コブラ「あと二時間で夜が明ける」 「夜が明けるとどうなる?」 コブラ「知らんのか」 コブラ「日が昇る」
Twitterで「メンテが明けるとどうなる? 知らんのか メンテが始まる」という漫画を見かけることがあります。
コブラ中根参上!心に残るコブラ名言。 夜が明けるとどうなると思う? 知らんのか.
齢30も半ばになってきて、“男のカッコよさ”とは何かということを改めて考えることがある。見た目が整っていること? 社会的なステータス? 女性に対するスマートさ? 豊富な人生経験からくる余裕? ──漠然とした命題だけにきっと明確な答えはなく、これからもその正体を探りながら生きていくことになるだろう。しかし今の自分は、そんな数多ある要素のなかでも「痩せ我慢とちょっとのユーモア」は欠かせないと確信している。そう思い至ったのは、漫画家・寺沢武一氏による不朽のスペース・オペラ「コブラ」によるところが大きい。
コブラ:内田直哉
アーマロイド・レディ:榊原良子
セバスチャン:伊藤和晃
レオ:沢木郁也
ジェロニモ:佐々木誠二
リンダ:五十嵐麗
デイジー:雨蘭咲木子
バッキー:姫野惠二
ジャック:谷昌樹
フランク:山口りゅう ほか
コブラの「あと2時間で夜が明ける」 「夜が明けるとどうなる?」 「知らんのか 日が昇る」 を思い出した。
「コブラ」は1978年から1984年にかけて、集英社の「週刊少年ジャンプ」にて157話を断続的に連載。その後は同社の青年誌「スーパージャンプ」でも連載した後、メディアファクトリー(現・KADOKAWA)のコミック雑誌「コミックフラッパー」へ移籍。KADOKAWAのWEBコミックサイト「COMIC Hu」では「COBRA OVER THE RAINBOW」と題した新エピソードを発表していたが、作者の寺沢氏が2023年9月に没したため現状未完となっている。
取り上げた3つのセリフ以外にもコブラにはクールで洒落た名セリフが多い。なかでもX(旧ツイッター)を中心に見かけるのが、保安官ジェフとの会話を置き換えた「知らんのか」パロディだ。元ネタは短編『リターンコブラ』で、盛大なドンパチがひと段落した後、「あと2時間で夜が明ける」と語るコブラにジェフが「(それで)どうなるのか」と尋ねるシーン。それにコブラは「知らんのか」「日が昇る」と返すのだが、ごく当たり前なことをキメ顔で返答するコブラのこのコマを使い、セリフを変えてパロディが行われるようになった。
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実際は苦悩するジェフにコブラはさまざまな助言と助力をしており、その上で「明けない夜はない」と示唆するわけだが、ネットではこの「知らんのか」が一人歩きをしているようだ。
最後は「六人の勇士編」より。暗黒神となった宿敵クリスタル・ボーイを倒すため、コブラは「六人の勇士」を集めなければならないと光明神から告げられる。海賊ギルドを掌握していたクリスタル・ボーイは全惑星に対して全面戦争を仕掛けようとしていたのだ。妨害に遭いながらもコブラの仲間探しは続けられ、最後のひとりが意外な人物であると判明する。こうして、仲間たちと力を合わせてギルドと戦うコブラは、自身に“恐怖”を植えつけた強敵を倒すことに成功する。
「あと2時間で夜が明ける」 「夜が明けるとどうなる?」 「知らんのか?」 「日が昇る」
また、コブラの宿敵クリスタル・ボーイとの会話も秀逸だ。サイコガンで厚さ4インチの超マイクロ鋼でできた壁をぶち破ったコブラは、クリスタル・ボーイと対峙するなり「オレをさがしてたんだろう? もっとうれしそうな顔をしろよ」と言い放つ。その後もサイコガンを放っておきながら「ノックをすべきだったかな」と悪びれもなく言うコブラにクリスタル・ボーイも「いいさ オレときさまの仲だ」と返すなど、会話だけ聞くならまるで友人同士のそれである。
その夢のなか、正統派の海賊であるという自負があるコブラは、残虐非道な行ないをするマフィア的な組織・海賊ギルドが気に食わず、ひとり反旗を翻す。海賊ギルドの船に出会っては撃墜していくコブラだが、その最中、交戦した船に乗っていたギルドの幹部、キャプテン・バイケンを取り逃がしてしまう。生き延びたバイケンはコブラを目の敵にし、それ以来全宇宙の海賊から追われる身となったコブラ……そこでトリップ・ムービーは終わり、上機嫌で帰路につくジョンソンは、夢で見たバイケンそっくりの人物に出くわすことになる。
