『コブラ会』シーズン3、続編開始当初の面白さを失った残念な三作目
9月9日よりNetflixにてシーズン5が配信されたばかりの人気ドラマ「コブラ会」。本作は80年代に大ヒットした「ベスト・キッド」シリーズの主人公ダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)とライバルのジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)のその後を同キャストで描き、因縁の大会から30年以上が経ち大人になった2人が空手の指導者として再び火花を散らすという1作だ。
ここ数年、ヒット作の続編やリブート、スピンオフが大量に作られ、一つの金脈コンテンツとなっているなか、オリジナルの人気に肖った懐古趣味な作品になることもしばしば…。しかし「コブラ会」は、単なるオールドファンに向けただけの作品ではなく、むしろ過去の映画シリーズの価値すら昇華させるような1作となっている。シリーズも終わりに近づき盛り上がりを見せているいま、改めてその魅力を紹介していきたい。
コブラ会 シーズン6の動画配信サービス・視聴方法・サブスクまとめ
「現時点で具体的なことは言えませんが、1983年以来、僕はダニエル・ラルーソーの真実と、欠点も含めた正直さを演じようとしてきました。彼はかつて困難を乗り越える善良な少年で、素晴らしい師であるミヤギ先生から人生において大きな影響を受けてきた。『コブラ会』でも真実を演じ続けていて、作中ではミヤギ先生がどんな人物だったのかを探り、(シーズン6)パート3ではそのストーリーが解決に向かうことになります。」
数多くのキャラクターにスポットが当てられる「コブラ会」だが、そのなかで主人公となるのが『ベスト・キッド』(84)でダニエルのことをいじめていた悪役のジョニー。34年前の空手大会決勝でダニエルに負けたことで人生が狂ったジョニーは酒に溺れる惨めな生活を送っていた。そんなある日、不良グループにいじめられている近所の少年ミゲルを助けたところ、空手を教えてほしいと頼まれ、空手道場「コブラ会」を復活させることになる。
いじめられっ子のミゲルが空手と出会ったことで自信をつけていく負け犬の逆転劇や、子どもたちの恋愛模様といった『ベスト・キッド』でおなじみの要素はもちろん、憎きコブラ会の復活を懸念し、ミヤギ道空手を再興させ対抗してくるダニエルをはじめとする過去の因縁が絡み合いながらストーリーは進んでいく。
『コブラ会』クリエイターが明かす、映画&ドラマで「一番強い&賢いキャラ」TOP5 ..
「ベスト・キッド」シリーズのその後を描き、これまで5シーズン・50エピソードにわたって濃密な人間ドラマが繰り広げられてきた「コブラ会」。待望のファイナルシーズンの第1弾が7月18日(木)から配信される。
空手の指導者となったジョニー(ウィリアム・ザブカ)とダニエル(ラルフ・マッチオ)の因縁を中心に、かつての悪役ジョニーが子どもたちと共にダメ中年から脱却しようと成長していくストーリーが胸熱な本作。また並行して語られるティーンエイジャーたちの物語も魅力的で、恋愛や友情における裏切りが横行するなど意外にもその中身はドロドロ。未熟ゆえの軋轢やすれ違いが劇的なドラマを生みだしてきた。
自宅テレビで1〜3まで一気見したおかげで、ダニエルさんの一貫したキャラ設定wに、特に違和感を感じませんでしたが、どうしてこうも、女子を取っ替え引っ替えするんだろ?的なことは思いましたwww
映画のヒロインは青い目のブロンドが多いですが、男性の主役はあまり多くないですよね。バービーの相手役のケンみたいな扱いだったり、敵キャラのメインの意地悪なハンサム役みたいな位置だったりして、確かにカナダにいる金髪くんはお高く止まってる感じがしますw モテるんだろうけど、性格がいいかはあまり絡みがないのでわかりませんwww
続編もここまで来ると無理クリ感がすごいんですが、確かに良かれと思って新しい盆栽を取りに崖まで行って、助けてもらうために試合出場を承諾して、でもMr.ミヤギは指導してくれないから仕方なくコブラ会の門を叩いて…
と、個人的にはダニエルさんへの同情を禁じ得ないストーリーw、出涸らし感もありましたが、まあまあ楽しめました。
試合も1にも増して、まあ卑怯、卑怯w。「心が折れた」と最初に使ったのは神取忍さんらしいですが、まさにダニエルさんの心を折る試合!そこでやっぱり必要なのは日本の武士道精神ですよね。
