(フルボキサミンマレイン酸塩) · レクサプロ(エスシタロプラムシュウ酸塩)


※以下では「レクサプロ」として、エスシタロプラムの効果や副作用をお伝えしていきます。


レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬]の解説、注意

フルボキサミンは一般的なうつ状態(気分が落ち込む、不安を感じる等)以外にも社会不安障害、強迫性障害に対しても効果があります。

三環系抗うつ薬は副作用も多く、第1選択薬ではありませんが、効果も期待できるため、切り札的な薬剤として、現在も使用することがあります。

SSRI:フルボキサミン、パロキセチン、セルトラリン、エスシタロプラム(レクサプロ)

既に書いた通りフルボキサミンは脳内でセロトニンの量を増やす作用があります。その結果、脳に変化が生じうつ症状が改善に向かいます。この「脳の変化」には最低2週間~3週間程度時間が必要となり、その間上記のような副作用が生じることがあります。また、上記以外にもフルボキサミンを飲み始めて不安感が強くなったりすることもありますが、それらは一時的な症状であることが多くしばらく飲み続けると徐々に副作用も軽減していきます。ただし、症状の強弱は患者さんによってさまざまであるため、一時的な症状だからといって無理に飲み続ける必要はなく、遠慮なく医師・薬剤師に相談するようにしてください。

不安感の調節や意欲に働きかけるセロトニンが増すことで、人から注目される場面で強い不安を感じて仕事や学校生活といった社会生活を円滑に送れない社交不安障害も改善されます。

フルボキサミンマレイン酸塩(デプロメール、ルボックス) ・エスシタロプラム(レクサプロ) など

お薬としての適応はありませんが、外傷後ストレス障害(PTSD)にも効果は期待できます。

社会不安障害の効能・効果が承認されるまでの国内臨床試験において、1,099例中717例(65.2%)に副作用が認められました。その主なものは以下の通りです。

【精神科医が解説】フルボキサミン(デプロメール)の効果と副作用

急に使用を中止した場合にも、不安になる、イライラする、あせる、興奮しやすくなる、めまい、感覚の異常、頭痛、吐き気などの症状があらわれることがあります。エスシタロプラムの使用を中止する場合は、時間をかけて、少しずつ量を減らしていきます。

またレクサプロは、です。とはいえ、長い間服用していた方は少しずつ減量していく必要があります。


日50 mgを初期用量とし、1日150 mgまで増量し、1日2

SNRIはSSRIと同様、他の抗うつ薬と比較し、副作用は少ないとされています。しかし、セロトニン系に作用することで起きる、嘔吐・下痢、不眠・性機能障害などが生じる可能性があります。詳しくはSSRIの項目をご覧ください。

いるのに対し、国内ではパロキセチン塩酸塩水和物およびフルボキサミンマレイン ..

レクサプロが影響するのは、むしろ産まれた後の赤ちゃんになります。胎盤を通してお薬が赤ちゃんにも伝わっていたものが、急に身体からなくなります。

レクサプロの場合にはこの増量の必要がありません。なぜかというとレクサプロは2 ..

ミルタザピンははSSRIやSNRIでみられる嘔気や下痢などといった副作用は起きにくいです。全般的に副作用は少ない薬剤ですが、他の抗うつ薬と比較すると眠気、食欲増加や倦怠感といった抗ヒスタミン作用による副作用が出現しやすいです。そのため、うつ病・うつ状態の方で、不眠や食欲低下の目立つ方にその改善も図る目的で使用することがあります。

フルボキサミン, 1日2回, うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害 ..

セロトニンの受容体が脳にあることで抗うつ効果や抗不安効果などが期待できますが、消化管(胃や腸など)にもセロトニンの受容体があるため、吐き気や下痢症状が現れることがあります。これらの副作用は投与初期に生じやすいですが、しばらくすると自然に軽減することがあります。軽度であれば内服を継続することもあります。しかし、副作用が強く出る場合は、無理せずに中止をしてもらいます。

抗うつ薬SSRI「フルボキサミン」の説明1分【精神科医監修】 #Shorts

ボルチオキセチンは2019年発売された新しい抗うつ薬です。副作用は他の抗うつ薬と比較すると少ないですが、嘔気や下痢といったセロトニンに関係する副作用に加え、眠気、頭痛などが生じることがあります。

SSRI」の1つ「フルボキサミン(ルボックス・デプロメール) ..

あまり抗うつ効果は強はありません。副作用としては、眠気や頭痛、めまいが出現することがあります。そのため、不眠のある方に対して、睡眠薬的な役割を期待して使用されることがあります。しかし、眠気や頭痛、めまいなどが強い場合は、減量や中止を行います。