コブラ最新パター!3Dプリンティング技術の「COBRA KING 3D Printed パター ..
「問題ないなら余計なことはするなよ」とは、多くのパターブランドの座右の銘だ。「GRANDSPORT 35(グランスポーツ35)」の成功を考えるとその通りかもしれないが、コブラではこの「GRANDSPORT」の設計を大きく変更することを選んだ。これは見た目を重視した判断だったのだと思う。
コブラブランドのゴルフクラブ「KINGパターシリーズ」の開発に3D ..
このパターシリーズは、コブラの前回の「3Dプリントパター」をさらに進化させたものだ。新しいコブラ「KING 3Dプリント」パターシリーズは、「SUPERSPORT-35」と同じ基本技術を採用している。ただし、コブラのエンジニアは設計のレパートリーを他の素材に広げた。
「3Dプリント GRANDSPORT 35」は、後方から見ると他の多くのブレードパターと同じような見た目をしている。独特な見た目と確かな性能を持つブレードでなくなったことはある意味残念だけど、今回のモデルは前作よりも“ゾッとしない”ので、多くのゴルファーがコブラをパターブランドとして見るようになるとは思う。
コブラゴルフ グランスポーツ アームロック 3D プリント パター
『3Dプリント』と『SIKフェースインサート』を採用することでカテゴリーを進化させる技術を生み出し、昨年、限定発売された3Dプリントパター「SUPERSPORT」で、コブラ社が取り組んでいることを垣間見せてくれた。「SUPERSPORT」では、パター全体が3Dプリントで作られた。今回の「KING 3D」パターシリーズは、それとは異なるアプローチをとっている。
「3Dプリントナイロン」により、以前の「3Dプリントアルミニウム」と比較して、約50%の「軽量化」が可能となった。これらの素材により、コブラは従来の製造技術では不可能だった複雑な「内部格子構造」を構築することができた。ナイロンに切り替えることで、パター中心部の重量が金属製に比べて半分になったのだ。そのため、コブラはタングステンで周辺部の重量を増やすことで、パターのMOI(標準的な寛容性指標である慣性モーメント)を高めることができる。ナイロンコアと重いメタルエッジの組み合わせがMOIの向上を可能にしているのだ。
コブラゴルフから「COBRA KING Vintage Putterシリーズ」が登場。2021年7月10日より順次発売される。
好機はコロナ禍によるブームによってもたらされた。2020年にはアメリカ国内だけで推定99万8000本のパターが販売され、2億ドルの売り上げを記録した。世界的に見ても、ゴルフは爆発的に普及している。これほど受け入れやすい市場はないだろう。
コブラは以前から、ただパターを作ったというだけではダメだと主張してきた。タイミングを見計らい、コブラの文化である革新性を持ちと、カテゴリーをリードする技術力も併せ持っていなければならなかった。
実力あり!コブラ2024年「3Dプリント」&「ヴィンテージ」パターシリーズ発売
最終的に『SIKフェース』の目指すところは、どのようにパターを動かしたとしても毎回一貫した結果を生み出すことにあるのだ。
今回コブラは、1つではなく2つの新しいパターシリーズを発表。記憶が確かなら、あまり知られていないボックスセットを除いて、コブラのパターを見るのはボビー・グレースの名前が記されていた以来だと思う。ずいぶんと懐かしい話だ。
コブラ『VINTAGE PUTTER』シリーズ、4月13日デビュー
・同じく新製品の「COBRA KING Vintageパター」は、クラシックなパターヘッド形状にコブラらしさを加えたものだ
コブラの新作「3D プリンテッド」「ヴィンテージ」パターが登場
そして、コブラではスタンダードの「AGERA」に加え、小型化した「RS」モデルも発表。ご想像の通り「AGERA RS」は「AGERA」に似ているが、小ぶりな形状をしている。マレットの見た目は好きだけど、サイズが気になるという人にはこのモデルがピッタリだろう。「AGERA RS 30」は、「AGERA」のショートスラントネックモデルだ。
<日本発売モデル>「AGERA(アゲーラ)」シングルベンド/「AGERA RS」シングルベンド/「AGERA RS 30」ショートスラント/「AGERAアームロック」クランクネック各¥49,500(税込)
「問題ないなら余計なことはするなよ」とは、多くのパターブランドの座右の銘だ。「GRANDSPORT 35(グランスポーツ35)」の成功を考えるとその通りかもしれないが、コブラではこの「GRANDSPORT」の設計を大きく変更することを選んだ。これは見た目を重視した判断だったのだと思う。
これまでの「AGERA(アゲーラ)」同様、上の写真にある前作の「GRANDSPORT」は見た目が非常に変わっていた。その要因となっていたのは、背部が空いていたこととドラム缶型の「タングステンウエイト」だけど、これは多くのユーザーの共感を得るには独特過ぎたのかも知れない。「3Dプリント GRANDSPORT 35」は、後方から見ると他の多くのブレードパターと同じような見た目をしている。独特な見た目と確かな性能を持つブレードでなくなったことはある意味残念だけど、今回のモデルは前作よりも“ゾッとしない”ので、多くのゴルファーがコブラをパターブランドとして見るようになるとは思う。リスクと言えば、3D技術が視認できないので、349ドルという価格を理解してもらいにくいということだ。
