コブラ250(自動車、オートバイ)の中古品・新品・未使用品一覧
1980年代末、レプリカマシンが多数を占めるオートバイ市場に新風を吹き込んだカワサキ・ゼファーにより、ネイキッドという新ジャンルが確立。
そのトレンドに乗り、国内各社からそれぞれ対抗馬たちがリリースされる中、スズキからはスポーツネイキッドとしてバンディット400が登場。その欧州車的な鋼管製パイプフレームと、GSX-R250Rのノンカウル版であるCOBRA(コブラ)ベースのエンジンとを組み合わせたのが、1989年12月リリースの本機バンディット250。
コブラよりも高回転型に味付けられた最高出力45PSのエンジンと、鋼管製パイプフレームとの対比はモダンな印象を与えるもので、250ccクラスにはなかった質感の高さが好評を博しました。兄貴分であるバンディット400と共通の車体だけに、車体剛性は非常に高く戦闘的。当初はレーサーレプリカよりはやや高めにマウントされたセパレートハンドル仕様車のみの設定だったものの、反響の大きさによって翌1990年4月にはバーハンドル仕様車を追加設定。91年にはロケットカウル装着の派生モデル「バンディット250リミテッド」をリリースするなど、90年代の250cc市場を大いに盛り上げた立役者に。
その後、国内4メーカーによる馬力自主規制に準じ、1992年モデル以降は最高出力を40PSへとデチューン。1995年にはマイナーチェンジでGJ77型となり、可変バルブ機構搭載の「VCエンジン」を採用した「バンディット250V」を輩出。1997年まで息の長いセールスを続けました。
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データを見ると。
250ccネイキッドのベストセラーのひとつとして豊富な流通状況となっており、2022年4月時点で直近1年間の取引履歴を抽出したところ、実動車83台が記録されています。高回転型エンジン搭載のスポーツネイキッドという性格上、エンジンを酷使された車両が出品されるケースが多く、2019年には平均取引価格8万円程度にまで下落。しかし、新型コロナウイルス流行に伴う新車流通台数の激減や中古バイク全体の高騰化が強力な追い風となり、最高取引価格25万2000円、最低取引価格2万円、平均取引価格9万円強にまで上昇。
年式と走行距離、エンジンコンディションや外観状態により、約20万円のレンジで活発な取引が行われており、車両状態がよければ十分に期待が持てる状況となっております。ただし、2022年に入って以降は貿易事情が好転したことにより、海外生産の新車流通数が軒並み回復したことを機に再び下落傾向に。まだ極端な値崩れは起こしていないものの、今後は2019年と同水準にまで下落する可能性もあるため、高額売却を狙うならば今が売り時だと言えるでしょう。
90年代の250ccネイキッドとして、市場繁栄に多大な影響を及ぼした1990年式バンディット250。高額買取を狙うならば、90年代ネイキッドを知り尽くし取引実績多数を誇る弊社バイクパッションへぜひお任せを！
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カワサキ・ゼファーが先鞭をつけ、新たに開拓した「ネイキッド」というジャンルに対し、車検不要で楽しめる250ccネイキッドとしてスズキが送り込んだのが1989年12月リリースのBandit250(バンディット250)。
GSX-R250Rのノンカウル版であるCOBRA(コブラ)の心臓をベースに、従来ネイキッドにはなかった鋼管製パイプフレームによるメカ感とをマッチさせて生み出されました。
ボディは兄貴分にあたる400ccクラスのバンディット400と同一となっており、優れた車体剛性と質感の高いフレームにより、当時の250ccネイキッドとしては珍しいフルサイズマシンです。ベースエンジンのコブラよりも高回転仕様となったエンジンは超高回転型トレンドの当時の250ccらしく、最高出力45PSの発生回転数は14,500rpm。ラジエター下で"X"の字を描くエキパイ構造のステンレス製マフラーにより、甲高く攻撃的なサウンドに。
販売開始時の1989年12月時点では、ラインナップはセパハン仕様車のみでしたが、ユーザーからの反響に応える形で翌1990年4月よりバーハンドル(パイプハンドル)仕様を追加設定。セパハン仕様車はブラック、キャンディースターリットブルーメタリック、ルージュレッド、プライムグリーンの4色が設定され、前2者はホイールカラーがホワイト、後2者はシルバー仕上げとなっていました。バーハンドル仕様はブラック1色のみの展開で、こちらはホイールカラーがシルバーとなり、セパハン仕様とは異なるカラー設定。新車販売価格は515,000円(税抜価格)に設定されました。
