イソトレチノインとは. 従来の治療法では効果が見られない、難治性のニキビや繰り返すニキビの治療に用いられるビタミンA誘導体の一種です。


ニキビの原因には、皮脂の過剰な分泌が関係しています。イソトレチノインは、皮脂腺を退縮させる働きにより、過剰な皮脂分泌を減らす効果が期待できます。


ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin

ニキビの原因には、毛穴が固くなって塞がりやすくなる角化異常が関係しています。角化異常があると、それだけ皮脂が毛穴に詰まりやすくなってしまうのです。イソトレチノインは皮膚細胞にアプローチして角化異常を正常に整える働きが期待できます。

あらゆる治療法に抵抗するニキビや、凹凸の激しいニキビ(特に皮下でシコリ状のもの)が多いタイプに対して、イソトレチノインというお薬を内服して治療します。
イソトレチノインは重篤な副作用を伴うことがあるため、リスクを理解され、医師の説明どおりに服用や受診してくださる方にのみ処方いたします。
開始前に血液検査が必要なので、初診日にいきなり処方することはありません。
原則、20歳以上の方のみへの処方ですが、身長の伸びが止まった15歳以上19歳以下の方には保護者の方も一緒にご納得されたら処方が可能になる場合があります。

イソトレチノインとはビタミンA誘導体の経口薬で重症のニキビに対して効果が ..

・中等症から重症ニキビがある
・ニキビ治療を2ヶ月以上行っているがどんどん悪化している
・ニキビ痕を残さないよう早めに治療したい
・思春期からくり返し症状が続いている
・フェイスライン、あごの大人ニキビが治らない
・保険治療のお薬にアレルギーがあり使えない
・硬いしこりのあるニキビができやすい
・酒さ(赤ら顔)がある
・毛穴づまりや皮脂によるざらつきを治療したい
・痛みのある施術が苦手

非常に治りにくいと言われているタイプのニキビに「嚢胞性(のうほうせい)ざそう」という種類があります。海外ではこのような重症のニキビについて、イソトレチノインによる治療が推奨されています。また重症のニキビだけではなく、軽症~中等症であっても、他の治療で効果が実感できないような繰り返しできるニキビにイソトレチノインを処方することがあります。

イソトレチノインは体の中から皮脂腺にアプローチして、ニキビの根

米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。
鬱、精神病、胎児の催奇形性などの副作用も報告されています。

当院医師の判断のもとPRSS社より購入しています。
個人輸入された医薬品等の使用リスクに関する情報はをご確認ください。

イソトレチノインとは アクネトレントはイソトレチノインというビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ [ ..

ニキビの保険診療など他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない場合には、イソトレチノインでの治療を検討する余地があります。イソトレチノインは塗り薬、飲み薬、レーザーやピーリングなどの施術を含め、効果が高い治療法のひとつです。ですが、副作用や仕様上の注意点があるため、治療の最初から内服を始めることは稀です。

イソトレチノインの効果は長期間持続しますが、内服を終了してから数か月で再発することもあります。症状に応じて2クール目のイソトレチノイン内服を検討します


ニキビ治療薬イソトレチノイン(アクネトレント) | 施術メニュー

原則完全予約制とさせていただいております。Web予約にてご予約くださいませ。また、予防接種・乳幼児健診・健康診断につきましては前日までに電話予約が必須となります。医師の対応できる時間も限られており、どうしても飛び込み受診に対応できないことがございます。日曜・祝日は早い段階で予約枠が埋まってしまい、患者さまにご不便おかけしております。大変申し訳ございません。今後も、患者さまに寄り添ったクリニックであるため、予約方法の改善などにも努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

・イソトレチノイン、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことがある

原因は明確になっていませんが、食べ物やストレスなどの体の内部環境、気温や紫外線などの外部環境、毛包虫(demodex folliculorum)などが関与しているといわれています。イソトレチノインは、皮膚下の毛を生成する毛包の環境を整えるため、酒さの原因菌とされる毛包虫を減らすことが可能です。

アクネトレント ニキビ治療内服とは 有効成分イソトレチノインというビタミンA誘導体の内服薬です。欧米で.