パリオリンピックでも、あんなに差別に会い、不利なルール変更や審判のエコ贔屓があっても金メダル数世界第3位は、やはり日本人が教育を通して連綿と受け継いでいる高い精神性を感じました。
もちろんこの作品は総興行収入も4000万ドルに届かず、評価も5.3。駄作ではあったかもですが、日本人の心の強さは無くしてほしくないと切に願いながら観てました。
【Netflix】コブラ会 Cobra Kai【ベストキッド】 3
まずは物語についてざっくりとおさらい。30年前の「オールバレー空手選手権」でダニエルに敗れたジョニーは、仕事が続かず昼からビールを飲んでばかりの生活を送っていた。ある日、隣に越してきたばかりの高校生ミゲル(ショロ・マリデュエニャ)がいじめられているところを助けだすと、空手を教えてほしいと頼まれ、かつて所属していた空手道場コブラ会を再興。新たな人生をスタートさせていく。
一方、その噂を耳に挟んだダニエルは、かつて自分を傷つけたコブラ会の復活に不安を抱くと、ミヤギ道を復興させ、父ジョニーを憎むロビー(タナー・ブキャナン)や娘のサム(メアリー・マウサー)に空手のいろはを叩き込み対抗。
またはコブラ会がバレー地区空手界の顔として君臨するのか?
●監督 ジョン・ハーツウィッツ/ジョシュ・ヒールド/ヘイデン・シュロスバーグ
あの頃の青春ドラマ再び…からの今の青春ドラマ!
実はDisney+のドラマシリーズよりNetflixの今作の方が楽しみなのです。
なぜならば、どらごんづ★ベスト・オブ・ベスト映画「ベスト・キッド」(1984年~)シリーズの続編だから。
嬉しいのは、あの頃のあの人がオリジナルの俳優さんそのまま出演してくれているってこと。
すっかりオジさんになった、ダニエル、ジョニーの物語と、空手の教え子たちの物語。
ちゃんと当時のリスペクトも加え、作品愛溢れる作品に仕上がっております。
NETABARE記事ですのでご注意を。
コブラ会
コブラ会を倒すために、ようやくガッツリと手を組んだダニエルのミヤギ道とジョニーのイーグル・ファング。
その2つの道場に対抗するために、クリースもコブラ会を強化するために助っ人を呼ぶ。
それは…テリー・シルバー!ついに登場!
もとはコブラ会の創設メンバーでもあり、詐欺まがいの言葉巧みに狙った獲物を追いつめて苦しめる。
まさに蛇のよう。
「3」ではダニエルをミヤギさんから引き離し、コブラ会に引き込むことまでしている。
クリースがシルバーに会いに行った時、え?
シルバーは、クリースをむしろなだめて、「やめろ」とまで言う。
どうした?どうした?
と、思ったら、クリーズに協力してコブラ会を強化して、ダニエルたちをねちねちと追いつめる。
ジョニーの息子のロビーや、トリィもコブラ会で更に強さを発揮。
そんな時、ダニエルの息子アンソニーを中心にいじめられていた転校生で小柄な黒人少年ケニー。
これはロビーが少年院で会った男の弟。
それがあって、イジメられているケニーをコブラ会に誘う。
ケニーはコブラ会の中でもイザコザがあったが、ロビーがかばって、みるみる力をつけていく。
かつてロビーはミヤギ道だったために、ミヤギ道の戦い方をコブラ会に指導していく。
シルバーの指導は徐々にコブラ会の中でも力を推し進め、クリーズを蚊帳の外に追いやっていく。
え?同士じゃないの?
ダニエル&ジョニー
2人はミヤギ道の道場で、協力しあっていい感じになる?
防御に特化しているのがミヤギ道。
コブラ会の流れで攻撃に特化しているのがイーグル・ファング。
一緒に稽古とか無理でした。
しまいにゃ先生同士で対決するし。
こんなドタバタも楽しいんですけども。
生徒を交換しながらお互いを高め合うことに。
闘争心メラメラのサムにはイーグル・ファングの稽古が合ったり、
本来心優しいミゲルにはミヤギ道の稽古が合ったりと、思いのほかメリットもあったりして。
オールバレーカラテ大会
クライマックスはオールバレーカラテ大会。
今回はルールが根本的に変わる。
男女の個人戦だけでなく、型だったり武器を使っての演武での審査も。
これで総合的に優勝するのは、個人ではなく道場。
この勝負で、コブラ会vsミヤギ道&イーグル・ファングの構図。
負けた方が道場を閉めると言う約束になる。
イーグル・ファングの道着が楽しみだったが、真紅の道着!
