ソニー、Android版「RECOPLA」でレコーダの無線転送操作が可能に


ワイヤレスおでかけ転送は、ソニー製BDレコーダーで録画したテレビ番組をワイヤレスでタブレット端末やスマートフォンに転送する機能。Androidタブレット向けのレコプラでは6月に対応していたが、今回iPad向けのレコプラでも利用できるようになった。対応OSはiOS 5.1以上で、iPad 2以降で利用できる。


「ワイヤレスおでかけ転送」は、ソニー製レコーダなどで録画した番組を、対応タブレット/スマートフォンに無線LAN経由で転送できる機能。

ソニーは、iOS版アプリ「RECOPLA(レコプラ)」で同社製ブルーレイディスク(BD)レコーダーからの「ワイヤレスおでかけ転送」を可能にするアップデートを行った。

ソニーは5日、同社Blu-ray Discレコーダなどに対応する録画番組管理アプリ「RECOPLA」(レコプラ)のAndroid版をbeta 2.3にアップデート。新たに、ソニー以外のAndroidタブレットのRECOPLAからも「ワイヤレスおでかけ転送」の操作が可能になった。対応OSはAndroid 4.0以降。

ソニー、RECOPLA最新版でiOS端末の録画番組視聴に対応

RECOPLAはインストールしていないが、富士通製の「ARROWS Tab LTE F-01D」で、「BDZ-AX2700T」の録画番組が視聴できるかもテストしてみた。このタブレットにはDLNA/DTCP-IP対応プレーヤーアプリ「DiXiM Player」がプリインストールされている。 アプリを使ってレコーダに接続したところ、サーバー一覧に「BDZ-AX2700T」が表示され、録画番組の再生も可能。ジャンルメニューを使い、ジャンル別に分類された録画番組を表示・選択する事もできる。再生中はシークバーを使った任意のポイントからの再生操作にも対応している。
ただし、再生できたのは、「DR」モードでそのまま録画した番組のみで、「XR」や「LSR」など、AVC形式でエンコードして保存した番組についてはエラーが表示され、再生できなかった。もちろん録画番組の削除などの管理もできない。これらの点で、RECOPLAのほうがメリットがある。
RECOPLAでは、アプリ内で直接番組表を参照して録画予約はできないが、テレビ王国のウェブアプリであるCHAN-TORUに飛んで録画予約することはできる。CHAN-TORUは2010年にしたもので、当時はスマートフォンで録画予約できるシステムとして、飛躍的にリモート予約のレベルを上げたものだった。 本来ならば録画予約機能も一つのアプリ内で完結しているといいのだが、すでにWEBアプリとして出来上がっているものなので、そちらへ飛ばした方がいいということだろう。
ブラウザ上での操作なので、スクロールはなめらかだが、ピンチイン・アウトでズームはできない。このあたりがWEBアプリの限界になるのだろうか。 他アプリと連携ということでは、Sony Tablet独自機能として「スモールアプリ」が追加される。これはいわゆるウィジットのような格好で起動されるサブアプリで、メインのアプリの上に小さく表示される。 iOSにしてもAndroidにしても、スマートフォン/タブレット向けOSでは、基本的にアプリは立ち上げると全面に展開し、他に立ち上げていたアプリを終了させる必要はないが、背後に回った時点で動作は止まった状態となる。 PC用OSの挙動になれていると、複数の画面を表示して平行で作業できないので不便に感じることがあるわけだが、スモールアプリはそういう不満を解決するだろう。 これもSony TabletのAndroid 4.0.3アップデートに含まれるが、どんなアプリでもスモールアプリとして動かせるわけではなく、ソニーが用意した一部のアプリだけだ。現時点ではWEBブラウザ、計算機、テレビのリモコンアプリが用意されている。 スモールアプリは、メインアプリが小さく表示されるわけではない。機能を絞った別アプリだ。ただスモールアプリはメインアプリと相互に連動するようになっており、例えばスモールアプリのWebブラウザで表示していたサイトを、メインのWebブラウザアプリで引き続き表示させる事もできるし、その逆も可能だ。 スモールアプリは表示場所も自由に移動させることができるし、サイズの拡大縮小もできるため、PCライクな操作となる。さらに多くのスモールアプリが登場するのを期待したいところだ。
レコーダの新製品発表とともに、華々しく“タブレット連携”というニュースが見たかったという人も多いと思うが、昨年発売の機器でソフトウェアの入れ替えだけでここまで対応できるのだから、仕掛けとしては既に昨年から仕込んであったのだろう。ある意味既存ユーザーにはうれしいアップデートである。 開発にはかなり時間がかかっただろうが、RECOPLAを自社製品内に留めず広く開放するという取り組みは高く評価したい。 また4月21日には、折りたたみ型の方の「Pシリーズ」に新モデルが登場する。従来モデルは3G+Wi-Fiモデルしかなかったが、Wi-Fiのみのモデル「SGPT213JP/H」が追加されるのだ。モバイルルーターユーザーにとってタブレットに3Gは不要なわけだが、これで心置きなくPシリーズに行けるという人もいるのではないだろうか。 ただ現状では、先に発売されている3G+Wi-Fiモデルの方が値下がりし、実売で1万円以上安いという、えらく微妙な現象が起こっており、こっちを回線契約なしで使った方が安いのでは説も浮上している。 個人的には、RECOPLAとhuluがあればタブレットだけで全映像コンテンツ視聴が完結するので、ちょっとした時間に色々楽しむことができて、快適だ。あとは外出先でストリーミングによるテレビ視聴までできれば言うことなしだが、それもまあ追々なんとかしてくれるんじゃないかと勝手に期待しているところである。

ソニーは6月5日、BDレコーダー向け専用アプリ「RECOPLA(レコプラ)」のアップデートを実施した。これにより、RECOPLA経由での番組持ち出し機能「ワイヤレスおでかけ転送」がAndroidタブレットで可能になる。

ソニーのブルーレイディスクレコーダーを操作できるタブレット専用

ソニーのBDレコーダーからXperia™ Tablet や“Sony Tablet”に録画番組をワイヤレスに自動転送する「ワイヤレスおでかけ転送」機能が付加されます。また、「もくじでジャンプ」機能にも対応※10することで、タブレット上に録画番組のコーナー一覧を表示し、BDレコーダーへ再生指示をかけることが可能となります。(2012年10月12日アップデート実施予定。“Sony Tablet”で「ワイヤレスおでかけ転送」に対応するには、本アップデートに加え、年内に実施予定の“Sony Tablet”のシステムソフトウェアアップデートが必要。)

ソニーは、同社製Blu-ray Discレコーダーなどの録画管理アプリ「RECOPLA」(レコプラ)を12月中にアップデートする。新たにアップルの「iPad 2」以降や、ソニー製以外のAndroidタブレットでも、録画済み番組を無線LAN経由で視聴できるようになる。

アプリです。家じゅう好きな場所で放送中・録画済の番組を見ることが

ソニーのブルーレイレコーダー【BDZ-EW500】とTwonky Beamを、RECOPLA(レコプラ)と連携して手持ちのタブレット(NEXUS 7やKindle Fire HD)から録画番組を視聴することができました。

ソニーは、同社製レコーダーの録画管理アプリ「RECOPLA」(レコプラ)のアップデートを12月13日に開始した。今回の目玉は、iPad版でも録画番組のストリーミング視聴が可能になったことだ。早速、手持ちの「iPad mini」に導入して試してみよう。