イソトレチノインには、ニキビの原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えて既存のニキビを減らすなどの作用があります。薬剤には、以下のような種類があり、全て薬の作用は同じです。

飲むニキビ薬「イソトレチノイン」は怖い?副作用や服用時の注意点

イソトレチノインはニキビ・ニキビ跡、酒さ、毛穴や皮脂・毛穴のお悩みがある方に向いた治療方法です。

重症ニキビに使用されるイソトレチノイン(アクネトレント)の効果は?

イソトレチノイン20mg錠を1日1回から開始します。
*体重が70kg以上の方は1日30〜40mgから開始することもあります。

本改善を叶える治療薬です。 ~皮脂腺を縮小して、皮脂の分泌を抑制~

1日20mgの内服で効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や早めの改善を希望される場合には1日30〜40mgに増量します。

イソトレチノインの内服によって生じる乾燥症状が強い場合、20mgカプセルを2日に1回の内服に減量することもあります。
イソトレチノインは脂溶性で食後に内服することで吸収されますので食後(食直後)に内服してください。

イソトレチノインアニサチル; Isotretinoin anisatil (USAN) ; 組成式

他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない中等症から重症のニキビや繰り返し毛穴の奥深くが腫れて治りにくいニキビがある場合にイソトレチノインでの治療を検討します。

イソトレチノイン(アクネトレント) イソトレチノイン(アクネトレント) ..

イソトレチノインは、内服の積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。

イソトレチノインを取り扱っている大阪の千里皮膚科です。イソトレチノイン ..

イソトレチノイン(アクネトレント)には後述する注意点があるので最初からニキビ治療に使う飲み薬ではないですが、重症ニキビだけでなく、軽症〜中等症でも繰り返すニキビには処方することがあります。ほかの外用薬や内服薬で治らない場合はニキビ跡が目立つ前に、重症でなくても少ない量でイソトレチノインを内服するというのが世界的な治療の流れになっています。

イソトレチノイン服用の際は、次の点に注意してください。

イソトレチノイン(当院はアクネトレントを使用しています。)はビタミンA誘導体の内服薬です。
ニキビ発症の主要な原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えることでニキビを改善し、新しいニキビができにくくなります。
イソトレチノインは治療効果が非常に高く、6ヶ月間〜8ヶ月間内服することでニキビを大きく改善します。また、ニキビ症状が落ち着いた後もニキビの再発抑制効果がある飲み薬です。
(*再発を抑制する場合は長めに内服する必要があります。)
イソトレチノインの内服治療は有効性が高く、90%以上の方に改善がみられます。
日本では保険適用外のお薬ですので自費診療となります。
また、ニキビほどではありませんが、皮脂抑制作用により酒さ(赤ら顔)に対する治療効果もあります。

下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できません。

イソトレチノイン内服によりニキビが落ち着くまでにかかる期間は平均3〜6ヶ月ほどですが、重症度や個人差によって異なります。
当院ではニキビ治療については内服を最低でも6ヶ月(〜8ヶ月間)続けることをおすすめしております。

*ニキビ改善後に再発抑制を目指す場合は長期の内服が必要となります。

流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。

ニキビの中でもぼこぼことした頬や顎のニキビは嚢胞性ざそうと呼ばれ、非常に治りにくいです。このタイプのニキビはイソトレチノインを使った治療が有効なケースが多いです。

またイソトレチノインの効果や経過には個人差があります。

イソトレチノインで既にできたニキビ跡を治すことはできませんが、ニキビ跡の原因となる長引くニキビの症状を治療することができます。ニキビの症状が長くなるほど、炎症による肌ダメージの影響が出やすくなり、ニキビ跡が残りやすくなります。

イソトレチノインの個人輸入についてはをご確認ください。

イソトレチノインはビタミンA誘導体(ビタミンAの構造を変えた成分)の一種で、皮脂の分泌を減らす作用と、皮膚の角化を抑制し毛穴のつまりを改善する作用を持ちます。

副作用やニキビの新生の有無により、適宜増減して調整します。

ニキビ跡の代表的な症状は「赤み」、「黒ずみ」、「盛り上がり」、「へこみ」です。ここではニキビ跡について、イソトレチノインで期待できる効果を紹介します。