1990年当時、250ccネイキッドのライバル車はいなかったものの、翌1991年からはヤマハ・ZEAL(40ps 53.9万円）、ホンダ・JADE(40ps 47.9万円)、カワサキ・BALIUS(45ps 49.9万円)という強力なライバル達が立て続けに登場し、250ccネイキッドの覇権を賭け、熾烈な販売競争が展開されました。ちなみに1991年には90年モデルの本機をベースとし、ハーフタイプのロケットカウルを装着したカフェレーサー仕様の「バンディット250リミテッド」が新車販売価格7万円アップの585,00円にて追加リリースされ、目の肥えたマニア層を中心に高く評価されました。
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データを見ると。
年々下落を続け2019年には平均取引価格6万円台にまで落ち込んでいたものの、絶版車ブームと新型コロナウイルス流行による新車流通台数が激減したことを追い風に、2020年より上昇傾向に。
1990年モデルを対象に、2022年4月時点で直近1年間の取引履歴を抽出したところ、実動車21台、不動車10台の取引が確認されております。このデータに目を通すと、最高取引価格は20万2000円、最低5万円、平均11万5000円に回復。底値と言える状況にあった対3前年比では+84%という数値をマークしており、個人売買などで手放すよりも圧倒的に期待値が高い状況となっております。
バンディット250シリーズの中では最初期モデルだけに、現在ではフルノーマルの個体数は激減しているため、純正パーツ欠品が多いのが難点ですが、フルノーマルで純正パーツ欠品がなく、実動状態にあれば十分に期待が持てます。
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カラーチェンジを受けて発売された1993年モデルのバンディット250。
コントハンドル仕様のカラーはキャンディースターリットブルーメタリックの1色。
アップハンドル仕様のカラーはパールノベルティブラック、キャンディアンタレスレッドの2色を設定。
新車販売価格はコンチハン仕様が49.9万円、アップハン仕様は51.5万円だった。
同クラスのライバル車にはカワサキのバリオスが挙げられる。1993年モデルの最高出力は40PS/15,000rpm、装備重量は163kgで2台のパワーウェイトレシオを比較するとバリオスは4.07g/PS、バンディット250は4.4kg/PSで数値上の加速性能においてはバリオスが優っていた。パワーバンドではバリオスは10,000-15,000rpm、対してバンディット250は10,000-13,500rpmとなっており、バリオスはバンディットに対して高回転型だった。
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GJ74A型としては最終モデルとなった1994年式は、カラーリング変更のみでの販売が行われたバンディット250。
最高出力が45PSから40PSへダウンした前年式と諸元は同じで、実質的にはキャリーオーバー。カラーリングはセパハン仕様車がパールノベルティブラックとキャンディアンタレスレッド、コンチハン仕様車がキャンディースターリットブルーメタリックの計3色設定に。今日現在ではスズキのイメージカラーとして定着した感のあるブルーですが、250・400共に赤か黒が主流であった当事のバンディットシリーズには珍しく、青系のキャンディースターリットブルーメタリックが採用されたのがマニアックなポイント。原色は紫の色合いが強いカラーリングで、このGJ74A型特有のシルバー地ホイールとの組み合わせは今では非常にレア。スポーツネイキッドというカテゴリ上、乱暴に乗られることが多かったモデルだけに、良好な状態で保有されていればスズキマニアに自慢できる一台だと言えるでしょう。
現在の中古バイク市場においては、前年モデルまでと同様に玉数は多いものの、翌1995年モデル以降と比べるといささか少なく、業者間オークションにおける直近12ヶ月内の取引台数は全4台。総合評価点4の車両の15万8000円を筆頭に、評価点3の10万8000円まで特に大きな差はなく、平均値のブレはかなり少ない部類となっております。カラーリングによる車両評価に大きな差はなく、純粋に走行距離と車両状態によって車両価格に差が生じるため、現車状態に自信があれば自然と相場以上の高値となることに期待が持てるでしょう。現状ではJMCAプレート付マフラーなど保安基準を満たした社外パーツ装着であれば、純正パーツとほぼ同等の車両評価となることも買取の面では大いにプラスに働きます。もちろん、それに加えて純正パーツが揃っていれば有利な材料になることは間違いございません。それだけに、80年代から90年代にかけてのネイキッドに関する知識が豊富な業者に任せることが大事で、できるだけ販売力のある業者であればさらにヨシ。
