アレグラFXプレミアムは、要指導医薬品のアレルギー専用鼻炎薬。アレグラ ..


(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)アレルギー性鼻炎による症状のうち,とくに鼻づまり症状でお困りの方が本剤をご使用ください。
(3)本剤の服用は,鼻づまり症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ,鼻づまり症状の緩解がみられた場合には,速やかに抗ヒスタミン剤単独療法などへ,お切替えください。
(4)1週間服用しても症状の改善がみられない場合には,医師又は薬剤師に相談してください。また,症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は,医師又は薬剤師に相談してください。
(5)本剤は徐放層を含む錠剤であるため,噛んだり,砕いたりせず,水と一緒にそのまま服用してください。
(6)本剤の「抜け殻」が便の中に出ることがあります。これは本剤の成分が体内で吸収されたあとの残りです。成分はきちんと吸収されており,効果に影響はありませんので,ご安心ください。
(7)錠剤の取り出し方
錠剤の入っているシートの凸部を指先で強く押して裏面の膜を破り,錠剤を取り出して服用してください。(誤ってシートのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながります。)


アレグラ FX プレミアム」を新発売エスエス製薬株式会社( ..

今年も花粉症シーズンが来ました。2023年春の花粉飛散予測(第2報)によると、今シーズンの飛散量は九州~東北で前シーズンより多く、特に四国・近畿・東海・関東甲信で非常に多い予想です。関東甲信越は、例年と比較して非常に多い(200%)、昨シーズンと比較して非常に多い(210%)となっています。

花粉症の治療には抗ヒスタミン剤(ヒスタミンH1受容体拮抗剤、H1RA)が使用されます。H1RAは、鼻粘膜のヒスタミンH1受容体を抑制することでアレルギー反応を抑えますが、ヒスタミンH1受容体は中枢神経にも存在します。覚醒状態の維持や、認知機能に関わります。H1RAが血液脳関門(Blood Brain Barrier: BBB)を通過して中枢神経に移行すると眠気、集中力の低下などを起こします。最初に開発された第一世代抗ヒスタミン薬はBBBを通過して中枢神経に対する影響があるので、中枢神経への移行が少ない第二世代H1RAが開発されました。しかし、第二世代H1RAでも中枢神経への移行は0ではなく、中枢神経に対する影響はそれぞれの薬剤で異なります。

眠気、集中力の低下などで一番問題となるのは、自動車運転時に事故を誘発することです。各抗ヒスタミン剤の添付文書は、自動車などの運転に関する記載で次の3つに分類されます。①自動車の運転等の注意の記載が無い。②眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。③自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。添付文書で③が記載されている場合は、自動車の運転は禁止となります。市販の感冒薬に含有されるH1RAはすべて第一世代ですので、③に該当します。

道路交通法第六十六条では、「何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない(三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金)」と規定されています。③の抗ヒスタミン剤を服用して運転すると、飲酒運転と同様検挙される可能性があります。

運転をする方が抗ヒスタミン剤を服用する場合は、可能なら①の薬剤、デザレックス®(デスロラタジン)、ビラノア®(ビラスチン)、ディレグラ®(フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン)、アレグラ®(フェキソフェナジン)、クラリチン®(ロラタジン)を服用するのが望ましいです。

「ディレグラ®配合錠」は、アレルギー性疾患治療剤として用いられる医療用医薬品のひとつです。1錠中に2種類の有効成分を含有する配合剤であり、アレルギー性鼻炎に対して高い効果が期待されています。国内でも2013年より販売が開始され、2020年にはジェネリック医薬品も登場したことで話題をよびました。

ディレグラ配合錠は、第 2 世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商

エスエス製薬はアレルギー専用鼻炎薬「アレグラFXプレミアム」(要指導医薬品)を発売した。
非鎮静性の第二世代抗ヒスタミン成分のフェキソフェナジン塩酸塩に、鼻粘膜の充血・はれを抑制する塩酸プソイドエフェドリンを初めて医療用と同量配合(※)したのが大きな特長。フェキソフェナジン塩酸塩が鼻みず・くしゃみを和らげ、塩酸プソイドエフェドリンが鼻を通りやすくし、2種類の有効成分が花粉やハウスダストなどによる鼻のアレルギー症状、つらい鼻づまりに対して優れた効果を発揮する。
成人(15才以上)1回2錠、1日2回朝夕の空腹時の服用で24時間しっかりと鼻のアレルギー症状を抑え、また眠くなりにくく、口が渇かないことも特徴で、集中力や判断力を邪魔しない。容量は20錠(5日分)で、1度に1箱のみの販売となる。
同社では本剤の服用について、口呼吸を伴うような鼻づまり症状が強い期間にとどめ、鼻づまり症状の緩解がみられた場合にはエピナスチン塩酸塩やフェキソフェナジン塩酸塩のような非鎮静性抗ヒスタミン剤の単味製品への切り替えを推奨している。
(※)フェキソフェナジン塩酸塩120mg、塩酸プソイドエフェドリン240mg(1日量中)
【容量・価格】20錠◆オープン価格
【発売日】1月22日
【カテゴリー】要指導医薬品

●第二世代の抗ヒスタミン成分(フェキソフェナジン塩酸塩)に,鼻粘膜の充血・はれを抑制する成分(塩酸プソイドエフェドリン)を初めて「医療用と同量配合」したお薬です。
●2つの有効成分により,花粉やハウスダストなどによるくしゃみ,鼻みずはもちろん,つらい鼻づまり症状に対しても優れた効果を発揮します。
●眠くなりにくく,「集中力,判断力,作業能率の低下」といった,気付きにくい能力ダウン(インペアード・パフォーマンス)を起こしにくいお薬です。

ンの用量検討及びフェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン配合剤の有効性/安全性を.

