タグ: コブラ・キング・レーダー · 【弾道ミサイルの監視役】 ミサイル追跡艦 ハワード・O・ローレンツェン 〈3JKI07〉.
アメリカ軍は、弾道ミサイルやロケットを追尾するアメリカ空軍の巨大レーダー「コブラキング」を搭載した船「ハワード・O・ローレンツェン」を運用している。
コブラKING TOURアイアン(2023)のレーダーチャート
このフネ、上部構造の後半部に、後ろ向きに2基の巨大なレーダーを設置しているが、前方・上段のレーダーがXバンド、後方・下段のレーダーがSバンドだとされている。これらのレーダーはCJR(Cobra Judy Replacement)、別名「コブラ・キング」と称し、担当メーカーはレイセオン社。
その特徴はなんといっても、船体後部にある2基の巨大レーダーであり、これは弾道ミサイルを発射から着弾まで切れ目なく監視できる「コブラキング」という高性能レーダーです。
Air Forces new maritime radar becomes operational
重さ200トンのコブラキングは「Sバンド」「Xバンド」の双方に対応したレーダーですが、これは前者が多目標の探知・追跡に向いているのに対して、後者は特定の目標に関する精密追跡を行えます。よって、コブラキングの搭載によって、それぞれの特徴を活かした追跡が可能になりました。