併用しながら朝と夜の二回薄くのばしています。

こちらの方は、トレチノイン&ハイドロキノン外用のみで治療した方です。
だいたい3ヶ月ぐらいを目安に治療していきます。
治療中は、ほんのり赤ら顔になって、カサカサ皮がむけて乾燥します。
その間は、メイクのノリも悪くなりテンションが少し下がりますが、それを乗り越えると、シミなどが薄くなって、さらに肌がツヤツヤになり、毛穴も閉じていきます。また、小ジワがうすくなることもあります。
月1回フォトフェイシャルM22、トリニティプラスを照射しつつ(外用内服とは皮膚への作用がちがうので)、ご自宅でのケアとして塗り薬や飲み薬をすると、より早くより細部まで美肌になれるので、お肌の状態によっては、クリニックでのお手入れも併せて行っていくと良いです。

フォトフェイシャル レチノール 併用 · レチノール リジュラン併用 · アヌア ..

フォトフェイシャルは制約の少ない施術なので、ほかのメニューとの併用治療ができるのも魅力です。イオン導入やケミカルピーリングといった併用治療で、気になる症状にさらにアプローチできます。
それぞれの施術の効果をより引き出すことができる併用治療については、医師と相談の上、計画を立てると良いですよ。

保険診療の当日順番予約・時間予約 · 美容・脱毛カウンセリング予約 · オンライン診療 ..

フォトフェイシャルは、値段がリーズナブルであることも魅力です。使用する機種によっても異なりますが、1回あたり2~3万円が相場といえるでしょう。
フォトフェイシャルは、エステ並の値段で医療レベルの効果が得られる、コスパの良い施術なのです。

イソトレチノイン · スピロノラクトン · ニキビ・ニキビ跡治療について

フォトフェイシャルの施術の効果を1回で感じにくいのは、フォトフェイシャルの光がレーザーと比較するとマイルドだからといえるかもしれません。

ライムライト | 肌と歯のクリニック 東京ベイ幕張 (千葉 美容皮膚科)

皮膚のターンオーバーを高める効果のあるトレチノインと併用すると、効果が高まるといわれています。

フォトフェイシャルM22|銀座プラタナクリニック【ドクター監修】

治療前の写真に比べて、治療週間後の写真ではニキビによる赤みや跡が改善しています。
フォトフェイシャルによる熱が皮膚のターンオーバーを促進し、色素沈着の原因となるメラニンを皮膚の外へ出しやすくします。

フォトフェイシャルで有名なIPLという光とラジオ波の2つの効果でシミ・ソバカス ..

ニキビ跡の色素沈着であれば、ライムライトで改善できるかと思います。内服薬や外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン等)の併用も効果的です。赤みのあるニキビ跡の場合は、ジェネシスの併用もおすすめです。

ビタミンEは抗酸化作用があり、ビタミンCと併用することで、さらなる抗酸化効果が期待できます。

ライムライトは照射モードを変更することで、肝斑にも対応が可能です。症状により、レーザートーニングや内服薬や外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン等)の併用をおすすめします。

ピコトーニングとフォトフェイシャルはどちらが有効?違いを検証!

例えば、炎症が落ち着いた後の赤みを伴うニキビ跡にフォトフェイシャルが有効な場合があります。

併用が必要です。 光治療は多くのメーカーから多種類の機種が出ており ..

フォトフェイシャルの1つ目のデメリットは、1回の施術では効果を感じにくいという点です。

美白・美肌治療フォトフェイシャル | スマイルクリニック新宿南口

また、フォトフェイシャルはニキビの赤みに対しても効果があるので、早めに治療するとニキビ跡が残りにくいです。

13,200円 · トレチノイン濃度1.0%ハイドロキノン濃度4.0% ※濃度は状態と反応によりに調整します。

ニキビ菌が出す物質(ポルフィリン)にフォトフェイシャルの光が吸収されると、殺菌効果があるといわれています。

皮膚代謝に合わせてケミカルピーリングやイオン導入、外用療法などを併用して施術 ..

当肝斑にはマイルドな光を照射することにより、肝斑が濃くなるなどのリスクは抑えながら、少しずつ薄くしていくことが可能です。肝斑の改善と同時に顔全体の美白効果も得られます。症状によりレーザートーニングや、内服薬や外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン等)の併用が効果的です。

炎症を伴う嚢腫や硬結のある中等度〜重度のニキビ(赤くボコボコした深いニキビ)には、保険外治療のイソトレチノインがおすすめです。

しみやそばかす、ニキビや赤ら顔などのお肌の悩み・トラブルを総合的にケアできるフォトフェイシャルM22(IPL機器)で治療を行った症例です。

フォトフェイシャルM22を3回照射した症例になります。

シミ治療の場合、まずはシミを分類するところから始まります。
生活習慣と状況を同時に確認し、そのシミに合ったレーザーやIPLを適切な出力で照射。
そうすればシミはキレイになります。

患者様のお肌の状況をしっかりとみて適切な施術をいたしますので、気になる方は是非、高須クリニックにいらしてください。