ディレグラ®配合錠は、第2世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商品名:アレグラ®)に、血管収縮作用を有するα交感神経刺激薬である塩酸プソイドエフェドリンを配合した医薬品です。2種類の有効成分が含有された配合剤であり、1剤でアレルギー性鼻炎に対して高い効果が期待されています。

フェキソフェナジン塩酸塩などの第2世代抗ヒスタミン剤は、アレルギー性鼻炎の3大症状(くしゃみ、鼻汁、鼻づまり)のうち、鼻汁の症状に対しては高い効果が認められていましたが、鼻閉の症状に対しての効果は得られにくいといわれていました。ディレグラ®配合錠に配合されている塩酸プソイドエフェドリンは、鼻粘膜の充血や腫脹を軽減することにより、鼻閉に対する改善効果も認められているのがポイントです。

第二世代:アレグラ(フェキソフェナジン)、アレジオン(エピナスチン ..

第一世代と第二世代抗ヒスタミン薬の主な薬剤

第一世代:レスタミン(ジフェンヒドラミン)、ポララミン(クロルフェニラミン)、アタラックスP(ヒドロキシジン)、ピレチア(プロメタジン)など
第二世代:アレグラ(フェキソフェナジン)、アレジオン(エピナスチン)、アレロック(オロパタジン)、エバステル(エバスチン)、クラリチン(ロラタジン)、ザイザル(レボセチリジン)、ジルテック(セチリジン)、タリオン(べポタスチン)、デザレックス(デスロラタジン)、ビラノア(ビラスチン)、ルパフィン(ルパタジン)など

ロイコトリエン受容体拮抗薬の主な薬剤

キプレス、シングレア(モンテルカスト)、オノン(プランルカスト)など

尚、現在は、副作用の関係もあり、抗ヒスタミン薬では第二世代が主に使われていますので、以下には第二世代に関してまとめてみました。
また、総合感冒薬のPL顆粒やPA錠には、第一世代の抗ヒスタミン薬(プロメタジン)が混合されていますので、眠気が強くでるようですし、抗コリン作用で、口渇や便秘、排尿困難などの症状がでる場合もあるようです。

同じくフェキソフェナジン塩酸塩が配合された医薬品である「アレグラ®錠」では、アレルギー性鼻炎に加えて蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)にともなうそう痒の適応を有しているため、ディレグラ®配合錠と適応疾患が異なるので注意が必要です。


アレグラα、 アレグラフレッシュ、 アレグラファインの3品目は ..

花粉,ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ,鼻水,鼻づまり

一般名:塩酸プソイドエフェドリン(Pseudoephedrine Hydrochloride) ..

食事の影響により、フェキソフェナジンのAUCは70%近く低下することが知られているため、空腹時の服用が求められています。また、塩酸プソイドエフェドリンは主として腎臓を経て尿中に排泄されるため、腎機能障害のある患者さまは適宜減量することが必要です。

ムとの相互作用(アレグラ錠:2000年9月22日承認、申請資料概要.

<1日2回服用>
アレグラ60㎎(フェキソフェナジン)
●ディレグラ配合錠(フェキソフェナジン・プソイドエフェドリン) 鼻閉に効果あり ただし、1回2錠1日4錠

アレグラ (フェキソフェナジン塩酸塩) サノフィ [処方薬]の解説、注意

また、禁忌においてもアレグラ®錠では「過敏症の既往歴のある患者」の1項目に限られましたが、ディレグラ®配合錠では塩酸プソイドエフェドリンが配合されたことにより、禁忌が大幅に増加していることにも注意が必要です。添付文書を確認して、該当する患者さまについて知っておくようにしましょう。

すでに発売されOTC薬になっているアレグラ®に、血管収縮作用を有するα交感神経刺激薬(塩酸プソイドエフェドリン)を配合した薬剤です。

ディレグラ配合錠の服用指導では、用法用量の確認が重要です。とくに、類似薬であるアレグラ®錠からの切り替えで処方されている場合には、1回あたりに服用する錠数が2倍となるため、服用間違いのないようしっかりと確認しましょう。食事の影響を受けやすいことから、空腹時投与が必要となる点にも注意が必要です。

[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン配合錠

また、ディレグラ配合錠は長径17.5mm、短径7.8mm、厚さ6mmと、内服薬の中でも大きい錠剤です。1錠中の塩酸プソイドエフェドリンの含有量が10%を超えると覚せい剤原料の規制に触れるため、このような大きさになっていますが、塩酸プソイドエフェドリンが徐放層になっていることから、分割や粉砕も推奨されていません。嚥下力が低下している患者さまは服用が難しいケースもあるため、服薬指導時に服用の可否について確認しましょう。

「ディレグラ配合錠」(フェキソフェナジンン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン)のスイッチOTCである「アレグラFXプレミアム」を了承した。

ほかにも、塩酸プソイドエフェドリンの交感神経刺激作用によって、不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の副作用があらわれる場合もあります。そのため、その他の交感神経刺激薬による副作用歴の確認も重要です。副作用があらわれた場合にはすみやかに服用を中止して、主治医または薬剤師に相談するように指導しましょう。

アレグラFXは、鼻みず、鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー性鼻炎の症状にしっかりとはたらく、フェキソフェナジン塩酸 ..

花粉症が国民病といわれる我が国において、アレルギー性鼻炎をはじめとするアレルギー性疾患に悩む患者さまは多く、様々な医療機関で治療が行われています。OTC医薬品として市販されるアレルギー性疾患治療薬も多数あり、薬剤師の役割も大きくなりつつあります。