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RZを人に譲って、自分のバイクとして購入、中古車で珍しい車種だったので決めました。
1995年、バンディット250はフルモデルチェンジを受けてGJ77A型となりました。
変更点は、
・スタイリング全般（メーター、エンジン外観、タンク、エキパイ、マフラー、シート、シートカウル等）をリニューアル、よりスタイリッシュに
・ホイール・スイングアーム塗色をシルバーからブラックへ変更
・ラジアルタイヤ、アルミ製スイングアームなどを採用
・10kg軽量化
細かい点では、シート高・ハンドル切れ角増・ライディングポジション変更、シート下のスペース新設などで、取り回し、使い勝手が改善されています。
バンディットらしさを演出するダイヤモンドパイプフレームは旧モデルから継続されています。7色あるカラーリングのうち5色はボディーカラーと同じ色で塗装されます。今ではあまり珍しくないダイヤモンドパイプフレームですが、エンジンを強度メンバーとして使う以上にフレーム剛性の確保が難しく、コスト高だったという話が残っています。
バンディット（Bandit＝「山賊、無頼漢」などの意味）シリーズは400、1200、1250とありますが、その発端となったのは89年6月発売の400で、同年12月に250が発売されています。これら原動力となったのは、カワサキ【ゼファー】から始まったネイキッドブームです。
バンディット250のエンジンは、水冷4ストDOHC4気筒248cc、気筒あたり4バルブ、最大出力は40馬力/14,500回転、最大トルクは2.5kgm/10,000rpm、ミッションは6速。最大出力が14,000回転、最大トルクが10,000回転ですから、かなりの高回転型エンジンです。
旧モデルは1990年に発売されたGJ74A型ですが、250ccながら4気筒、しかも気筒あたり4バルブというメカは、80年代に吹き荒れたバイクブームの残照とも言えます。21世紀の現代、650～750ccですら、主流エンジンは2気筒となりました。
カラーリングは豊富で、計7色をラインナップ。
《パールノベルティブラック》
《キャンディアンタレスレッド》
《マーブルイタリアンレッド+チャコールグレーメタリックNo,》
《フロリーナイエロー+チャコールグレーメタリックNo,2》
《ディープパープルメタリック(1HU)》
《キャンディーアカデミーマルーン(22U)》
《アーバンミディアムグレーメタリック(1ZZ)》
また、バンディット250ではより有名な【250Ｖ】も発売されています。これはエンジンのバルブ駆動を直打式からロッカーアーム式に変更し、可変バルタイ機構付きとしています。
ライバルは、ホンダの【ホーネット250】。最大出力40馬力/14,000回転、最大トルク2.4kgf/11,000回転と、数値状、加速性能は若干バンディットが上回っていたと言えます。
このエンジンは91年発売の【GSX250 KATANA】にも使用されていますが、バンディットは1997年まで製造されています。GJ77A型バンディットが最後のスズキ250ccマルチとして魅力ある存在であることは確かです。
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カラーチェンジを受けて発売された1996年モデルのバンディット250。
カラーバリエーションにはパールノベルティブラック、フロリーナイエロー 、キャンディアンタレスレッド 、マーブルイタリアンレッドの4色を設定。
新車販売価格は49.9万円だった。
同年にはライバル車となるホンダの250ccネイキッドのホーネットが登場。1996年モデルの最高出力は40PS/13,000rpm、装備重量は166kgで、2台のパワーウェイトレシオを比較するとホーネットが4.15kg/PS、対するバンディット250は4.27kg/PS(40PS/169kg)。パワーバンドではホーネットは11,000-13,000rpm、対してバンディット250は10,000-14,000rpmとなり数値上の加速性能はバンディット250が優っていたと言えるだろう。
