・牛に本剤をデキサメタゾンとして0.05 mg/kg単回皮下注射


本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本療法が適切と判断される症例についてのみ実施する。適応患者の選択にあたっては,各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意する。また,治療開始に先立ち,患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し,同意を得てから投与する


マウスのブラジキニンによる足蹠浮腫に対し、デキサメタゾン 0.15、0.5、1.5mg/kg 皮下注射の浮腫.

デキサメタゾンとして静注・筋注1回1.65~6.6mg,3~6時間ごと。点滴静注1回1.65~8.3mg,1日1~2回。関節腔内注,滑液のう内注1回0.66~4.1mg,原則として投与間隔2週以上。軟組織内注1回1.65~5mg,原則として投与間隔2週以上。腱鞘内注1回0.66~2.1mg,原則として投与間隔2週以上。硬膜外注1回1.65~8.3mg,原則として投与間隔2週以上。脊髄腔内注・胸腔内注1回0.83~4.1mg,週1~3回。腹腔内注1回1.65mg。局所皮内注1回0.04~0.08mg,最大0.83mgまで,週1回。結膜下注1回0.33~2.1mg。球後注1回0.83~4.1mg。点眼1回0.21~0.83mg/mL溶液1~2滴,1日3~8回。ネブライザー,鼻腔内注,副鼻腔内注,喉頭・気管注,中耳腔内注,耳管内注1回0.08~1.65mg,1日1~3回。鼻甲介内注,鼻茸内注1回0.66~4.1mg。食道注1回0.83~1.65mg。以上,年齢・症状により適宜増減。〔多発性骨髄腫〕点滴静注ビンクリスチン硫酸塩,ドキソルビシン塩酸塩と併用。1日33mg,21~28日を1クールとし,第1~4日目,第9~12日目,第17~20日目に投与。投与量・投与日数は年齢・状態により適宜減量。〔抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状〕静注・点滴静注1日3.3~16.5mg,1~2回分割投与。最大16.5mgまで。

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔失神,意識喪失,呼吸困難,顔面蒼白,血圧低下等が発現〕【11.1.2】誘発感染症,感染症の増悪〔[9.1.1参照]。誘発感染症,感染症の増悪が発現。また,B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎が現れることがある。B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現が認められた場合には減量を考慮し,抗ウイルス剤を投与。[8.2,8.3,9.1.1,9.1.3,9.1.10参照]〕【11.1.3】続発性副腎皮質機能不全,糖尿病〔[9.1.4参照]〕【11.1.4】消化性潰瘍,消化管穿孔,膵炎〔[9.1.1参照]〕【11.1.5】精神変調,うつ状態,痙攣〔[9.1.1参照]〕【11.1.6】骨粗鬆症,大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死,ミオパシー,脊椎圧迫骨折,長骨の病的骨折〔[9.1.5参照]〕【11.1.7】緑内障,後嚢白内障〔[8.4,9.1.1参照]〕【11.1.8】血栓塞栓症〔[9.1.1参照]〕【11.1.9】喘息発作〔[9.1.11参照]〕【11.1.10】腫瘍崩壊症候群〔リンパ系腫瘍を有する患者に投与した場合,腫瘍崩壊症候群が発現。適切な処置(生理食塩液,高尿酸血症治療剤等の投与,透析等)を行う。[8.6参照]〕

持続皮下注射刺入部の発赤・硬結の出現頻度とその予防に関する検討

皮下投与の分類には、皮下点滴・持続皮下注射(continuous subcutaneous injection: CSI)・皮下注射(subcutaneous injection: SC)の3種類がある。皮下投与は在宅に限らず病棟でも非常に有用で、安全性が高く患者の苦痛が少ない投与経路である。「点滴が漏れたが、何度穿刺しても静脈が確保できない」という苦痛からの解放は、患者と医療者の双方に大きなメリットがある。・

皮下点滴は静脈点滴と比較し血流感染も少なく、針も概ね1週間毎を目安に交換すれば良い(オピオイドであれば入浴前にレスキューしてから抜去し、入浴後に再留置すれば良い)。翼状針よりもテフロン針のほうが持ちが長く、皮膚損傷の可能性も少ない(図II-5、6)。...

予防にはデキサメタゾンの混注が良いといわれるが, その効果を提示した文献は少ない

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使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

・使用者はその取扱いに際し、目や皮膚等に付着しないように注意して使用すること。

(犬及び猫に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

①対象動物の使用制限等

・本剤に対して過敏症の既往歴のある犬・猫には使用しないこと。

②重要な基本的注意

・本剤は副腎皮質ホルモン系薬剤であるので、犬・猫の症状及びその程度を十分考慮して、慎重に選択し使用すること。

③副作用

・本剤は妊娠動物に投与すると流死産、後産停滞を起こすことがある。

・本剤は泌乳量の減少を起こすことがある。

・本剤は感染症を悪化させることがある。

・本剤はときに誘発感染症を起こすことがある。

④その他の注意

・本剤は実験動物において催奇形性、培養細胞において変異原性を示したとの報告がある。

デキサメタゾン(先発名:レナデックス8mg)を併用 (75歳以上)