「アレグラFX」は、花粉、ハウスダストなどを原因とするアレルギー性鼻炎の症状に有効ですので、秋の花粉症にも効果を発揮します。


アレルギー体質を西洋医学でも漢方治療でも根治することはきわめて困難です。しかし、漢方によりアレルギー体質の改善は図れます。漢方では生体の反応を過剰なものから正常に近づけるように導きます。アレルギー症状が軽症から中等症までは漢方単独でも対応可能ですが、重症になると西洋薬とくに外用薬の併用が必要になります。治療戦略として、まず症状を沈静化し、ついでアレルギー体質の改善に移ります。症状のない時こそがアレルギー体質の改善のチャンスなのです。


[PDF] 花粉症に有効な漢方の上手な飲み方 ―早めに 多めに 熱めに―

服用するタイプで花粉症に使われるものはアレロック、ザイザル、タリオン、ディレグラ、アレグラ、アレジオン、クラリチン、デザレックスなどで、個人によて差異はありますが、一般的に効果が強いものは眠気と粘膜の乾燥が強いといわれています。クラリチンでも眠気が来るような方は漢方治療がお勧めです。

そんな花粉症におすすめなのが『』。小青竜湯は花粉症漢方薬の代表格です。

(抗アレルギー薬:アレジオン、クラリチン、ジルテック、タリオン、アレグラ、

小青竜湯の主要な薬効成分はエフェドリンで、これは漢方薬の中でも低分子成分に分類されます。低分子成分はそのままの形で短時間で吸収されるため効果が早く現れ、血中濃度は10分ほどで上昇し始め、1時間以内にピークに達します。
ただし、漢方薬の効果は個人の症状や体質に依存するため、効果が現れるまでの時間も人によって異なります。一般的に言えば、

小青竜湯には、乾姜(かんきょう)、五味子(ごみし)、半夏(はんげ)など、妊娠中に慎重に使用すべき生薬が含まれています。また、発汗作用のある麻黄も含まれているので、妊娠週数によって薬の影響が異なるため、自己判断での服用は避け、必ず主治医に相談してから服用するようにしましょう。

春の花粉症は4タイプ。おすすめの漢方薬をタイプ別にやさしく紹介!

今回からはアレルギーや花粉症、つらい鼻漏などに効く漢方薬を取り上げていきたいと思います。ひとつめは小青竜湯です。

春の花粉症で代表的なスギ・ヒノキなどの花粉を始め、中国大陸からやって来る黄砂やPM2.5、さらには家に潜むダニやホコリなどのハウスダスト、猫などのペットの毛など、鼻炎をひき起こす原因となるアレルゲンは悲しいかな日常のあらゆる所に潜んでいます。
そのため、鼻炎に悩む人口も確実に増加しています。

粘り気のある鼻水?症状別、鼻炎におすすめ漢方薬と生活アドバイス

1970年代にこの疾患が注目され始めた頃、早くも葛根湯や小青竜湯が有効であることが知られていました。しかし、その後、病像が複雑になり、漢方薬でも数種類の処方では対応できなくなることが多くなりました。

花粉症では季節性ですので、春先にはスギついでヒノキ、夏にかけてイネ科植物(スズメノカタビラ、カモガヤなど)、秋にはキク科植物(ヨモギなど)が代表です。 通年性アレルギー性鼻炎のアレルゲンとしてはハウスダスト、ダニ、カビ、ペット(犬、猫、ウサギ、ハムスターなど)の毛が有名です。


服用するタイプで花粉症に使われるものはアレロック、ザイザル、タリオン、ディレグラ、アレグラ ..

葛根湯(かっこんとう)は風邪の初期症状や肩こりなどに用いられる漢方薬です。この漢方薬には両方の漢方薬が鼻風邪に効果があるため、個人の判断では小青竜湯か葛根湯のどちらか一方を選んで服用することをおすすめします。

くしゃみが連続して出る方、 鼻水が滝のように流れるような方は漢方薬の小青竜湯を併用すると良いでしょ ..

では、アレルギーとはどんなものなのでしょうか。それは「免疫反応の過剰な反応」ともいえます。免疫とはヒトに有害な細菌やウイルスなどの病原体を自分とは別の異物と認識して体から排除する反応のことです。この記憶を残すことで二度目からはガードを固めて防御することができるのです。しかし花粉や、食物、ホコリ、ダニ、犬・猫の毛を異物=アレルゲン(アレルギーのもと)として反応してしまい、それを排除しようとする反応がアレルギーなのです。繰り返しアレルゲンに曝されると免疫の記憶は確かなものになり、アレルギーは治療困難になります。花粉は季節的なものですが、アレルギーの症状が続いているところに次の花粉がやってくるとこれにもアレルギーが形成されることになり、一年中存在するハウスダストやダニにも反応するようになるのです。アレルギーがなぜ起こるのかについてはいくつかの説がありますが、一つの原因で起こるというよりは複数の原因が重なって起こるようです。この原因の中には避け得ないものもあり、アレルギーの治療を困難にしています。

