トレチノインを塗布してから時間をおいて保湿剤を使用しても大丈夫です。


妊娠中の方、授乳中の方、妊娠予定の方は使用できません。トレチノインクリームの反応が強い方の使用もお勧めできません。


トレチノインの作用よりは弱いものの、レチノールにもシワ改善作用があります。

トレチノインには表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出す働きがあり、外用すると、表皮の細胞は活発に増殖して押し上げられていきます。

トレチノイン(レチノイン酸)はビタミンAの誘導体で、現在、日本でも一部の高価格帯の化粧品にしわに効果があるとしてレチノールという成分が配合されているものがあります。しかし、レチノールはレチノイン酸の約100分の1の生理作用しかないため治療効果を認めるまでには至っておりません。

通常、トレチノインを塗り始めて2~3日後からレチノイド反応が始まります。

また、トレチノインを長期間外用すると表皮、真皮を厚くする作用があり、ヒアルロン酸やコラーゲン産生を促進し、真皮血管の新生により肌の若返りも果たすため、小ジワの治療にも使用されます。

通常、市販されている美白剤にはメラノサイトがメラニン色素を作る量を減らす有効成分が含まれてはいますが、その作用が非常に弱く、現在沈着しているメラニン色素を外に出すような作用はないため、すでに存在しているシミには効果が出にくいです。

. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。

(*)必須なものではありませんが、トレチノイン、ハイドロキノンと一緒に使用することにより美白の相乗効果が得られるため、お奨めいたします。ビタミンCローションは場合によっては少ししみる方もいらっしゃいますが、アレルギーなどの副作用がまったくないものです。
ビタミンCは直接肌に塗っても浸透しないのですが、当院でご紹介しているものはビタミンCの誘導体という形なので、効果があります。統合的な治療をお奨めいたします。

早い効果を求めるなら、レーザーの方が適当です。レーザーではシミの原因になるメラニンに直接作用してメラニンの多い皮ふを除去しますので効果は非常に早いです。
ですので、そこまでは考えておられない方にお勧めできる治療です。即効性はありませんが、自宅で可能でありゆっくりとした効果は期待できます。

トレチノイン | 前田メディカルクリニック | 栃木県小山市の美容皮膚科

同じレチノイドであるレチノールとトレチノインですが、その違いは何なのでしょうか?下記の表に簡単にまとめました(肌のクリニックまとめ)。

トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。そのため、紫外線のケアが悪いとかえってしみを作る事になりかねません。を使ってください。当院で扱っております。
また、皮膚の角質層がはがれるため、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなった状態にもなっています。乳液や保湿剤で十分なケアをする必要があります。保湿、紫外線ケアをした上で、普段通りにメイクして結構ですが、できれば遮光用ファンデーションなどを使用してください。肌がひどく乾燥して、治療が必要な状態になった場合は、当院皮膚科でお薬を処方することもあります。その場合の治療は、保険診療の対象となる場合もございます。


トレチノイン治療を実践される際の手助けとなれば幸いです。 治療が受けられない方

当クリニックではスマートフォン・パソコンからご利用できる当日の順番受付システムを導入しております。初診の方も利用できますので、待ち時間の短縮のためお気軽にご利用ください(再診と初診は同時に利用できません)。

トレチノインはビタミンA(レチノール)活性体で、正式には「オールトランスレチノイン酸」といいます。 ..

ビタミンAの誘導体であるレチノイン酸には、皮膚を若返らせる効果があります。通常、30日~40日周期で表皮の細胞は生まれ変わりますが、レチノイン酸を塗ると肌の新陳代謝が活発になり、この周期が20日程度に早くなり、新しい細胞がどんどん出てきて、生まれ変わったようになります。その結果、しみやくすみなどの改善がみられ、また皮膚に張りが出てきて、しわが少なくなります。塗り始めて3日ほどすると、かさつきや赤みが出てきますが、これは薬がしっかりと作用し始めたサインです。通常は2~3週間ほどで自然とおさまっていきます。

トレチノインとは トレチノインは米国では、しわ、にきびの治療医薬品として ..

トレチノインは、皮膚科では古くから、シワ、ニキビ、シミ、毛穴の治療薬として用いられています。

ハイドロキノン、トレチノイン外用療法 · ハイドロキノン · トレチノイン(レチノイン酸).

レーザー治療ができない肝斑(かんぱん)や炎症後の色素沈着に対しても、トレチノインクリームは使用できますので、症例を限ればレーザー治療よりも適当なことがあります。

あらゆる色素沈着症や老化した皮フが対象です。 トレチノイン治療とは

治療を開始したら、まず1週間後に一度受診してください。その後は2週間に1度程度の診察が望ましいです。はじめの1ヶ月間は特に大切な時期です。薬の効き方には個人差があり、個別に反応を見ながらの治療になりますので、定期的に診察が受けられる時期に始められる様お奨めいたします。

トレチノインとレチノールの違いについて | 表参道美容皮膚科

トレチノインとは、ビタミンAの誘導体で生理活性の主役物質です。レチノイン酸(C20H28O2)の全トランス型で、All-Trans-Retinoic Acidの頭文字を取って、ATRA(アトラ)とも呼ばれています。そのため、トレチノイン≒レチノイン酸と考えていただいて構いません。

小じわ、シミ、ニキビに有効なクリームです。 レチノイン酸はビタミンA(レチノール)の誘導体で皮膚の老化を遅らせます。

基本的に同時では行いません。ハイドロキノンはレーザー治療に必ず併用していただきますが、トレチノインクリームは赤みが生じるため、レーザーの反応が強くなる可能性があります。レーザー治療が一旦終了した後でトレチノインクリームを開始することは可能です。

シミ・小ジワ・くすみ・ニキビ・肝斑(かんぱん)などの複数のお悩みがあるお肌にも。 トレチノインとは

治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。

ニキビや美肌治療で使用するトレチノインを医師が解説。 | 公式コラム

大多数のシミは、表皮の一番深い層(基底層)周辺にメラニン色素が沈着しています。

市販のものは、ニューダームシステムの主役となる「トレチノイン」、「ハイドロキノン」は含まれておりません。 トレチノイン(レチノイン酸)

トレチノイン(レチノイン酸)は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、アレルギー反応を起こすことはありません。

トレチノインによるシミ治療について 原理 表皮の細胞は表皮の一番深い層( ..

トレチノインクリームですでに作られているメラニンの排出を促進し、ハイドロキノンで新たなメラニンの産生を抑制することが治療の柱となります。

13-cis-レチノイン酸; 13-シスレチノイン酸; 13-cis-Retinoic acid

しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。

メラニン産生を抑えるハイドロキノンとの併用により相乗効果がみられ、シミが改善されます。 臨床効果:シミや色素沈着の改善、ニキビ

実際に0.25%、0.5%、および1.0%のレチノールと、その1/10濃度のトレチノインを比較したランダム化二重盲検試驗では、シワ、肌の色調、色素沈着、触覚の滑らかさ等において、有効性に有意差はなかったことが報告されています4

外用薬 | 美容皮膚科 六本木スキンクリニック(東京・六本木)

*トレチノインには耐性(長く使っていると、効果が得られにくくなること)が生じると言われているので、最長でも使用期間は8週間程度を目安としてください。

ヒアルロン酸注入 · リジュラン注入 · プロファイロ · ジュベルック · ボトックス ..

トレチノイン(レチノイン酸)は米国ではシワ・ニキビの治療医薬品として、FDAに認可されており、非常に多くの方に皮膚の若返り薬として使用されています。

トレチノイン | 敏感肌も安心のくみこクリニック四条烏丸院 京都

ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。