カッコいいけど、ちょっとやり過ぎ感も。
これはセンスがちょっとダサいジョニーらしい。
大会は3つ巴の戦いになるが、やはり注目はイーグル・ファングのミゲルとコブラ会のロビーの戦い。
と思うじゃないですか。
ミゲルはムチャな稽古で古傷が悪化?大会中に棄権。
そこで目立ち出すのが、コブラ会にモヒカンを切られ、ミヤギ道に落ちついた〝ホーク〟ことイーライ。
ロビーvsイーライの男子決勝!なんとイーライの優勝!
どうしても主役男子2人の後になる存在だったためにこれは嬉しい。
頑張れば目立つキャラになれるんですね!
女子決勝は当然、ミヤギ道サムとコブラ会トリィの対決!
互角の勝負であるが、審判の怪しい行為があり優勝はトリィ!
しかしトリィはこの審判の行為が満足できず、コブラ会に不信感を抱く。
ロビーも人が替わってしまったようなケニーを見て、シルバーの指導するコブラ会をやり過ぎと思い、大会後、コブラ会を脱退。
シルバーは、コブラ会の一人、スティングレイを半殺しに痛めつけており、スティングレイに犯人はクリーズだと証言させる。
そのため、クリーズは逮捕され、コブラ会はシルバーのものになる。
総括
やっぱり子供達のイザコザが、ちょっとイラッとする。
コブラ会とミヤギ道&イーグル・ファングが街中で顔を合すと、すぐケンカ。
ちょっとは大人になりなさい!
今シリーズでは、イーライたちはミヤギ道入りしたので悪者は韓国系のカイラー。
最初はミゲルがイジメられっ子。今回はケニーがイジメられっ子。
弱々しいケニーが闇落ちしていくのが悲しい。
さすがにシーズン4にまでなると、オリジナルの劇場シリーズからのサプライズはほとんどない。
テリー・シルバーが登場ということで、「3」での回想が多め。
シルバーとクリーズの戦争時の回想も観れます。
どうもこの辺りのエピソードがスピンオフ候補になってるのかも。
ミゲルは攻撃的なコブラ会より、ミヤギ道の稽古をしている方が安心する。
子ども達のビジュアルもちょっとずつ変化。
ロビーは髪を切ったけど、こっちの方がいいですね。
ダニエルの息子アンソニーがぽっちゃりから細くなって身長も伸びた。
ティーンエイジャーって、ほんとにアッと今に大きくなりますね。
ジョニーがシルバーとの戦いでミヤギ道の技を使ったのが、何か嬉しい!
大会で敗北したミヤギ道とイーグル・ファング。
ダニエルが呼んだ助っ人こそ、チョーゼン!
「2」でダニエルと死闘を繰り広げたライバル。
同じミヤギ道を学んだライバル。これは心強い!
すっかり落ち込んだ状態だけど、次回に光明を見せるエンディング。
ワクワクさせて次シリーズが楽しみ過ぎる!
『ベスト・キッド』ファンの期待を裏切らないクオリティ 『コブラ会』が傑作たる3つの理由 ..
