一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg


また、イソトレチノインの服用中は、鼻の乾燥や日光過敏症もよくみられます。
日頃から保湿剤を塗ったり日焼け止めや日傘を使用したりし、なるべく副作用症状を防ぎましょう。


これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。

副作用の中でも口唇炎や唇の乾燥は起きやすく、イソトレチノインの服用量が多くなるほど起こりやすいとも言われています。

ニキビの中でもぼこぼことした頬や顎のニキビは嚢胞性ざそうと呼ばれ、非常に治りにくいです。このタイプのニキビはイソトレチノインを使った治療が有効なケースが多いです。

イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。

◆妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方
◆授乳中の方
イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。
そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は避妊していただく必要があります。もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。
◆15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方
イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
◆テトラサイクリン系の薬剤を内服されている方
◆うつ病その他の精神疾患で治療中の方
◆肝機能障害のある方
◆中性脂肪、コレステロールの高い方
◆ビタミンA過剰症の方

イソトレチノインの副作用は多岐に渡りますが、代表的なものは皮膚の乾燥と、口、鼻、眼の粘膜の乾燥です。この副作用はほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など

ニキビ跡の代表的な症状は「赤み」、「黒ずみ」、「盛り上がり」、「へこみ」です。ここではニキビ跡について、イソトレチノインで期待できる効果を紹介します。

重症ニキビに使用されるイソトレチノイン(アクネトレント)の効果は?

早めにイソトレチノインを服用することで、これまでニキビに悩んでいた時間を有効活用できますよ。

イソトレチノインが使えない方

・妊娠中の方(催奇形性のため)
・妊娠を考えている方
・授乳中の方
・小児(少なくとも12歳以下では使用できません。
骨の発達障害のため)


服用期間中とその前後1カ月間に性行為をする場合は、必ず避妊を行ってください。 ..

効果が高い分、多くの注意事項がありますので事前にご確認ください。
胎児の催奇形性があるため、妊娠されている方、近いうち妊娠を希望されている方は内服できません。
女性は内服中と内服終了後6ヶ月間は避妊が必要です。
男性もパートナーを妊娠させないようにしてください。(内服中と内服終了後1ヶ月間は避妊が必要です。)
内服中および内服終了後1ヶ月間は献血ができません。
授乳中および内服終了後1ヶ月間は授乳ができません。
ほぼ必発するのが全身の強い乾燥で目・鼻・唇の乾燥や手足の皮むけが目立ちます。しっかりと保湿を行ってください。
内服中および内服終了後6ヶ月は日焼けをしやすいためUVケアをしっかり行ってください。
内服中および内服終了後3ヶ月は脱毛などのレーザーや光の治療は行わないでください。
飲み忘れがあった場合その分は内服せず、次の服用時間に通常量を内服します(絶対に一度に2回分を内服しないでください)
未成年の方は親権者同意書が必要です。

【ニキビ/毛穴】第1回イソトレチノイン服用の疑問にお答えします

イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果や、毛穴まわりの角質詰まりを抑える効果があり、ニキビにとても有効です。

ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin

ニキビは治療を受けずに放置していると、少しずつ症状が悪化してニキビ跡の原因になってしまうかもしれません。とくに膿の詰まった赤みのあるニキビ(嚢胞性ざ瘡)は難治性のニキビで深い場所の組織まで炎症が波及するため、ニキビ跡が残りやすいニキビです。イソトレチノイン以外の施術や治療で期待した効果を実感できないときには、早めにイソトレチノインの治療を開始することで、ニキビ跡の症状が悪化するのを防げるかもしれません。

※当院では難治性ニキビに対するイソトレチノイン内服やニキビ跡(ニキビ痕)の ..

原因は明確になっていませんが、食べ物やストレスなどの体の内部環境、気温や紫外線などの外部環境、毛包虫(demodex folliculorum)などが関与しているといわれています。イソトレチノインは、皮膚下の毛を生成する毛包の環境を整えるため、酒さの原因菌とされる毛包虫を減らすことが可能です。

美容皮膚科医師がニキビ治療にイソトレチノインを飲んでみた体験談

様々な副作用があるため、イソトレチノインの服用は怖いと思う方も多いです。
ですが、どんな副作用があるか知っておくこと、副作用の症状の早期発見で悪化を予防することができます。

・必ず医師の指示に従って服用してください。 ・服用期間中とその前後1か月間に性行為をする場合は、必ず避妊を行ってください。

イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシスを促すため 8、治療後もある程度は皮脂量の減少を認めます。しかし、収縮した皮脂腺のサイズはもとに戻るため、大部分の皮脂は戻ります。

イソトレチノインのニキビに対する効果


妊娠中・妊娠の可能性がある方
授乳中の方
肝機能障害のある方
血液検査で異常が見つかった方
うつ病などの精神疾患や心疾患の方
ビタミンA過剰症の方
成長期の方(骨端線が閉鎖し、身長が伸びにくくなる可能性があります)

イソトレチノインには、以下の効果があります。

あわせて近年では
比較的低容量のイソトレチノイン(0.3~0.5mg/kg/day)
でも効果が期待できるとされており、
日本人においては欧米人と比較すると
重症の方が少ない、副作用を軽減する、
他のニキビ治療約と異なり保険適応と
ならないことなどの事情もあり、
この低容量で開始することが多いようです。

またイソトレチノインの効果や経過には個人差があります。

イソトレチノインを数ヶ月続けた後は、服用を辞めてもニキビは数年できにくいとされています。
服用を辞めた後に再発が起きにくいイソトレチノインの量や日数は、体重から計算できます。

ニキビ薬のイソトレチノイン(アキュテイン)の怖い副作用

:きちんとご自身に合った治療期間を経て終えれば、長期間ニキビを大幅に減らすことができます。
例)約5か月間の服用治療終了後、3~5年はニキビが作られにくくなることが検証されています。
ただ、イソトレチノイン自体直接的な抗菌作用はなく、あくまでもアクネ菌の数を減らすことが目的なので皮脂の大部分は戻ってきます。

イソトレチノインをやめた後は? イソトレチノインは、ニキビができにくいように肌質を整えてくれる効果も期待できます。 またイソトレチノインをやめた後にもその効果は長期にわたって持続します。 最も強い効果が出た場合、内服をやめたあとも皮脂の分泌が減り、半永久的にニキビができなくなることがあります。 2023年5月1日

イソトレチノインは酒さのポツポツに対しても有効な治療で、メトロニダゾール、アゼライン酸、イベルメクチンといった酒さの塗り薬やビブラマイシンなどの酒さの抗生剤で治らない場合に試す価値があります。

イソトレチノイン内服

イソトレチノインには皮脂腺を縮小させる働きがあり、この作用により皮脂の生成を減少させます。これがニキビの原因菌として知られるアクネ菌の生存環境に影響を与えます。

毛穴

イソトレチノインの適切な服用量と使用法を患者に指示せず、副作用も適切に管理していないクリニックがあります。そういった場合、有効率が低くなり、再発率も高くなります。適切な用量と治療期間を守ることが大切です。

1クール・・・5〜6ヶ月間が目安※軽症の方や副作用が強い場合は、期間や内服量は個人により変わります。 ※難治性や重症の場合、延長することがあります。

治療期間は4〜6ヶ月間とされていますが、イソトレチノイン療法はニキビが完全に消失するまで継続しなくてはなりません