リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について
私は外来で、リベルサスをうまく内服できている方に「薬は家のどこに置いているか」「分間どのように過ごしているか」を必ず伺うようにしています。前者は、大体寝室かリビングの目につくところに置いて、朝目覚めたら視界に入るようにしている、という方が大多数で、人数的にもほぼ半々です。後者は様々で、テレビや新聞、やスマホで時間をつぶす方、身支度にあてる方、朝シャワーに入るのでそれで時間が過ぎる方、家事を行う方、あるいは内服後寝てしまっても構わないので、二度寝して起きたら時間が過ぎている、という方、いろいろな方がいらっしゃいます。
リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説
はビグアナイド薬に分類されている薬で、2型糖尿病の治療薬として広く知られています。
有効成分はメトホルミンで、肝臓でブドウ糖の放出を抑え、筋肉や脂肪組織ではブドウ糖の取り込みを促し、インスリン抵抗性の改善、消化管における糖の吸収を抑制する作用もあります。
メトホルミンはインスリン分泌を促進しないため、メトホルミンのみで使用する場合は、低血糖を引き起こしにくいとされています。
メトホルミンは1日2~3錠の服用から開始し、最大1日9錠まで増量可能です。
服用量に応じて、血糖値低下作用が強まります。
余談ですが、受容体作動薬は上述のメカニズムによる体重減少が期待できるため、以前紹介した阻害薬と同様、一部の自由診療クリニックなどで若年女性などをターゲットに、糖尿病ではないがダイエットをしたい、という方に向けて自費で処方されているようです。しかし、これまで述べてきたような注意点に留意し、処方に精通した医師が慎重に投与すべき薬と考えますので、私はあまり好ましくないことだと考えています。ただ、現状未発売ではあるものの、「糖尿病ではない、しかし肥満による合併症高血圧症、脂質異常症などを有する患者さん」でも保険で使える受容体作動薬の発売が近々予定されています。使用する患者さんは適切に選ぶ必要がありますが、糖尿病のない患者さんでも受容体作動薬による体重減少の恩恵を受けられる時代が近づいています。
リベルサスは個人輸入できるけど危険!おススメできない3つの理由
リベルサスは、胃に内容物があると吸収が低下します。
そのため、1日の最初の食事または飲水の前に、空腹の状態で服用してください。
服用時は錠剤を分割・粉砕せず、そのままコップ約半分の水(約120mL以下)と一緒に飲み込んでください。かみ砕いて服用するのも避けてください。
また、服用時および服用後から少なくとも30分は、飲食や他の薬剤の摂取を避ける必要があります。
なお、リベルサスはとても吸湿性が高い薬剤です。湿気による影響を防ぐため、錠剤は服用直前に取り出すようにしてください。
その他、2ヵ月以内に妊娠を予定している女性、高齢の方なども、リベルサスの服用には注意が必要です(参照:特定の患者さまへの使用に関して)。
【リベルサスvsメトホルミン】違いとダイエット効果を徹底検証!
添付文書上、リベルサスとの併用が禁忌となっている薬剤はありません。しかし、糖尿病治療薬などとの併用には注意が必要です。他の医療機関で下記のような薬剤を処方されている場合は、診察時にご相談ください。
ですので、ライフスタイルによってはこの薬を毎日飲むのは難しいという人もいらっしゃり、飲み方を説明したとたん「私には無理」とおっしゃる方もいらっしゃいます。明らかに難しいと思われれば無理に開始することはないのですが、自信がなくても試しにやってみたら意外とできた、という患者さんも多くいらっしゃいます。
SGLT2阻害薬「フォシーガ」 体重減少の効果は、リベルサスについで2番目に強いです。 体重減少の他に、血圧や脂質を下げる効果もあります。
メトホルミンは、費用をできるだけ抑えながらゆっくりとダイエットに励みたい方に適しています。
リベルサスはメトホルミンと比較して副作用が出やすい分、短期間で体重減少を目指したい方に適した薬剤です。
ウゴービは「オゼンピック」や「リベルサス」と同様に、脳の満腹中枢に働きかけ、食欲を抑制することで体重減少効果が期待されます。
ちなみにウゴービと同じ皮下注射の「オゼンピック」との最大の違いは、その最大投与量です。
「オゼンピック」の最大投与量が1.0mgであったのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能です。オゼンピックの最大2.4倍と考えると、その食欲抑制効果と胃の蠕動運動抑制効果による体重減少効果はかなり大きいことが予想されます。
GLP-1(リベルサス)・SGLT2阻害薬(カナグル)のダイエット
リベルサスなどGLP-1受容体作動薬は、血糖が高くなったときのみ作用するため、単剤で使用する場合には低血糖を起こしにくいという特徴があります。
また、リベルサスには胃の蠕動を抑制して胃内容物の小腸への排泄を遅らせる作用もあるため、食後に血糖が急激に上昇することもおさえられます。さらに、視床下部に直接作用して過剰な食欲をおさえる作用もあるため、体重増加をまねきにくいというメリットもあります。
ダイエットに効果が期待できる?GLP-1受容体作動薬の飲み薬とは
飲水量と、服用後の飲食についても注意が必要です。次の表は健康男性被験者を対象に1日1回リベルサス10mgを10日間反復経口投与したときの血中濃度を投与後絶食時間、飲水量別に表にしました。
GLP-1ダイエットの違いは?注射と飲み薬はどっちが痩せるの?