『ベスト・キッド』(1984)は、高校生のダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)が、空手の達人ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)から手ほどきを受け、空手大会を目指す物語。のちに続編3作が製作され、2010年にはジェイデン・スミスとジャッキー・チェンによるリメイク版も公開された。また、第1作の34年後を描くドラマ「コブラ会」(2018-)も人気を博しており、シーズン6で完結を迎える。
「殴り合う前に話をすれば、そのトラブル避けられたのでは?」と思うほど子どもたちがあまりに喧嘩っ早く、また仁義を欠いた裏切りを連発することに定評のある「コブラ会」。情緒の不安定な子どもたちのなかでも物語を動かすきっかけとなるミゲルは比較的落ち着いたいい子だが、恋愛にはだらしない一面もあり、それが原因で激動の日々を送ってきた。
いじめられっ子のミゲルはコブラ会1人目の生徒となると、いじめっ子のカイラー(ジョー・セオ)を撃退し、彼と揉めていたサムの心を射止め、すっかり薔薇色のスクールライフを送ることに。しかし初めての彼女に入れ込みすぎて、酒の勢いでサムが親しげにするロビーに突っかかり、サムには愛想を尽かされてしまう。
どういうわけか『コブラ会』シーズン2は、『ベスト・キッド2』ではなく『ベスト・キッド3 最後の挑戦』(1989)をモデルとして採用した。
その後、コブラ会の一員となったトリー(ペイトン・リスト)といい感じになりつつも、パーティーの弾みでサムとキスしてしまい、その様子をトリーが目撃。この痴情のもつれを発端に学校でコブラ会vsミヤギ道の大乱闘が起きると、その最中に2階から階段の手すりに背中から叩きつけられ、一時的に下半身不随になる大怪我を負うことに。
「ベスト・キッド」シリーズのその後を描き、これまで5シーズン・50エピソードにわたって濃密な人間ドラマが繰り広げられてきた「コブラ会」。
そんなミゲルのライバルとなるのが、ジョニーの息子ロビーだ。親の離婚後、酒浸りの母のもとで荒れた生活を送っていた不良のロビーは、ミゲルを子どものようにかわいがるジョニーへの復讐のためにダニエルに接近。そこで人間として接してくれるダニエルにほだされ、彼の家に居候しながら空手を学んでいく。
大会では惜しくもミゲルに敗れたものの、父親譲りのセンスで力をつけていくロビーだったが、学校での騒動の際にミゲルを階段から突き落としてしまい行方不明に。その後「自首すれば罪が軽くなる」と説得するダニエルが呼んだ警察に捕まると、この一件でダニエルとミゲルのリハビリに付きっきりのジョニーに失望。さらに少年院出所後、親しげにするミゲルとサムを目の当たりにし、クリーズの支配するコブラ会の一員になってしまう。
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共にコブラ会を牽引する似た者同士のトリーと恋人になるロビーだが、“情け無用”を強要するクリーズ&シルバーの行き過ぎた指導によって、いじめられっ子の転校生ケニー(ダラス・デュプリー・ヤング)が残酷になるのを目の当たりにしコブラ会と決別。父ジョニーと仲直りを果たし、空手では師のダニエルのミヤギ道へと戻り、ケジメをつけていく。
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ダニエルは、チョウゼンと組んで、打倒コブラ会withホーク、ディミトリ、サムetc。長男も参加するだろうな。とにかくホークは今後もディミトリとのタッグで最強キャラやってくれ。
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あの戦いは終わっていなかった……。と書けばカッコがいいけれど、30年以上前の高校時代のことで、中年男性2人が町中を巻き込んでケンカをするなんて、あってはならないし、傍から見れば迷惑極まりない。大人げないにも限度があるが、しかし、だからこそ面白いのである。先日からNetflixにて配信が始まった『コブラ会』(2018年~)は、あの『ベスト・キッド』(1984年)の続編であり、34年前の因縁を引きずる2人の中年男性の愛憎劇であり、武道を通じて成長していく若者たちの青春群像劇だ。
8月16日〜8月18日 台風接近による『霊長類最強争奪戦』および ..
34年前、時はまさに80年代真っただ中。ナウでヤングでイケてるカラテボーイだったジョニー(ウィリアム・ザブカ)は、地区の少年空手選手権で転校生のダニエル(ラルフ・マッチオ)にKO負けを喫する。所属していたコブラ会は崩壊し、彼女だったアリ(エリザベス・シュー)も失った。田舎の高校生の人生を狂わすには十分すぎる挫折である。そのまま大人になったジョニーはいまだに80年代感覚が抜けないまま、日雇いの仕事をこなしては、酒に溺れる毎日。妻と息子とも別居状態で、まさに人生詰将棋……なのに、かつてのライバルだったダニエルは、カーディーラーとして大成功を収め、円満な家庭を築いていた。ダニエルの活躍を知れば知るほど、これまたジョニーの飲酒量は増えるばかり。そんなある日、ジョニーのアパートに移民の少年ミゲル(ショロ・マリデュエナ)が引っ越してきた。当初は移民かよと素っ気ない態度を取っていたジョニーだが、ミゲルが不良たちにボコボコにされているのを見かけ、これはイカンと止めに入る。酒浸りでもジョニーの空手は全く衰えていなかった。ジョニーが不良グループを秒殺すると、その強さに胸を打たれたミゲルが訴えた。「僕に空手を教えてください!」かくしてジョニーはコブラ会を復活させるのだが……。