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コブラ30周年を記念して始動した新作アニメプロジェクト「COBRA THE ANIMATION」が、ついにTVアニメーションとなって登場! ■第6話「カゲロウ山登り」何もない雪原を飛行中、20トンの金塊を積んだ飛行機が何者かに爆破され、墜落した。捜索隊が墜落した飛行機を空から探したが、何も見つからなかったという。それから数日後、雪原の渡し場に、船を待つ数人の乗客が集まっていた。彼らの目的は、この地方に十年に一度、カゲロウのごとく突如として現れるというまぼろしの山・カゲロウ山に登ることだったが、吹き荒れる雪嵐に足止めをされていた。そこへ自らをジョンソンと名乗り、素性を隠したコブラがやってくる。そんなコブラに船を待つ乗客の一人、セバスチャン神父が、ほかの乗客の紹介を始める。しかしコブラ同様に、乗客たちはそれぞれが本当の素性を偽っており・・・・・・。■第7話「山頂へ」断崖絶壁が続くカゲロウ山を登るコブラたちの前に、巨大な氷塊が落下し、雪崩が起こる。コブラの機転によって危機を脱したのも束の間、カゲロウ山の存在を疑ってしまったクレイジーマウス姉弟の弟・バッキーは足場を失い、山から落ちてしまう。どうにか洞窟までたどり着き、寒さを凌ぐバリヤーテントの中で一夜を過ごしたコブラたちだったが、夜が明けるとバッキーの姉・デイジーが凍死しているのを見つける。外されたエネルギーチューブを見て、彼女が事故に見せかけて殺されたのではないかと疑うコブラ。互いに疑心暗鬼となる残された者たち。果たしてカゲロウ山の頂上に金塊はあるのだろうか。そして彼らの中に潜む犯人の正体とは・・・・・・。
COBRA THE ANIMATION | BS11(イレブン)|全番組が無料放送
誰かコブラのコラで「もうすぐ定期メンテが終わる」「終わるとどうなるんだ?」「知らんのか? 緊急メンテが始まる」っての作ってください。もうある?
左腕にサイコガンを持つ不死身の男“コブラ”の新たなる冒険の幕が上がる! 出演者 ..
「コブラ」が連載開始になった1978年は、その前年にSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズの第1作目である「エピソード4/新たなる希望」が公開された(日本では1978年6月公開)タイミングであり、船ひとつで広大な宇宙を股にかけるスペース・オペラの機運が高まった。そんな世相もいち早く取り込んだ本作──寺沢氏は当時まだ珍しかったCGを用いた作画手法も取り入れるほど先見の明があったが、それはまた別の話──では、コブラの健在を知った海賊ギルドの面々や、彼の力を借りようと依頼を持ちかけてくる警察機構・銀河パトロールなどを軸に、実に多種多様な宇宙人や勢力との関わりが描かれる。
COBRA THE ANIMATION 第2話 黄金の扉(アニメ / 2010)
それ故に本作を読んだことはないものの、作品の存在自体は知っているという人も多そうだが、それ以外にもコブラが発するシニカルでユーモアに富んだセリフがSNSなどを中心に話題になることがあるので、そこから作品を知ったという人も少なくないだろう。
コブラたちは、ガロン星の推進器が何者かの手で動かされたことを知る。推進器 ..
「腹をたてると何をするんだ? ウサギとワルツでも踊るのか」、「神か……最初に罪を考え出したつまらん男さ」など、コブラの軽口(=名言)はそのフレーズの良さからSNSなどでも度々話題になる。(一番有名なのはコブラとジェフというキャラクターのやり取り「夜が明けるとどうなる?」、「知らんのか」をモジッた構文だろうか。こちらのセリフを変えた投稿がSNSなどで散見される)どんな緊迫した状況でもキレッキレのジョークを一発かまして事に当たる、この作品を通して漂う飄々とした空気感がコブラというキャラクター最大の魅力であり、本作の代名詞的なファクターだ。