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カラーチェンジを受けて発売された1997年モデルのバンディット250。
カラーバリエーションにはパールノベルティブラック、フラッシュシルバーメタリック、キャンディアンタレスレッド、キャンディダスクブルーの4色を設定。
新車販売価格は49.9万円だった。
バンディット250はこの1997年モデルを最終型として生産を終了。兄弟車であるバンディット250Vも同時に生産終了となっている。
同年にはこれまでライバル車であったバリオスの後継モデルであるバリオスⅡが登場。最高出力は40PS/15,000rpm、乾燥重量は147kgで、2台のパワーウェイトレシオを比較するとバリオスⅡが3.67kg/PS、バンディット250は3.6kg/PSで僅かながら数値上の加速性能はバンディット250が上回った。また、パワーバンドは大差なくホーネットは10,000-15,000rpm、バンディット250は10,000-14,000rpmとなっている。
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レーサーレプリカブームも下火になりネイキッドモデルの人気に火が付き始めていた頃、初代モデルとなるGJ74A型「バンディット250」が登場した。発売は1989年12月のことだった。
ボディ同色に塗装された鋼管丸パイプ製ダイヤモンド型フレームとスチール製スイングアームが特徴的なマシンだ。基本的な車体構造は、同年6月から販売されていた兄貴分モデル「バンディット400」と共通である。
パワートレインには、レーサーレプリカ「GSX-R250」に採用されていたDOHC4バルブの水冷4ストローク直列4気筒エンジンを搭載。最高出力は14,500回転で45馬力を発揮。当時の250㏄クラス自主規制MAXのパワーだった。ちなみにタコメーターは20,000回転まで目盛りが刻まれている。
トランスミッションは6速リターンを採用。足回りはフロント・リア共に17インチホイールを履きディスクブレーキを装備。
デビューモデルは5カラーバリエーションのセパレートハンドル仕様だったが、翌年4月にはアップポジションのバーハンドルを装着したパイプハンドル仕様もラインアップに追加されユーザーの選択肢が増えた。
1992年には初のマイナーチェンジを実施しメーカー自主規制値の変更に合わせて最高出力が40馬力にダウンし、タコメーターの目盛りは18,000rpmまでとなった。さらに「パイプハンドル仕様」はハンドル位置が低くなり、以降「コンチネンタルハンドル仕様」と呼ばれるようになった。その後は、カラーチェンジを実施ながら1995年に2代目モデルとなるGJ77A型が登場するまで販売された。
なお、90年代初頭は45馬力エンジンで91年に発売されたカワサキ「バリオス」や40馬力仕様でデビューしたホンダ「ジェイド」といったライバルモデルが続々登場し250㏄ネイキッドカテゴリが賑わいを見せ始めていた。
買替や売る際の買取査定は、GJ74A型 バンディット250の中古価値に精通しているバイクパッションに！
BANDIT250V(スズキ)で販売されているバイク情報の一覧です。BANDIT250V(スズキ)の新車、中古 ..
レッドバロン磐田 2023年12月1日号
中古車バブル崩壊の予感！
世間の噂どうり以前の価格沸騰が止まった感じがします。
ただまだまだ相場は平均10万円くらい高い気がします。
注目はスズキコブラ250はキャリーオーバー29.8万円。
250cc四気筒、89年式 26100キロ 値段設定が絶妙。
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15万円から買える！中古250cc4気筒はこれだ！【おすすめ5選】
今日は昼から軽く近くの峠からフルーツライン
通って帰ってきまさた。
#フルーツライン
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パイプフレームが特徴！スズキ バンディット250を中古購入する知識
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どうも！タイゾウです。 今回は私のバンディット250の紹介も兼ねて、中古バイクを見るときのポイントをタイゾウなりに話してみました。
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