ですから、小青竜湯などの麻黄を含む漢方薬が、アレルギー性鼻炎に効くのは、一つには、このエフェドリンの働きがあるから、と言うこともできます。

小青竜湯には「麻黄(まおう)」と「甘草(かんぞう)」が含まれています。そのため以下の医薬品との飲み合わせは禁忌ではありませんが、注意する必要があります。

西洋医学での治療薬としては、フェキソフェナジン(商品名アレグラ他)やロラタジン(クラリチン他)などの抗アレルギー薬が該当します。 ..

<おすすめの漢方薬>
どちらかというと鼻づまりが中心…。鼻がつまって出て来ない…。という方におすすめなのが『』。です。
お風呂などで体が温まると楽になるのは、冷やされて起こる“寒証の症状”の特徴。まだ鼻水が無色~透明であることも“寒証の症状”のポイントです。
カラダを温めてくれる葛根湯ベースの葛根湯加川芎辛夷で温めて治しましょう。

[PDF] 1.アレルギー性鼻炎に対する漢方薬の使い分け トウ

小青竜湯には、他の漢方薬や医薬品との飲み合わせで禁忌(服用してはいけない)はありません。ただし、

○ 鼻閉タイプには葛根湯(カッコントウ)がよい。効果が弱い場合には葛根湯加

回答7:当院では、保険適応のエキス製剤を用いています。例えば虎龍湯の一日薬価は約200円程度で、3割負担の方ですと、約60円となります。一ヶ月服用しても1800円ですね。決して高価なものではありません。
効果に優れ、副作用も少なく、QOLの面から考えても、花粉症に対する良い治療薬だと考えています。

当院では年齢が低くても使いやすいザイザル、アレグラ、アレジオン、オノンなどをよく処方しています。 ..

小青竜湯は、アレルギー性鼻炎による鼻水・鼻詰まりや、くしゃみや鼻水が主な症状である風邪の時に用いられる漢方薬です。特に、この漢方薬は眠気の副作用がなく、アレルギー症状を和らげる働きがあります。

[PDF] 花粉症のシーズンが始まります お知らせ インフルエンザ情報

・小青竜湯との飲み合わせで禁忌のもの
・小青竜湯と他の医薬品との飲み合わせ
・小青竜湯を飲む時の注意点

ザジテン、タリオン、ジルテック、アレグラ、アレジオン、アレロックなど ..

日本の処方で考えて見ますと、風寒型のものには、小青竜湯,葛根湯加川芎辛夷,川芎茶調散などを用い、風熱型には越婢加朮湯や辛夷清肺湯を用い、虚弱型には補中益気湯、麻黄附子細辛湯を用いることになっています。
ところが、近年になって、漢方的にみたアレルギー性鼻炎の病像がやや変わってきました。それは、現代人の生活環境の変化(飲食物を含む)が関係しているようです。

薬は大人用と子ども用、どちらを選ぶべき? 薬を選ぶとき編 Vol.3

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、冷えやむくみの改善効果が期待でき、貧血や更年期障害、月経不順、妊娠中の諸症状の改善で用いられる漢方薬です。血行促進により身体を温めることから、体質改善により花粉症に強い身体をつくるのにも効果的とされています。

おもな薬:アレジオン、エバステル、ジルテック、アレグラ、アレロックなど ..

患者さんは58歳男性。25年来の春の花粉症で、鼻水、鼻閉、目のかゆみなど諸症状は著しい上に、職業がゴルフのコーチであるため、野外に出ることが多く、眠気の少ないアレグラの内服や抗ヒスタミン薬の点眼、ステロイド点鼻などでどうにかこうにかやり過ごしてはいるものの、2月から5月初めまで毎年往生しているとのことでした。2009年は大量飛散年でしたが、3月11日から開始した小青竜湯と五虎湯の併用で、アレグラも不要となり快適に過ごすことが出来ました5)

例えば、グループ Aのアレグラが効かなかったのであれば、同じ ..

苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにとう)は小青竜湯のように、気管支炎や気管支喘息などで用いられ、花粉症の治療にも使用される漢方薬です。

ただ、小青竜湯とは違って麻黄が含まれないため、高齢者や持病のある方でも使いやすい漢方薬とされています。

左から、アレグラ(フェキソフェリジニン)、ピラノア、デザレックス、クラリチン

小青竜湯にも、葛根湯加川芎辛夷にも、越婢加朮湯にも、五虎湯にも、麻黄細辛附子湯にも、麻黄という生薬が配合されています。麻黄の主成分はエフェドリンで、実はこの成分が麻黄の中に入っているのを発見したのは、日本人の長井長義でした。