コブラ KING ユーティリティ ワンレングスアイアン 4U ゴルフ
コブラの最新アイアン型UTのワンレングスモデル3番手を、クラブフィッターの小倉勇人氏に試打・解説してもらった
コブラ KING ユーティリティ ワンレングスアイアン 4U
このモデルもウッド類が苦手な方には十分やさしいと言えるモデルではあるのだが、注目すべきはこのモデルではなくそのバリエーションである「キングユーティリティワンレングスアイアン」だ。このモデル、同社のラインアップであるワンレングスシリーズに合わせて作られたモデルで、ロフトは3番(19.5度)、4番(22.5度)、5番(25.5度)となっているが、クラブ長はすべて同じ7番アイアンの長さ(37.25インチ)で設定。それでも番手ごとの距離差がちゃんと出るように作られている。
そんな中、興味深いモデルが発売された。コブラの「キングユーティリティアイアン」だ。いわゆるアイアン型UTで、一見マッスルバックに見えるヘッドは中空構造。適度な厚みを持ったトップブレードと相まってちょっとシャープなセミアスリート向けアイアンのような外見を持ちつつ、ミスに強くそれでいて適度な高さのボールが打てるモデルに仕上がっている。
【2025年最新】コブラ ユーティリティアイアンの人気アイテム
まあこれ自体はコブラの以前のアイアン型ユーティリティにも採用されていたモノなので、特別新しいわけではないですが、搭載されること自体は非常に魅力的です
コブラゴルフから、アイアン型ユーティリティが発表され、2020年6月12日にUSモデルが発売開始となりました
コブラ cobra KING キング ユーティリティ ワンレングスアイアン 4番
ここに良い例がある。数年前、コブラのオリジナルのアジャスタブル・ユーティリティアイアンをテストした。
US仕様の4番を購入しました。第一印象は優しい、上がる、飛ぶ、です。
CallawayのSuper Hybrid程ではないものの、ヘッドは大きめ、ヘッドの奥行きよりもトウヒール方向が長いです。
現在使っているTSi2(21°)との比較では、TSi2よりも打出角が高く、そのままキャリーも出ています。自分比でTSi2のキャリーが190&〜200ヤード、KingTecが200ヤードかもう少し出ている感じで、10ヤード近く飛んでいます。測定してませんが落下角度は同じくらいと思われ、着弾してからのランは同程度でした。打感はあまり大きな違いは感じませんでした。
ヘッドのトウヒールが長いせいか、オフセンターヒットでもあまり曲がりません。コントロールもそれほど効かないです。一方優しいユーティリティにありがちな引っかけも出ず、自分の技量では、良くも悪くもだいたい左右15ヤード位に収まってくれます。
シャフトは中調子的なシャフトと思います。特段癖を感じず素直で振りやすいと感じました。強いて言えばインパクトで少し走ってくれるので、その分打出角が出ていると思います。
デザインはマットな黒とグレーのコンビネーションで、スクエアに構えやすいデザインと思います。もちろん光の反射も無いです。
兎に角ヘッドもシャフトも素直さから来る優しさで作られている感じで、200&〜210ヤードを安心して狙っていける武器になると思い、即実践投入出来ました。自分のユーティリティ遍歴で即実践投入出来たのは初めてです。その位素直で優しいです。おすすめします。
コブラ KING ユーティリティアイアン 2016(日本仕様)
コブラが、今回の『KINGユーティリティアイアン』でゴルフ用品界の話題の中心になることはないだろう。別にコブラやこの新作を悪く言うつもりはない。
数少ない調整機能付きユーティリティアイアンの一つであるコブラ『KINGユーティリティアイアン』が2020年モデルとして刷新。