コブラの「KING COBRA」ウェッジは定価149ドル。現在発売中
以前にもお伝えしたように、用品業界ではグラインドの遠回しな表現方法として研磨を用いることが好むが、コブラでは、適切にプログラミングされたロボットが繊細な作業をすることで、より一貫性のあるグラインドが可能となり、重量と厚さのバラツキを軽減させることができるのだ。
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また、コブラでは他メーカー同様に、ロフトごとの弾道とスピンを最適化するため「プログレッシブグルーブ」という手法を採用。ロフト48度から54度までは、(フェース全面ではない)従来の溝を採用し、溝の幅は狭く深くなっている。
コブラによると、MIM製法により粒子が均一化されるので素材の中に隙間がなくなり、最終的に鍛造よりもフィーリングが良くなるという。
コブラ「KING COBRA」ウェッジは『スネークバイト・グルーブ・テクノロジー』を搭載
コブラの『KING MIM BLACK』ウェッジは、通常の追加モデルのリリースと同様、ブラックであることを除けば(昨年発売の)現行の「MIM」ウェッジと同じだ。そこそこ耐久性のあるQPQ仕上げは別として、唯一の注目すべき変更点は、「MIM」のラインナップがハイバウンスとローバウンスモデルにまで拡張されたということだろう。
コブラでは、全ウェッジの溝をシャープにすることでそうした「運」を排除しようと考えたわけだ。
【2024年12月】コブラ(ウェッジ)のおすすめ人気ランキング
コブラウェッジのミッドバウンスモデルであるこのシリーズは名前の通り様々なコンディションに対応するためにデザインされている。
今回の主な特徴は、ハイロフトのウェッジにおいて「フェース全面の溝」と、コブラが名付けた「スネークバイト・グルーブ・テクノロジー」への仕様変更となっている。どこのメーカーも同じことを言うように、どんな溝も「スピンを最大化」するために開発されているのだ。
コブラ『KING MIM BLACK』ウェッジ 新色と新グラインドが登場
コブラ名物のノッチデザインにより、リーディングエッジを地面に近づけたまま、ヒールとトゥ部分が削られていることでグリーン周りでのフェースの操作が容易になっている。
そして8年経った今、『KING MIM』と『KING MIM BLACK』を送り出しているコブラは、アイアンとウェッジにおいてイノベーションの最前線にいると言える。
コブラゴルフ/KING/KING V グラインド ウェッジのクチコミ評価
MyGolfSpyをやっている中で、コブラのウェッジが不人気だったことはなかったはず。全てが変わったのは2012年に再販されたトラスティ・ラスティからだった。
「MIM製法」で鋳造や鍛造より柔らか打感!? コブラ『KING MIM』ウェッジ、6月27日デビュー.
コブラのハイバウンスオプションであるクラシックグラインドは、スタンダードなソール形状でトレーディングエッジが削られている。コブラの中では、打ち込むタイプのスイングに合うウェッジと言えるだろう。
コブラ KING ウェッジ ワイドロー 2016 D/G ダークスチール
コブラ「KING COBRA」ウェッジは、このカテゴリーの新作として期待されるものが全て詰まっていると言える。まず名前が新しい。アップデートされた「KING COBRA」のロゴは、“革新”という同社の伝統を想起させる。
COBRA コブラ ウェッジ 2023 SB スネークバイト 60度 クラブ
また、コブラの『KING MIM BLACK』ウェッジは、「MIM」として初めてワンレングスもラインナップ。ワンレングスアイアンを使うプレーヤーに非常にマッチしたウェッジであることは言うまでもない。
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コブラの新作「KING COBRA」ウェッジが、スピンを最適化する「スネークバイト・グルーブ」で新風を吹き込む。
SNAKEBITE ONE Length Wedge 2023-2024 Wedge
コブラは現在もアーコスと提携しており、今回の「MIM」ウェッジにはアーコスのセンサーが装着されたラムキンの「クロスライン・コネクトグリップ」が採用されている。
[COBRA 2023 SNAKEBITE CHROME DG105 WEDGE]
「KING COBRA」ウェッジのラインナップは、全体的に見るとバランスが取れていると言えるが、それは右打ちでのお話。左打ち用は「バーサタイル・グラインド」の52度、56度、60度に限定される。