アレルギー性鼻炎をはじめ、蕁麻疹や痒み、湿疹などの皮膚の症状にも使用されます。 また、抗アレルギーの中では眠気が少ないことも特徴です。
・デザレックス(デスロラタジン)、アレグラ(フェキソフェナジン)、ザイザル(レボセチリジン)、ムコソルバン(アンブロキソール)、ムコダイン(カルボシステイン)、シングレア(モンテルカスト)、抗ヒスタミン薬、去痰薬、ロイコトリエン拮抗薬などと呼ばれる薬で、鼻水や痰を抑えるだけではなく、鼻水、副鼻腔炎の流れを改善し、副鼻腔の排膿を促進する目的で使います。アレルギー性鼻炎などアレルギー性の要因が考えられる場合は他のアレルギーの薬を併用することがあります。
フェキソフェナジン塩酸塩は、以下のお薬との飲み合わせは注意が必要とされています。 エリスロマイシン
全ての薬には副作用がありますが、主治医はデメリット、メリットを総合的に考えて一人ひとりに最適な薬を処方しています。心配なことがあれば何なりと主治医またはかかりつけ薬局の薬剤師さんまでご相談ください。
副鼻腔は体表からは見えない場所なのですが、前頭洞(ぜんとうどう)、上顎洞(じょうがくどう)、篩骨洞(しこつどう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)と4種類あります。副鼻腔炎は一番大きい上顎洞に多いです。副鼻腔炎レントゲンにて診断可能です。副鼻腔炎CTを撮るとよりハッキリと副鼻腔炎であることがわかりますが、明らかな副鼻腔炎症状の場合は毎回わざわざCTを撮ることは必須ではないかなあと思います。逆に慢性的な頭痛や臭覚の低下などの症状で撮った頭部CTやMRIでたまたま副鼻腔炎が見付かることもあります。症状がなかなか治らない場合、他の病気の合併を疑う場合など、適宜副鼻腔炎CT、耳鼻咽喉科でファイバースコープ、副鼻腔内視鏡など詳しい検査をしてもらっています。