<日本発売モデル>「GRANDSPORT 35(グランスポーツ35)」クランクネック/「GRANDSPORT 35アームロック」クランクネック各¥49,500(税込)
コブラの3Dプリントされた「SUPERNOVA(スーパーノヴァ)」の牙形状はそのままだが、“牙”が変わった。新しい「SUPERNOVA」のデザインは、新しい「AGERA(アゲーラ)」のデザインを反映している。搭載している牙はワンピースだった前作とは違い、分割されているようだ。今回の牙は、3Dプリントされた格子の上にメタルとカーボンファイバーを組み合わせている。サイトラインが伸びており、パターがどこを向いているのかがさらに分かりやすくなった。注目すべきはソールウエイトが角の後ろにあることで、ウエイトが前方にある「AGERA」よりも、よりマレットのフィーリングが得られるようになっている。
コブラ『VINTAGE PUTTER』シリーズ、4月13日デビュー
「KING GRANDSPORT-35(349ドル)」は、「KING 3D」パターシリーズの中でも「伝統的」なブレードタイプで、トリプルプレーンソールに適度な(35度)トウハング(トゥの傾き度合)とプラマーネックが特徴。3Dプリントされた内部のナイロンコアにより重量のほとんどを周辺部に配置されている。そのため、「GRANDSPORT-35」のMOI値は従来のブレードよりもマレットに近くなっている。
Vintage - 3D Printed - Sik Face Technology.
全モデルの中で最も刷新されたのは、コブラ「3Dプリント AGERA(アゲーラ)」だ。これまでのモデルはスクエア形状でパターの真ん中が空いていた。2代目「AGERA」のオールブラックへのカラー変更は良かったが、視覚的な流れはよろしくなかった。
SIKフェース搭載のキングヴィンテージパターを発売|取扱店情報
突き詰めると、ネックに選択肢があることでコブラパターの潜在顧客層は拡大する。ネックの数が多ければ、多くのゴルファーのスイングに正確にマッチできる可能性は広がるのだ。
しても適切な打ち出しと回転を提供します。 スポーツ · ゴルフ · クラブ(メンズ) · パター
「KING AGERA」は、ワンレングス仕様というコブラの新しいパターの1つでもある。この37.5インチのパターは、ワンレングスアイアンに合わせて設計されており、よりアップライトなパッティングの構えをうながすものだ。またアームロックタイプも用意されている。
Cobra パター – 海外カスタムクラブ専門店PEAKGOLF
ではネックオプションがあるのは良いことなのだろうか?パッティングストロークに合うパターをフィッティングするということなら、答えはイエス。ネックを変えると通常はトゥハング(トゥの傾き度合い)が変わり、トゥハングが変わるとストローク中のフェースの開閉が変わることになる。
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来月発売されるパターの第2弾はコブラ「KING VINTAGE」。このシリーズは、クラシックなパターデザインにコブラ独自のテイストを加えたものだ。「KING VINTAGE」シリーズで、コブラはデザインの限界を超えようとしているわけではない。その代わりに、ゴルファーが認め信頼するパターを提供している。ノスタルジーを強調するかのように、すべてのパターにクラシックカーの名前が付けられている。
【2024年最新】パターおすすめ15選!圧倒的な差がつく選び方を紹介
「3Dプリント」と「ヴィンテージ」パターの両モデルをご覧いただくと、ネックオプションが多いことに気がつくと思う。多くのモデルでネックオプションが最低2つはあり、コブラ「ヴィンテージ STINGRAY(スティングレー)」には3つもある。
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これにより、「NOVA(ノヴァ)」ではアライメント方法が改善。中央のサイトラインはボディ深くまで伸びており、ウイングの穴が目に見えて目障りということがなくなった。パター中央にある小さな丸みにより目線がヘッド中央に寄るので、さらにターゲットラインに集中できるようになっている。
「3Dプリント製パター」2024年モデル、デビュー ― COBRA Golf社
いずれにしても、『DLTテクノロジー』に変わりはない。パターのロフト角は上方の片側が4度になっており、もう片側にいくにつれて1度に減少する。段階的にロフト角が減ることで、ボールをどのようにストローク(上向き、スクエア、下向き)しても、打ち出し角は1.5度になる。コブラ(そしてLA GOLF)では、これを理想的な打ち出しとしているのだ。