「できるだけストレスを溜めずにダイエットしたい」「メトホルミンとリベルサスは何が違うの?」と考えている方はいませんか。メトホルミンとリベルサスはどちらも2型糖尿病の薬として知られていますが、体重減少にも効果が期待できることで注目されている薬剤の一種です。
今回はメトホルミンとリベルサスの効果や違い、副作用や注意点などをご説明します。
以下は、リベルサスの特徴をまとめた表です。 有効成分, セマグルチド
リベルサスは、胃の中に入っている食べ物や飲み物の成分によって吸収が悪くなるお薬です。
デュルグルチド(商品名トルリシティ-)がよく使われています。 経口薬としてセマグルチド(商品名リベルサス)もあり、 ..
非薬物療法(食事療法+運動療法)を行っても十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病の方を対象とした臨床試験において、リベルサスを服用していないグループではHbA1cが平均で0.3低下したのに対して、リベルサスを服用したグループではHbA1cが平均で0.9~1.5低下したという結果が得られています。
作 用:GLP-1 と似た作用を持ち、血糖値が高いときだけインスリンを
オゼンピック、ビクトーザ、マンジャロ、リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。
しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ
リベルサス錠は湿気と光の影響を受けやすいお薬の為、服用の直前に錠剤をシートから取り出し、割ったり噛んだりせずそのまま飲み込んでください。
た。 PIONEER 7 : 経口セマグルチド(flex) vs シタグリプチン100㎎(ジャヌビア)
国内で肥満治療の効能・効果で製造販売承認されているGLP-1製剤に「ウゴービ」があります。
オゼンピック、ビクトーザ、マンジャロ、リベルサスを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
薬で、医療ダイエットとして脚光を浴びているGLP-1受動態作動薬(リベルサス ..
リベルサスはGLP-1受容体作動薬というタイプの薬で、それはGLP-1というホルモンに似た働きをします。
世界糖尿病会議2013 で「ナッツ類には糖尿病患者の⾎糖コントロールを改善する効果が⽰された」という内容が発表されました。 ..
メトホルミンは、日本人の糖尿病患者の試験において、54週間服用した場合、-1.2kg減量できたという報告があります。
一方、リベルサスは約半年で-2~3kgの減量が期待でき、服用期間を短くしたい方、より早い体重減少を目標としている方におすすめです。
リベルサスは厚生労働省の認可を受けた治療薬のため、医師の診察を受けて ..
昨年2021年2月5日に発売された経口のGLP1受容体作動薬;セマグルチド(商品名:リベルサス®)ですが、発売直後は2週間処方しかできませんでしたが、2021年12月1日ついに長期処方が解禁されました!
食べ過ぎによる吐き気には、消化を助ける酵素の入った薬や胃の粘膜を保護する薬が効果的です。 ..
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リベルサスは、低血糖の副作用が比較的少ない薬剤とされていますが、低血糖のリスクがないわけではありません。特に、インスリン製剤やSU剤を併用している場合は低血糖の発現リスクが高くなるため、注意が必要です。
低血糖を疑う症状があらわれたら、すぐにブドウ糖や砂糖を含む食べ物や飲料を摂取してください。ブドウ糖の場合、摂取量の目安は10~15g程度です。
なお、α-グルコシダーゼ阻害薬を併用している場合は、必ずブドウ糖を摂取してください。他の飲食物では、低血糖症状が十分に回復しないおそれがあります。
糖分を摂っても症状が回復しない場合は、すみやかに受診してください。症状が回復した場合でも、次回受診日には低血糖症状があらわれたことを必ず報告してください。
GLP-1受容体作動薬は、体内のGLP-1というホルモンに似た働きをすることで、食後の ..
しかし、内服薬のリベルサスは、胃で吸収されやすくするために、下図のごとく飲み方に注意が必要です。
似た商品も販売されていますが、しっかりとした医療機関からのみ購入するように ..
まずは正しく飲めているか確認しましょう。リベルサスは服用方法に注意が必要なお薬です。